この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ミッション・イン・モスクワ。

2009-02-18 22:21:32 | 旧作映画
 ワディム・メリシェフ監督、『ミッション・イン・モスクワ』、DVDにて鑑賞。

 自分がこの超のつく弩マイナーなアクション映画を見てみようと思った理由は唯一つ、オクサナ・アキンシナが出演しているからです。
 といってもほとんどの方にとってオクサナ・アキンシナ?誰それ?だと思いますが、『ボーン・スプレマシー』のラストシーンでボーンが会いに行く少女を演じていたのが彼女です。
 そのときのハッとするほどの美少女っぷりに物の見事にハートを鷲掴みにされ、それ以来いつか他の出演作を見てみようと思っていました。

 ところで、自分は長澤まさみの初主演作『ロボコン』を劇場に観に行って、こう思いました。
 近い将来、彼女は日本を代表する女優になる!と。
 それぐらいあの映画の中の彼女は輝いていました。オーラを発してましたね。
 あれから数年が過ぎ、長澤まさみは日本でもっとも女優の一人になりました。
 自分の目に狂いはなかったわけですが、『ロボコン』以降、彼女の出演作を見たことはありません。

 また『ギルバート・グレイプ』という映画があって、主演は今や大スターであるジョニー・デップなんですけど、ヒロイン役はジュリエット・ルイスという女優が演じてました。
 この映画の彼女はこれまたハッとするほどの美少女で、めっちゃくちゃ可愛いんです。
 こんな美少女であれば追いかけねばなるまいと思って自分は彼女の出演作を片っ端から見ていったのですが、『ストレンジ・デイズ』という映画を見て心底ガッカリしましたね。
 こんなジュリエットに会いたかったわけじゃない、と思いました。

 同じようなことはまだまだあります。
 自分は『シューティング・フィッシュ』という映画が大好きなんですが、好きな理由の一つにヒロイン役のケイト・ベッキンセールが超キュートだから、ということが挙げられます。
 キュートという言葉はこの作品の彼女のためにあるんじゃないかって思えるぐらいキュートなんです。
 しかし、ケイト・ベッキンセールをキュートに思えた作品は後にも先にもこれ一本だけでしたね。

 話を『ミッション・イン・モスクワ』に戻しますが、この作品でのオクサナ・アキンシナは、ギリギリ美少女ではあったけれど、「ハッとするほど」ではありませんでした。
 たまに好きな俳優が出ていればそれだけで幸せ♪って人を見かけるのですが、自分はそういう人が羨ましいです。
 ある映画を見て、それに出ている女優に心を奪われたからといって、その女優が出ている他の作品を追いかけて見てはいけないということを『ミッション・イン・モスクワ』を見て改めて学びました。
 まぁでも同じ過ちを何度繰り返してるんだっていう気がしないでもないですが。笑。
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デジャブ。

2009-02-17 21:13:52 | 日常
 『CSI:科学捜査班』のファーストシーズンを見終わりました。
 思っていた以上に面白かったですが、やっぱりシリーズものを見ていくのはきついですね。 
 週に一本借りるだけだと物足りないし、かといって二本借りると危うく見損ねてしまいそうだし、レンタルだとペース配分が難しいです。

 ファーストシーズンを見て、一つだけ不思議なことがあって、それは何かというと第二十一話『悪魔に魅入られた女』を以前に見た記憶があるのです。
 前後の二十話も二十二話も見た記憶はありません。
 なぜか二十一話にだけ強烈なデジャブを覚えました。
 二十一話に収められたエピソードはジョギング中に男が動物に襲われ噛み殺された事件と移動遊園地で6歳の少女が乗り物から転落して溺死した事件の二つ。
 両方ともすぐにオチがわかりました。わかったっていうか、正確には覚えていたというか。
 似たような話を知っている、とかいうレベルじゃなくて、間違いなく見た覚えがあるのです。

 しかし、、、お話自体は覚えているものの、いつ、どのようにして見たのかがさっぱり覚えていないのです。
 シリーズものの二十一話目だけを見る、なんてことがあるんでしょうか。
 ちなみにうちは衛星放送などの契約は一切していないので、そちらで見た、ということはありえません。
 誰か知り合いの家に行ったときにでもたまたま見たのかなぁ。
 そんな親しい知り合い、自分にはいないんだけれど。

