この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

中洲大洋劇場の思い出。

2023-09-09 14:04:20 | 旧作映画
 中洲大洋劇場が2024年3月をもって取り壊されることになりました(こちら)。
 再開は未定とのことですが、アラブの大富豪が「再開にかかる費用はワシが全部持つ!」とでも言い出さない限り、再開は難しいでしょう。

 最後に観に行ったのはいつだったか、、、去年の7月に観た『ブラック・フォン』が最後だったかな。
 中洲大洋劇場は割引サービスが(ほぼ)ないので最近は足が遠のいてしまいました。

 とはいえ今でも好きな映画館であるのは間違いのです。
 特にスクリーン1の椅子の座り心地の良さは福岡県内1だと思っています。

 今日は中洲大洋劇場で観て、思い出に残っている映画とそのエピソードについて書いてみたいと思います。

 ある年の年末に友人三人を誘って中洲大洋劇場で『グリーン・インフェルノ』を観ました。
 飛行機事故によって未開のジャングルに放り出された大学生たちが人食い族に囚われてエライ目に合う、というお話です。
 実はこの映画鑑賞は実験の一環でした。
 何の実験かというと、人はホラー映画を観た後に焼肉を食えるのか、という実験です。
 四人いれば一人ぐらいは、あんな映画観た後で肉が食えるか!という奴がいるかと思ったのですが、実際はそんなことはなく、みんなガツガツと美味そうに肉を食べてました。
 結論、ホラー映画を観たからといって必ずしも食欲が減退するわけではない、むしろ増すこともある。

 中洲大洋劇場ではやっぱりホラー映画を観ることが多いですね。
 ホラー映画はお客さんが少ないことが多くて、『ハロウィンKILLS』を観に行った時は自分の他にお客さんが一人しかいませんでした。
 お客さんが少ない映画を観ることはままあるのですが、時には貸し切り状態で観ることもあるのですが、その時はそのたった一人のお客さんが前の席のヘッドレストに足を投げ出して観てるんです。
 それだけでも充分腹立たしいのですが、その足がちらちらとスクリーンに映るんですよ。
 イラっとしたので上映中、男の前に回り込んでじっと無言で睨みつけてやりました。笑。
 そしたら男は大人しく足を下ろしました。
 ホラー映画の鑑賞中、そんなことをされたら誰でもたぶんビビると思いますが、良い子の皆さんは危険なので決してマネをしないでくださいね。

 ホラー映画はお客さんが少ないと言いましたが、『ミッドサマー』を観た時は場内一席も余すことなく満員でした。
 しかもお客さんの七割方が女性で、妊婦と思しき方もいました。
 そんな経験、初めてだったので、映画の内容よりもその状況の方が気になって仕方ありませんでした。
 鑑賞後、その当時所属していた映画サークルのLINEのグループチャットにそのことを書き込むと、ある人から「マジレスすると福岡市民の半分以上は女性なので不思議なことではないと思います」とレスされました。
 自分が言ってることってそーゆーことじゃないでしょ!
 ちなみに『ゴーストランドの惨劇』というホラー映画を観て、「とてもよかったですが、暴力描写がハンパないのでそういうのが苦手な方は注意してください」とグループチャットに書き込んだら、同じくその人から「ネタバレの書き込みは止めてください」と注意されました。
 暴力描写がハンパないというのがネタバレ?
 当然その人とは犬猿の仲でしたが、最終的にサークルを追放されたのは自分の方でした。
 今となってはいい思い出です(んなわけない)。

 まぁそんなところかな。
 って中洲大洋劇場で映画を観て、ろくなことが起きてないな、、、まぁそれは中洲大洋劇場に限ったことではないですけどね。泣。

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