この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

リサイクル。

2008-01-27 22:44:08 | 旧作映画
 リサイクルっていうと個人的にスーパーやコンビニでレジ袋をもらうのをやめて、マイバッグを持参しようっていう運動のことを思い出します。
 ケチをつけるようで申し訳ないんですが、そういう運動をしている人ってレジ袋=ゴミって考えてるんでしょうか。
 自分はレジ袋、重宝してますけどね。ゴミ箱の中にレジ袋を広げて、それにゴミを入れています(なので、あまり小さなレジ袋はそれこそいらない。)。直接ゴミ箱にゴミを入れるとどうしてもゴミ箱そのものが汚れてしまうので、その方が何かと都合がよいのです。
 レジ袋をいらないっていう人はゴミを直接ゴミ箱に入れてるのかなぁ。ゴミ箱が汚れてしまわないのでしょうか?
 というような話は今から紹介する『リサイクル』という映画には(あまり)関係ありません。笑。
 《ストーリー》人気女流作家のディンインは新作として心霊ものとすることを発表する。しかしそれ以降、彼女の身の回りで奇妙なことが起こり始め、やがて彼女は異界へと迷い込んでしまう・・・。
 えー、はっきりいってしまうと筋書き自体はどこかで聞いたようなお話です。レベルでいえば『世にも奇妙な物語』レベルかな。真相もかなり早い段階でわかってしまいますしね。
 しかし、注目すべきは異界のヴィジュアル。
 廃墟の間に突然現われる遊園地、地平線まで延々と広がる捨てられた遊具群、胎児が蠢く迷宮、死者が吊るされた森etc、まさに具現化された悪夢といった感じで、おそらく邦画にも筋書きだけであれば似たような作品もあるかと思いますが、ヴィジュアルの完成度において、邦画はタイ映画にはるかに差をつけられているなぁと痛感しました(いい遅れましたが本作はタイ映画です。正確には香港とタイの合作。)。
 映画においてヴィジュアルを重視するという方は必見の作品といっていいと思います。
 これでもう少し上手くオチがまとめられていたらもっと人に薦められるんですけどね。。。
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3 コメント

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Unknown (きくりん)
2008-01-28 09:35:57
映像と言えばハリウッドと思ってました。
反省。
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Unknown (かと)
2008-01-28 11:41:31
ホラーのネタってなんとなくシンプルですね。





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コメント、感謝です。 (せぷ)
2008-01-28 20:58:41
きくりんさん、かとさん、コメント、感謝です。

>きくりんさん
今でも特撮やCG技術の世界の中心はハリウッド、という認識は間違っていないと思います。
ただ、今では『ロード・オブ・ザ・リング』や『キング・コング』の特撮を手掛けたことで知られるWETA社(ニュージーランド)を始めとして、確かイギリスやカナダにも特撮工房があったような覚えがあります。
というか、規模の大小を問わなければどこの国にもあるのでしょうね。

>かとさん
複雑なプロットのホラーもたまにですが存在しますよ。
ミッキー・ロークが主演した『エンゼル・ハート』は一度鑑賞しただけではよくわからなくて、もう一度見て見ようっていう気になります。
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