 う~ん、ミステリーです。。。
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スリーピング・ドール。

2009-02-16 21:59:07 | 読書
 ジェフリー・ディーヴァー著、『スリーピング・ドール』、読了。市立図書館蔵書。

 うん、まぁ面白かった。
 さすがに2007年を代表するエンターティメント小説である『ウォッチメイカー』に比べればどうしても見劣りしてしまうけれど、それでも十分合格点を与えられる面白さだと思う。
 これだけのレベルのものを毎年毎年コンスタンスに発表しているディーヴァーはすごい、としかいいようがない。
 どんだけ執筆スピードが速いんだよ、と思ってしまう。

 「ドンデン返しの魔術師」の異名を持つディーヴァーであるから、本作においても二度、三度ツィストするのだけれど、やはり『ウォッチメイカー』のそれに比べたらずいぶんと大人し目な印象を受ける。
 っていうか、『ウォッチメイカー』のドンデン返しが出来すぎだったんだよね。

 でも本作でも意表を突かれたことがあって、タイトルが『スリーピング・ドール』である以上、「スリーピング・ドール」と呼ばれる少女テレサを中心に物語は展開していくのかと思ってたら全然そんなことはなくて、(重要な役割を与えられてはいたものの)彼女は端役の一人に過ぎなかった。
 絶対テレサと殺人鬼ペルが直接対決するんだと思っていたんだけどな。
 テレサがペルをやりこめて、自身の力で彼の呪縛から解放される、みたいな展開を期待していたんだけどさすがに無理か。笑。
 そこらへんがちょっと残念。
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エグザイル/絆。

2009-02-15 21:45:53 | 新作映画
 ジョニー・トー監督、『エグザイル/絆』、2/14、シネテリエ天神にて鑑賞。2009年10本目。

 何ともまぁ男臭い映画でしたよ。
 男臭いというか、オッサン臭いというか。
 ほとんど加齢臭が漂い始めてるんじゃないかって思えるオッサンがいい年して子供のようにはしゃいじゃってるんです。
 男っていくつになってもバカだよな、ガキなんだよな、と思わせる映画でした。 
 といってもそこが本作の最大の魅力なんですが。
 男であれば、この映画を観て、誰しも自分にもこんな悪友がいたら!そう思うに違いありません。

 また、本作の銃撃戦シーンの迫力は尋常じゃなかったです。これほど壮絶なガンファイトはお目にかかったことがないといっていいぐらい。
 さぞかし計算し尽くされた撮影なのかと思いきや、その真逆でリハーサルは一切なく、「1、2、3!」で撮影現場の役者たちが一斉に撃ち合ったのだそうです。
 香港映画、恐るべし、と思いました。

 本作は漢泣きする映画、例えば同じ監督の『ザ・ミッション/非情の掟』などが好きな方には必見です。
 まぁそういった人は今更薦めなくても公開初日に観に行ってると思いますが。笑。

 お気に入り度は★★★☆、お薦め度は★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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永遠のこどもたち。

2009-02-14 23:26:31 | 新作映画
 J.A.バヨナ監督、『永遠のこどもたち』、2/14、KBCシネマにて鑑賞。2009年9本目。

 ホラー映画の究極の目的は結局のところ観るものを恐怖に陥れることにあると思います。
 なので、ホラー映画においてストーリーの整合性なんてものは二の次、三の次であるし、ストーリーの整合性を重視するあまり恐怖が薄まってしまってはお話にならないとも思っています。

 映画『二十八週後・・・』のレビューで作品の矛盾点を挙げている人がいました。
 曰く、民間人が軍の施設の最深部に進入できるのはおかしいとか、etc。
 もっともだな、とは思いましたが、同時にそれをいっても仕方がないんじゃないのか、とも思いました。
 自分も映画レビューを書く際よく重箱の隅を突付きますが、一応自分なりのポリシーがあって、それをいっちゃあお仕舞いよ的なことはいわないようにしています(他には同じような矛盾であっても、ミステリー映画なら突付くが、ホラー映画なら突付かないとか)。
 そういうふうに展開しないとお話が進まないのであればそう展開するしかないじゃないですか。
 なので、『二十八週後・・・』のあの展開はおかしいけれど、自分の中ではまったく問題なく受け入れることが出来ます。
 怖がらせることに終始した『二十八週後・・・』はホラー映画の王道だと思うのです。

