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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

人生の縮図。

2009-02-08 23:49:37 | UFOキャッチャー
 まずはご報告から。
 先日の記事で「変換が上手く出来ないよ~」と弱音を吐いていましたが、皆さんのアドバイスのおかげであっさりと修復することが出来ました。
 いやぁ、やっぱりスムーズに変換出来るとストレスが溜まらなくていい!!
 ありがとうございました。

 
 


 


 写真は土曜日、映画を観る前にUFOキャッチャーでゲットしたキティちゃんのクッションとリラックマの壁掛け時計。
 どちらもワンコインで取れました。
 などと書くといかにもUFOキャッチャーの名人のように思われるかもしれませんが然に非ず、取れなかったものに大金を浪費してしまいました。
 手に入るものは案外何でも簡単に手に入るけれど、手に入らないものはどれほど努力しても手に入らないといういい見本ですね。
 そう、UFOキャッチャーとは人生の縮図なのです(んなわけない)。
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ベンジャミン・バトン/数奇な人生。

2009-02-07 23:59:55 | 新作映画
 デビッド・フィンチャー監督、ブラット・ピット主演、『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』、2/7、Tジョイ久留米にて鑑賞。2009年8本目。

 何とも不思議な映画でした。
 まず、二時間四十七分というそれなりの長尺でありながら、その長さを微塵も感じさせないのです。せいぜい三十分程度の短編映画を観た時のような感覚?
 それはつまり、フィンチャーの演出の手堅さを物語っているのだと思いますが、考えてみれば本作のような演出の手堅さが何より要求される作品の監督がフィンチャーであることも不思議な話です。
 実際本作はスティーブン・スピルバーグとトム・クルーズのコンビで企画が進められていたそうで、本当にそれで製作されていたらどうなっていたでしょうね?
 おそらく、これほど深みのある作品にはなっていなかっただろう、そう思えます。
 
 ごくごくシンプルなストーリーにも関わらず、本作は観たものに様々な問い掛けをします。
 生きるとはどういうことなのか?家族とは何か?愛とは?老いとは?そして死とは?
 一般的な人がそういった哲学的な疑問を持つことは実際には稀なのではないでしょうか?(そうでない人もままいますが)
 本作はその稀な経験をさせてくれるよい機会だと思います。
 フィンチャーファン、ブラピファンのみならず、普段はあまり映画を観ないという方にも是非観てもらいたい一本です。

 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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Crayon Physics。

2009-02-06 23:59:49 | ゲーム
 最近腹の立ったこと、それは定期購読しているテレビブロスが金曜日に配達されることです。
 定期購読する前は水曜日の朝、出勤の途中でコンビニに寄って購入し、昼休みに読み、その日の夜にその号についての記事を書く、なんてことが当たり前に出来ていたのですが、金曜日の夜に読み始めたって、金曜日のうちに記事を書くなんてことは出来ないよ!!
 発売日の水曜日にコンビニに寄って発売されているテレビブロスを目にすると悲しいものがあります。
 何でフツーにコンビニには配送されているものが一般家庭には同じ日に配達されないんでしょうねぇ。
 まぁ配送システムが違うからでしょうけれど、納得出来ることではありません。

 さて、今号のテレビブロスの『男子システム青春白書』で紹介されていたゲームがこの『Crayon Physics』です。
 何でもこのゲーム、フィンランドに住む一人の学生がわずか五日間で作ったそうなのですが、決して侮るなかれ、究極の癒しゲームではないかと思われます。プレイ画面を見ているだけで何だか安らかな気持ちになっていくのです。
 百聞は一見にしかず、公式サイトで無料のデモゲームをプレイしてみて下さい。あなたのささくれ立った心が癒されるかもしれません。

ps.お薦めしといてなんですが、自分はデモゲームが上手くDLできませんでした。なので二分四十六秒のデモプレイのビデオしか見ていないのです。何としてもプレイしたいので、来週またDLにチャレンジしてみるつもりです。
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手に入れたいのは山々なれど。

2009-02-05 23:06:23 | 日常
 えー、自分のオールタイム・フェイバリット・テレビアニメは『未来少年コナン』です。
 今さら説明の必要があるのでしょうか、巨匠宮崎駿の第一回(シリーズ)監督作品ですね。
 後にも先にも百点満点をつけられるアニメはこれしかないですし、この先これ以上気に入る作品に出会えるとは思えません。

