この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

人それぞれの普通、人それぞれの常識。

2020-04-19 20:59:59 | 戯言
 先週あたりから上のお達しで自分も会社でマスクをするようになりました。
 自分は未だに健康な人がマスクをすることに懐疑的です。
 実際健康な人がマスクをする意味はないんですよ(まぁそう言っているのは、正確には言っていたのは他でもないWHOですが)。
 しかし、マスクをする人はこう言うでしょう。
 今は自分が感染者だという仮定の元に行動するのが大切だ、と。
 その心構えが間違っているとは言いません。
 ただ、現実的に市場にマスクが不足しているのであれば、医療従事者、介護者、高齢者、何らかの持病や疾患
がある人など、本当にマスクを必要としている人たちに優先的にマスクは配布されるべきだ、と自分は考えます。
 それを仮定の元の行動を理由にして本当に必要な人に先んじてマスクを購入するのは如何なものかと思うのです。
 とはいえ、最近では市場のマスク不足もだいぶ解消された感があるので、上からのお達しには素直に従うことにしました
 まぁ元々一介のサラリーマンである自分には表立って逆らいようがないのですが。

 マスクをすることには抵抗がある自分ですが、体温はまめに測っています。
 健康な人がマスクをすることは意味がないと考える自分ですが、健康かどうかの目安は体温だろう、そう思うからです(新型コロナウイルスに感染しているかどうかはPCR検査でしかわからないにしても、です)。
 朝起きて測り、会社に行く前に測り、会社に着いてから測り、昼休みに測り、退社前に測り、帰宅して測り、寝る前に測り、まぁちょっとした時間にも計っています。
 当然体温計は数本所有していて、自宅の居間に一本、持ち歩き用に一本、二階の自室に一本あります。
 特別なことをしているつもりはなく、それが普通なんだと自分は思っていました。
 しかし最近必ずしもそうでないということを知りました。

 どうやら体温計を持ち歩くのは自分だけのようだということに気づいたので、持ち歩かない人になぜ持ち歩かないのか、聞いてみたんですよ。
 そしたら驚くべき答えが返ってきました。
 体温計を持ち歩かないのは自分専用の体温計がないから、そう答えた人が何人かいたのです。
 自分専用の体温計がない?
 ということはつまり体温計を家族で共有しているってこと?
 それってどうなのかなぁ?
 だって体温計って普通は腋の下に挟んで体温を測りますよね。
 腋の下って必ずしも衛生的だとは言えないところですよね?
 いくら家族であっても誰かが腋の下に挟んだものを次に自分が腋の下に挟もうという気にはなれないけどなぁ。
 第一これだけ新型コロナウイルスがどーだこーだと騒がれている今、体温計を共有するという感覚がよくわからない、、、のですが、そう考えるのはどうも自分だけ、少なくとも少数派のようです。
 例え新型コロナウイルスへの対策であっても人それぞれ考え方が違うってことですね。
 ある人にとっての普通、ある人にとっての常識はそれぞれ異なるのだということを今さらながら学びました。
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