 しかしその一方で、ストーリーに整合性のあるホラー映画を観たいという願望もあります。
 見ている間だけ怖ければいいという製作スタンスが悪いというわけではないのだけれど、そういったホラー映画って見終わった後に何も残らないんですよね。
 あぁ、怖かった、それで終わり。
 いわば恐怖が薄っぺらい。
 後々にまで恐怖が残るためには、やはりホラー映画であってもストーリーに整合性が必要だというのが持論です。

 そういったストーリーに整合性のあるホラー映画としては例えば『シックス・センス』や『エンゼル・ハート』、『スケルトン・キー』などが挙げられます。
 これらの映画は何よりまず脚本が素晴らしいんですよね。ストーリーはよく練られているし、展開にも無駄がない。
 
 そして、今、それらに『永遠のこどもたち』を加えていいと思います。
 この映画は間違いなくホラー映画なのだけれど、ばーさんが主人公の手を握るシーンではうわっと声を上げてしまいました、単なるホラー映画にはない余韻があるんですよね。
 あぁ、怖かった、の一言では終わらない“何か”があります。
 何を言ってもネタばらしになりそうなのであえてストーリーには触れませんが、単なる恐怖以上のものをホラー映画に求めている人にはお勧めできる一本です。

 お気に入り度は★★★★、お薦め度は★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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いよいよ明日!!

2009-02-13 22:18:38 | 日常
 皆さ~~~ん!!いよいよ明日に差し迫ってきましたね!!
 何が差し迫ってきたか言うまでもないですよね、そう、明日は待ちに待ったTOHOシネマズデイ です!!(そう来るか・・・)

 今年の8月14日まで毎月14日はTOHOシネマズでは映画が1000円で観れちゃうのです。
 まぁTOHOシネマズさんって何て太っ腹なのかしら!!
 お近くにTOHOシネマズがある方はこの機会を利用しないてはありませんことよ!!(ことよ???)

 ところで何故14日がTOHOシネマズデイなのかわかりますか?
 それはですね、
 TOHO→トーホー→トーフォー→トゥ、フォー→10、4→14なのですよ。
 スゴイ!!何て強引な活用なのかしら!!
 その強引さに思わず惚れちゃいそうです。

 もちろん自分も明日はTOHOシネマズトリアス久山に行って映画のハシゴをするつもりです。『少年メリケンサック』と『ディファイアンス』を観ようと思っています。

 という予定だったのですが。

 先週『永遠の子供たち』と『エグザイル/絆』(エィベックスに非ず)を観るつもりだったのが、体調不良で流れてしまったんですよね。こちらものん気に後回しにしてたら気づいたら上映が終了してたってことになりかねないので、今回は泣く泣くTOHOシネマズトリアス久山での映画のハシゴは諦めようかと思います。

 ゴメンよ、TOHOシネマズ!!

 ま、2/14の予定なんてこんなもんですよ。

 え~~~い、明日幸せな奴は呪われてしまえ!!(性格暗すぎるよ!!) 
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パスポートもタイヘン。

2009-02-12 22:33:27 | 日常
 パスポート取得に奔走しています。
 実は学生のころ一度だけ台湾に行ったことがあって、そのときも当然パスポートは取得したのですが、そのときのことは全然覚えてなくて、こんなに面倒なことだったのか!と今更驚いてる次第です。

 まず市役所に書類をもらいに行って、(必要事項記入後)その書類を提出、数日後よーやくパスポートをもらえるわけですが、これ、フツーに働いている人だと結構タイヘンなことじゃないですかね。
 だって、市役所って平日の夕方五時半までしか開いてないですし。
 一行目で奔走しています、なんて書きましたが、実は実際奔走しているのはお袋だったりします。
 書類をもらいに行くのと提出してもらうのは代理で頼みました。
 そうじゃないとそう何度も仕事を抜け出して市役所までは行けないですし。