 ごく稀に、ジブリアニメは好きだけど『未来少年コナン』は見たことない、って人がいるんですが、それって絶っっっ対人生損してますから、見た方がいいですよ。

 さて、一番好きなテレビアニメは『未来少年コナン』なのですが、二番目も自分の中で決まっています(三番目以降はその日の気分で変動します)。
 それは何かというと『ペリーヌ物語』
 こちらは多少の説明が必要かもしれません。
 世界名作劇場といえば、多くの人が『アルプスの少女ハイジ』を思い出すのではないでしょうか。
 確かに世界名作劇場の中で、一番クォリティが高いのは?と聞かれたら、自分も『アルプスの少女ハイジ』だと思いますが、一番好きなのは?と聞かれたら、躊躇せずに『ペリーヌ物語』だと答えますね。
 何しろ感情の大事な一部分が欠落してるんじゃないかと思える自分が、唯一泣いたテレビアニメなのですから。しかも二度も。
 世界名作劇場の中ではマイナーな作品だと思いますが、鑑賞の機会があれば是非ご覧下さい。特に第四十九話の出来栄えはほとんど奇跡的とさえいってよいと思います。

 そんなお気に入りの二作ですから、ヤフオクを始めるようになって、是非ともDVDを手に入れたいと思い、出品情報をまめにチェックしていました。

 まず『未来少年コナン』ですが、これはDVDボックスがネット通販で新品が13000円程度で手に入ります(今は若干値上がりしたみたいです)。
 なので、中古であれば8000円、出来ればもう少し安く手に入れたいところなのですが、なぜだかヤフオクでもオークション開始時の価格を15000円にしている人がいます。そんなので買い手が現われるとは思えないのだけれど。

 一方、『ペリーヌ物語』は新品が40000円以上します。中古であれば10000円ぐらいなら、入札に参加してもいいかなと思います。

 それで、ある日のこと、『未来少年コナン』のDVDボックスの新品がヤフオクで5000円で出品されたんですよ。
 これは買いだ!と思って、オークション価格の動向を見守っていました。
 すると、オークションが開始されてしばらくはほとんど動きはなかったんですけど、やがて入札合戦が始まって、締め切りの前日にはもう10000円近くの価格になり、自分は入札に参加することも出来ませんでした。

 同じように『ペリーヌ物語』の100円で出品されたんですけど、やはり締め切りの前日には14000円もの高値になってしまいました。
 
 最終的な価格が手の出ないものになったことにどうこう言っているわけではないのです。ただ、、そんなにあせって入札しなくてもいいんじゃない?と入札合戦をしている人たちにいいたい。
 これがまぁ入札締め切り一時間前、というなら話はわからないではないです。締め切り日当日でもわからなくもない。
 でも、締め切りまでまだしばらくは間があるというのに、何故誰かが最高価格をつけたら速攻でさらに高い値をつけなきゃ気が済まないのかがよくわかりません。
 それじゃせっかく出品者が良心的な価格で出品してくれたのに急騰しちゃうじゃん(まぁ出品者も少しでも高く売れたらいいというのが本音でしょうけれど)。
 ネットオークションってじっくり動向を見守るというのも重要な選択の一つだと思うけどなぁ。
 
 あと、同じことを言ってるような気がしないでもないですが、本当に欲しい商品であれば、自動入札で落札して欲しくないというのが正直な気持ちです。オークションであれば競り勝つこともあれば競り負けることもあって当然だけれど、自動入札がパパパパッと値を吊り上げて商品をかっさらっていくのは無性に腹が立ちます。

 パソコンの向こうに競合する相手がいて、その人がまだ入札に参加し続けるかどうか考えに考え、財布の中身と相談しながら、よし、もう少しだけ参加しよう、そう決断する、そんな相手に競り負けるなら、いっそ本望ですよ。ただ、その人が自分よりもその商品を欲しかったんだな、と思うだけのことであって。
 でも予算に余裕のある人が、ちょっと見てみようかな、ぐらいの気持ちで大して興味もないのに自動入札でオークションに参加してくるのはやっぱり腹立たしいです。

 まぁ自動入札をする人たちも何かしら事情があってそうしてるんでしょうけどね。
 ともかくオークションの醍醐味は機械任せにせず、自身の手でビッドをすることにある、そう思います。 
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チャンネルはそのまま!

