ウォン・ビン主演、『アジョシ』、9/19、TOHOシネマズトリアス久山にて鑑賞。2011年29本目。
韓国映画はあんまり好きではありません。
それなりに話題作は押さえてるつもりなんですが、どうもピンとこないんですよね(見てないのも多いけどね)。
これまでに見た韓国映画を挙げると、『火山高』に始まって、『オールド・ボーイ』、『殺人の追憶』、、『グエムル-漢江の怪物』、『グッド・バッド・ウィアード』、『チェイサー』、『渇き』etc。
どの作品も好きじゃないです。
なぜ好きじゃないのか、理由は明白、自分は単純にハッピーエンドが好きだから(微妙な違いですが、単純“な”ハッピーエンドはバッドエンドよりも嫌いです)。
今挙げた作品はだいたい見終わった後、胃が重くなるような結末を迎えるんですよねぇ。
バッドエンドは現実だけで充分!!というのが自分の考えです。
ただ、好きではないとはいえ、認めるものはあって、韓国映画を観るとどの作品でもそのパワフルさにはひたすら圧倒されます。やっぱり一日中焼肉食ってる奴らはパワーが違う(注:食べてません)。
でも、認めるものはあっても、やっぱり好きではないので、最近は韓国映画もスルーしがちでした。
それがこの『アジョシ』を観ようと思ったのは、やっぱりそのプロットに惹かれるものがあったから。
美少女を救うために命を懸ける、それは男の夢!!
・・・・・。
あれ、賛同者が少ないな。っていうか、お願いだから引かないで…。
まぁともかく、面白かったですよ、『アジョシ』。
何かいろいろツッコミどころはありましたけどね。
例えば「アジョシ」ことテシク(演じるはウォン・ビン)が鏡の前で鍛え抜かれた肉体をうりゃああああとばかりに披露するシーンがあるんですが。
でもテシクは、三年前に妻を殺されてから自堕落な生活を送っていた、という設定なんですよ。三年間自堕落な生活を送っている奴があんな肉体を維持できるんかぁ?それとも裏では密かに筋トレを欠かさなかった?
最高にカッコいいシーンではあるんですが、同時に「ねぇよ!!」とツッコミを入れたくもなりました。
また、クライマックスでテシクが敵のアジトに乗り込んで、十七対一の壮絶な格闘シーンを繰り広げます。
この格闘シーンは白眉で、間違いなく本年観たアクションシーンのナンバーワンだと思うのですが。
でも敵組織が、戦闘力が未知数の奴が乗り込んでくるとわかっていながら(不意打ちを仕掛けたわけではない)、えらく装備が軽いんです。
ナイフとかバットとか、君たちは街でたむろする不良高校生ですか?ぐらいの軽装。銃を持ってる奴が一人か、二人ぐらいしかいないんです(もっといたかもしれないけど)
最高の格闘シーンではあるけど、同時に不自然さが鼻につきました。
ここらへんの演出は、素手によるアクションとガンアクションを上手く振り分けていた『ジェイソン・ボーン』シリーズには遠く及ばないなぁと思いました。
いろいろケチをつけてしまいましたが、これまで見た韓国映画の中では間違いなく一番面白く、またアクションシーンは本年ナンバーワンだと思います。
ただ、誰にでも薦められるかというとそうでもなく、エグいシーンは結構エグいので、そういったものが苦手という方は観ない方がいいかもしれません。
お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
韓国映画はあんまり好きではありません。
それなりに話題作は押さえてるつもりなんですが、どうもピンとこないんですよね(見てないのも多いけどね)。
これまでに見た韓国映画を挙げると、『火山高』に始まって、『オールド・ボーイ』、『殺人の追憶』、、『グエムル-漢江の怪物』、『グッド・バッド・ウィアード』、『チェイサー』、『渇き』etc。
どの作品も好きじゃないです。
なぜ好きじゃないのか、理由は明白、自分は単純にハッピーエンドが好きだから(微妙な違いですが、単純“な”ハッピーエンドはバッドエンドよりも嫌いです)。
今挙げた作品はだいたい見終わった後、胃が重くなるような結末を迎えるんですよねぇ。
バッドエンドは現実だけで充分!!というのが自分の考えです。
ただ、好きではないとはいえ、認めるものはあって、韓国映画を観るとどの作品でもそのパワフルさにはひたすら圧倒されます。やっぱり一日中焼肉食ってる奴らはパワーが違う(注:食べてません)。
でも、認めるものはあっても、やっぱり好きではないので、最近は韓国映画もスルーしがちでした。
それがこの『アジョシ』を観ようと思ったのは、やっぱりそのプロットに惹かれるものがあったから。
美少女を救うために命を懸ける、それは男の夢!!
・・・・・。
あれ、賛同者が少ないな。っていうか、お願いだから引かないで…。
まぁともかく、面白かったですよ、『アジョシ』。
何かいろいろツッコミどころはありましたけどね。
例えば「アジョシ」ことテシク(演じるはウォン・ビン)が鏡の前で鍛え抜かれた肉体をうりゃああああとばかりに披露するシーンがあるんですが。
でもテシクは、三年前に妻を殺されてから自堕落な生活を送っていた、という設定なんですよ。三年間自堕落な生活を送っている奴があんな肉体を維持できるんかぁ?それとも裏では密かに筋トレを欠かさなかった?
最高にカッコいいシーンではあるんですが、同時に「ねぇよ!!」とツッコミを入れたくもなりました。
また、クライマックスでテシクが敵のアジトに乗り込んで、十七対一の壮絶な格闘シーンを繰り広げます。
この格闘シーンは白眉で、間違いなく本年観たアクションシーンのナンバーワンだと思うのですが。
でも敵組織が、戦闘力が未知数の奴が乗り込んでくるとわかっていながら(不意打ちを仕掛けたわけではない)、えらく装備が軽いんです。
ナイフとかバットとか、君たちは街でたむろする不良高校生ですか?ぐらいの軽装。銃を持ってる奴が一人か、二人ぐらいしかいないんです(もっといたかもしれないけど)
最高の格闘シーンではあるけど、同時に不自然さが鼻につきました。
ここらへんの演出は、素手によるアクションとガンアクションを上手く振り分けていた『ジェイソン・ボーン』シリーズには遠く及ばないなぁと思いました。
いろいろケチをつけてしまいましたが、これまで見た韓国映画の中では間違いなく一番面白く、またアクションシーンは本年ナンバーワンだと思います。
ただ、誰にでも薦められるかというとそうでもなく、エグいシーンは結構エグいので、そういったものが苦手という方は観ない方がいいかもしれません。
お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。