 これがまぁ市役所だからお袋に気軽に頼めますけど(お袋はしょっちゅう何やかや用事があって市役所やその近くまで行っているので)、二年前までは同じことを県庁まで行ってしなくちゃいけなかったんですよね。
 県庁だとうちから車で一時間半は掛かるから、とてもお袋には頼めません。
 そうなるとパスポートを取得する段階で海外旅行は諦めなくっちゃいけないことになります。

 毎年毎年一千万人を超える人たちが海外旅行に行ってるわけですが、その人たちって本当にこんな面倒くさいことをやってるんですかねぇ、、、まぁやってるから海外に行けるんでしょうけれど。

 そんなわけでパスポート取得の目星がようやくついたところです。
 特別行きたいわけではなかったけれど、行くと決まったからには楽しもうと思って、ちょっと早いですけど今から準備しています。
 とりあえず韓国のガイドブックと電池式の電気かみそりを買いました。
 あと他に用意しておいた方がいいものとかありますか?
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『CSI』を見るのもタイヘン。

2009-02-11 20:11:22 | 日常
 最近暇なときは『CSI』を見ています。
 暇なとき、っていうか、無理やり暇を捻り出して見てるっつーか。
 週末に二本返して、借りてきての繰り返しなんですが、二本だと六話収録されてるわけなんですよ。
 六話を一週間で見る、っていうのは結構タイヘンなのです。
 気がつくと金曜日で、明日返さなくちゃいけねーよ!見れてねーよ!ってことになりかねない。 
 じゃ、一本にすりゃいいだろ、と突っ込む御仁がいるかもしれませんが、そりゃもっともだと思いますが、一本だと物足りないわけです。
 まさに帯に短し、襷にゃ長し、って話ですよ。
 あ、襷って漢字だとこう書くのね。知らんかったわ。
 これだと褌とヴィジュアル的に大差ないよね。あるよね。
 
 ところで「帯に短し、襷にゃ長し」ってよくいいますけど、仮に帯用の布切れの短い奴があったとしてもそれを襷には使えんよーな気がしますけどね。
 帯はある程度幅が必要だと思うし、襷は紐状じゃないといけないでしょう?
 といいつつ、襷がけをした経験はないので実際のところはよくわかんないんですけどね。

 話を戻すと、今日も『CSI』を見てたんですよね。
 『CSI』に限らないんですけど、自分は家でテレビ(DVD鑑賞を含む)を見るとき、ながら見をするようにしています。
 ながら見、つまり他の事をやりながらの鑑賞って事ですが。
 別に集中して見れないってわけではないのですが、それだと勿体無いような気がするのです。
 パソコンをするときはもうパソコンオンリーですけど、テレビならテレビオンリーでなくても大丈夫ですからね。
 具体的に何をするかというと、主に掃除関係をすることが多いです。電気かみそりの手入れとか、カーペットに落ちている(というか絡み付いている)髪の毛やその他の毛(?)をクラフトテープでくっつけて取ったりとか、そういうこと。
 たまに明らかに自分のでもない、お袋のでもない、長い髪の毛が落ちてることがあるんですけど、誰がやってるか知りませんが、そういう悪戯は止めてください!!

 で、今日は窓の桟?溝?の掃除をしながら『CSI』を見てたんですよ。
 もぅ、ほんと汚れてましたよ、窓の桟。こびりついてましたね、汚れが。ここまでこびりつかなくてもいいじゃん、ってぐらいこびりついてました。
 まぁここまでこびりつかせたのは他でもない自分ですから、仕方なく自分で桟を濡らしたティッシュで拭き取ってたんですが、そのとき、アリを見かけたんですよ。
 アリっていっても猪木と死闘を演じた奴でも、myラブでもなくて、まぁアリですけど。
 最初一匹だけの迷いアリかと思いましたが、そうじゃなく、ちゃんと列を成してました。
 二月にアリって!!
 勘弁してくれよ、って思いましたね。時期尚早だろうと。
 イソップ童話の『アリとキリギリス』が正しければ、今ごろは巣穴でドンちゃん騒ぎをしている(そしてキリギリスが息絶えるのをケラケラ笑いながら見てる)ころではないのかっていいたくなりましたね。
 