2009-02-04 21:28:29 | 漫画・アニメ
 『月館の殺人』以来、佐々木倫子待望の新作『チャンネルはそのまま!』が発売されました。

 いやぁ、やっぱり佐々木倫子は面白いです。
 ある特定のジャンルに置いて、一人のトラブルメーカーが周囲の人たちをかき乱すという一種のドタバタコメディというスタイルを確立したのは彼女の代表作である『動物のお医者さん』からだと思いますが、それもここに極まれり、って感じがします。
 もうここまでくると本当に芸術というか、職人というか、ともかく話の作りの上手さには感心するばかりです。

 普段テレビのお笑い番組やギャグ漫画なんて馬鹿馬鹿しくて見てられない、っていう人は是非読んで欲しいですね。
 お薦めです。

ps.おまけ漫画の作者(自画像)の老けっぷりには目が点になりました。ある意味リアルすぎる。。。
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相変わらずというか、いよいよというか。

2009-02-03 21:54:59 | 日常
 今日は節分ですね!!
 そういったイベント事にはまーったく興味はないのですが、ネットの噂で千葉県民は節分の豆まきで大豆の代わりに落花生をまく、というのを聞いて、その真偽は確めたいなぁと思っている今日この頃です。
 千葉県民が節分に落花生をまくなら、水戸市民は納豆をまくんでしょうか。笑。

 そんなどーでもいい疑問はさておいて。
 前にも同じようなことを書きましたが、相変わらずっていうか、いよいよというか、パソコンの具合がよくありません。

 何がいけないかといってまず『変換』がいけません。
 同音多義語のある単語を変換しようとしてもまともに出来ない。
 例えば『間奏』と書こうとして、「かんそう」と打ち込むじゃないですか。そして変換キーを押すと「かんそう」と読める単語がずらっと出てきますよね。ここで目的の単語が一番上にあれば問題ないんですけど、下位の候補に変換しようとしたら、「Notepadが原因で・・・」という表示が出て、そのページが強制的に閉じられてしまうんです。
 だから『変換』にしたって、『返還』と出てくるから、「へんかんりつ」と打ち込んで「変換率」にし、その後「率」を削る、なんて面倒なことをしています。
 変換するのも一苦労です。

 この前、検索しようとしたら、すべての検索結果に「このウェブサイトにアクセスすると、コンピューターに損害が生じる可能性があります」と警告表示されたのにはビビリましたよ。
 これじゃろくに検索できないですからね。
 どんな極悪なウィルスに侵入されたのか、って思ったんですけど、これはグーグル側のシステム障害でした。こちら
 ビビらせるんじゃないっつーの。

 先週末からやたらミクシィのページを開くのが重いです。
 一つのページを開くのに十分ぐらいかかる、、、最悪開かない時もあります。
 まぁミクシィですることなんてたかが知れてるんですが、それでも日常的に使っているものが使えないとすごくストレスがたまりますよね。
 そんなわけで、メッセージやトピックの内容のチェックだけなら会社のパソコンで休み時間にでもしているのですが、コメントや返信は遅くなるかもしれません。
 ご了承下さい。
 メッセージはブログのブックマークからも送れるので、そちらからもらえると嬉しいです。 
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マウス・ハント。

2009-02-02 21:28:37 | 旧作映画
 ゴア・ヴァービンスキー監督、『マウス・ハント』、DVDにて鑑賞。

 ブログ仲間のshit_headさんが「マジで傑作ですから絶対見て下さい」としきりに薦めるものだから仕方なくレンタルして鑑賞しました。
 これで面白くなかったらshit_headさんとは絶交だよ!!!     
 しかし幸いなことに(不幸なことに?)面白かったです。笑。

 冒頭アーニーとラースの父親の葬儀からお話は始まります。
 教会から運び出す際に階段で足を踏み外すラース。そのはずみで棺からポーンと遺体がロケットの如く飛び出し、作業中でたまたま蓋の開いていたマンホールの中へと消えていきます。そしてそのまま下水溝に流され遺体はどっかに行っちゃう!!
 う~む、、、ブラックだ。
 いい意味で悪趣味な(どんな意味だ)ギャグがそこかしこに散りばめられています。
 良識のある人であれば眉をひそめるでしょうが、そうでない人は爆笑必至、いや爆笑必死でしょう。

