この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

映画秘宝ベストテン2020に物申す!

2021-01-27 21:43:18 | 旧作映画
 昨日の今日で続けて映画秘宝ネタというのも気が引けるのですが、他にネタがあるわけでなし、予定通りの記事を書きます。

 それにしても、、、今回の騒動では騒動の元となった編集長の恫喝メールよりもその後の町山さんを始めとするスタッフの対応が「あり得ない」って思っちゃいますね。
 精神的に追い詰められた人間が通常では考えられない行動を取ることはままあることじゃないですか。
 その行動自体は碌なものじゃないけれど、起こってしまったことはもうどうしようもないのだし、被害者には充分な誠意を見せ、相応な慰謝料を払い、示談にするしかない。
 問題はこの期に及んで自己保身に走っている(ように見える)スタッフの対応ですよね。
 映画秘宝は復刊して半年になりますが、廃刊待ったなし、でしょうね。
 繰り返すけれど、復刊が早すぎたんだよ…。

 さて、気分を取り直して。
 映画秘宝3月号では2020年度のベスト&トホホ10が発表されました。
 こちらが映画秘宝のベスト10です。

 1位『フォードVSフェラーリ』
 2位『パラサイト 半地下の家族』
 3位『ミッドサマー』
 4位『TENET テネット』
 5位『悪人伝』
 6位『1917 命をかけた伝令』
 7位『屋根裏の殺人鬼 フリッツ・ホンカ』
 8位『エクストリーム・ジョブ』
 9位『ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー」
 10位『ブルータル・ジャスティス』

 『フォードVSフェラーリ』が1位だったことには驚きました。
 いや、『フォードVSフェラーリ』、いい映画だと思いますし、お薦めではありますけど、映画秘宝で1位を取る作品だとは思わなかったなぁ。
 まだしも12位の『ランボー ラスト・ブラッド』の方がはるかに映画秘宝的な作品だと思いますね。
 『ランボー ラスト・ブラッド』の方はあまり好きじゃないですけどね。笑。

 まぁでもそれはいいんですよ、それは。
 そういう順位になることもあるだろう、と単純に思えます。
 それとは別に「それは如何なものか」と思ったのは私的な劇場鑑賞映画ベストテンで2位だった『鬼手』がベストテンにランクインしてないこと!
 いや、それどころかベスト30にも入ってないし、そもそも選者が誰一人として見てないんだよね。
 『鬼手』のような作品を映画秘宝の選者が見なくてどーする!って言いたくなります。

 ちなみに私的な劇場鑑賞映画ベストテンのうち、映画秘宝のベスト30にもランクインしていない作品が6作品もありましたよ。
 完全に一致するわけはないにしても、ここまで被らないとちょっと驚きです。
 でも『ライク・ライド・ア・ガール』や『薬の神じゃない!』はいい映画だと思いますけどね。
 最も去年観た映画で一番好きなのはそれこそ映画秘宝的ではない『サヨナラまでの30分』ですが。笑。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今回の映画秘宝の騒動につい... | トップ | 1月スタートのドラマについて。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旧作映画」カテゴリの最新記事