 そんなわけで急遽『CSI』鑑賞を中断してアリ退治ですよ。
 何で人様のテリトリーを侵害するかね、アリの奴も。
 自分は自室で飲み食いとかまずしなくて、アリの餌になるようなものはないんですけどね。まめに掃除もしてるし。そりゃ窓の桟の掃除はサボってたけど。

 というように『CSI』を見るのも何かと障害があるってことです。
 このペースでこのままシーズン8まで見れるのか、些かならず疑問です。 
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オーロラなんて大したことない。

2009-02-10 21:08:34 | 日常
 オーロラなんて大したことないんじゃないかって思ってます。実際に目にする機会があったとしても感動することはないだろう、そう思っています。
 何いってんだ、オーロラは地球上でもっとも神秘的な事象の一つじゃないか、そういう人もいるかもしれません。
 が、自分にはそうは思えないんですよね。
 
 たまにテレビの紀行ものでオーロラを見に行く企画があると見に行った人はことごとく大仰に感動して、中には涙を流す人もいます。
 でも自分には、それはオーロラの美しさに感動したというより、それ以外の要因が重なって流させた涙なのではないかって思うのです。

 例えば毎日オーロラを見慣れているエスキモーのオッサンだったら、そのオーロラがどれほど見事なものであっても、そうは感動しないはずです。
 せいぜい「今日のオーロラはいつにも増して綺麗だべさ~、田吾作どん」ぐらいのものですよ、きっと。

 人は、いつもとは違う、非日常的な体験をすると感動をする生き物なのだと思います。
 その非日常的な体験のために何かしらの準備、苦労、努力をしていれば、感動するのはなおさらです。
 いわば、感動するための舞台を自ら用意しているのですから。

 初日の出をわざわざ山に登って見る人がいます。
 そして無事ご来光を拝めたら今年はいい年になるに違いない、そう自分に言い聞かせます。
 でも、1/1の朝日が1/1以外の朝日に比べて殊更綺麗かというとそんなことはないはずです(冬の空が澄んでいるにしても)。
 それなのになぜ初日の出に感動するかというと、それを見るために早起きして、身支度して、苦労して山に登ったからですよ。
 だから1/1の朝日はありがたみが特別違うわけです。
 オーロラを見て感動するのもそれと同じようなものではないか、そう思うのです。

 今述べたことはあくまで自分個人の考えで、それを誰かに強制するつもりはありません。
 ずいぶん捻くれた考えだと思う人もいるでしょう。
 しかし自分が本当にいいたいことは、わざわざ非日常的な体験をするために遠くに行かなくても、日常の中にある、何気ない風景にだって感動は潜んでいるのではないか、っていうことです。
 例えば何でもないある日、ふと見上げた先にある夕焼けの美しさ。刻一刻と闇に侵食されていく、茜と紫が混じった空は決してアラスカのオーロラにも負けるものではない、と思うのです。
 あまりに見慣れてしまったせいで感動を見出せなくなっている風景が我々の周りにはまだまだきっとあるはずなのです。

 というような理由で自分は海外旅行にまったく魅力を覚えません。
 日本が一番だ、と思ってるわけではないのですが、高い金を払ってまで見たいと思うものがないのです。
 アラスカのオーロラに限らず、エジプトのピラミッドにしても、ナスカの地上絵にしても、見れば感動するだろうな、とは思っても、さほど見たいとは思いません。

 そんなどうしようもなく捻くれた自分なのですが、なぜだか今度韓国に旅行に行くことになりました。
 韓国という国に特に魅力を感じるわけでも憧れがあったわけでもありません(嫌いってわけでもないです)。
 韓国に行った際は向こうからブログを更新したいと思っているので、期待せずに待っていて下さい。
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謎です。。。

2009-02-09 22:27:06 | 日常
 買ってから一度も穿いてなかったズボンを穿こうとしたら、なぜだかズボンの胴回りが縮んでいて穿けませんでした。
 おかしいなぁ。
 ちゃんと試着して、きちんと寸法を測って買ったズボンが、どうして洗濯をしたわけでもないのに縮んでしまったんでしょうか?
 本当にわかりません。
 謎です。。。
 世の中、謎ばかりです。
 謎、、、なんだってば・・・。
 謎だっていってるじゃんかよぅ・・・。うぅぅ。涙。
 
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