 父親から引き継いだボロ屋敷が予想外に値打ち物だと知った兄弟はオークションをするべく屋敷をリフォームしようとするのですが、そこには世にも恐ろしき先住者がいたのです。
 その先住者とは他でもない一匹のネズミ。
 かくして兄弟とネズミの仁義なき戦いの幕が切って落とされたのです。
 
 よく出来たドタバタコメディだったと思います。
 何も考えず、ひたすらゲラゲラと笑っていたいという方にはお薦め出来ます。
 ただ一つだけ気をつけなければならないのは、言うまでもないことですが、主人公がネズミってことでしょうか。
 例えば『トムとジェリー』や『レミーのおいしいレストラン』であればネズミも戯画化されてるんですけど、こっちはリアルなまんまのネズミですからね。
 ネズミが苦手という方は本作の鑑賞は拷問に等しいに違いありません。

 ところで、ボロ屋敷を舞台にした先住者(間)と侵入者(人間)のありえざる戦いを描いたコメディということで、本作を鑑賞しながら『ボロワーズ/床下の住人たち』を思い出しました。
 自分は『ボロワーズ~』がすごく好きで、オールタイムベストテンにランクインさせてもいいぐらいなんですが、この作品を見たっていう人を知らないし、当然の如くDVD化もされてないんですよねぇ。
 どなたか、『ボロワーズ~』を見たことある人、いらっしゃいますか?
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シャッフル。

2009-02-01 16:44:23 | 新作映画
 サンドラ・ブロック主演、メナン・ヤポ監督、『シャッフル』、2/1、Tジョイ久留米にて鑑賞。2009年7本目。

 例えばクリストファー・ノーラン監督の『メメント』のように、これまでの映画には存在しなかった新機軸のある映画は、そのチャレンジ精神だけで一定の評価を与えてよいと思います。
 この『シャッフル』は一人の女性の一週間を描いた映画なのですが、その一週間は普通の一週間のように日曜日に始まり、六日後の土曜日で終わるのではありません。完全にシャッフルされ、次の日が何曜日なのか、主人公であるリンダ(と観客)にはまったく不明なのです。
 まさにこれまでなかった、新機軸の映画といってよいでしょう。
 しかし、残念ながらそれだけの映画でした。

 これまでにない映画なのですから、多少の矛盾点、不自然さには目をつぶるつもりでしたが、本作のそれは些か度を越えていました。
 例えばリンダの行動が、未来を知るもののそれとしてはあまりに不自然なんですよね。
 彼女は早い段階で土曜日に精神科医であるロスから非人間的な扱いを受けることを知ります。しかしながらその後に訪れた火曜日に、彼女はロスに、自分の身に起こったことを打ち明けるのです。
 やがて自分に非人間的仕打ちをする相手に対して、すべてを打ち明けたりするでしょうか?ありえないと思います。
 これに限らず、リンダは未来に起こること、つまりこれから起こる悲劇を知りながら、それに沿った行動をとるのです。ちょっとした別の行動で未来は変化するはずなのに、何もそこまで律儀に予定調和につきあわなくてもいいやん、とツッコミたくなりました。

 今述べたことは作品の構造上の矛盾点ですが、それ以外にもツッコミどころが満載の作品でした。重箱の隅を突付くような行為かもしれませんが、一応触れておきます。
 冒頭、夫であるジムがリンダに目隠しをさせたまま、彼女を車である一軒屋の前まで連れて行きます。
 さぁ、目を開けてご覧、これが僕らのスィート・ホームだよ、と彼女を驚かせるのです。
 ありえんだろう!!!
 妻に一言の相談もせずに自分たちの住む家を一人で勝手に決めてしまう夫がどこの世界にいるっていうんでしょうか(いたら教えて下さい)。
 まだしも一週間がシャッフルされる非現実さの方がすんなり受け入れられる、というものです。
 他にも専業主婦であるにも関わらず、出張する夫よりも遅くに起きる妻とか、家族への愛を確認したからといって唐突に保険金の額を三倍に増やす夫とか、本筋とはまったく関係のないところで受け入れられないことが多かったです。

 お気に入り度は★☆、お薦め度は★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
 
 次回鑑賞は『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』(2/7公開)の予定です。
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