この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

マシニスト。

2005-02-27 17:17:29 | 新作映画
『マシニスト』という映画を観てきました。
マシニスト、訳すと機械工ですか、でも主人公の職業が機械工ってだけで、タイトルと中身が上手くリンクしているというわけではなかったです。
この映画、主人公を演じたクリスチャン・ベールの激ヤセぶりばかりがピックアップされていて、それほどまでに役者が入れ込む脚本とはどんなものなのだろうか、個人的な興味はその一点に尽きるといってもよかったのですが・・・。
実際映画を観て、驚きました。
何にかというと、ひねりも工夫も何もない、その脚本に。
冒頭十分くらいでもしかしてこれって主人公の○○だったりするのかなぁと思ったのですが、まさかいくらなんでもそんな安直なことはないだろうと思わせといて、実はストレートにそのままオチだったという。。。
う~む、この程度の脚本の映画に全力で入れ込む(文字通り命がけで)クリスチャン・ベールの役者根性にただただ脱帽です。
そんなわけで映画そのものはちゃぶ台ひっくり返しレベルだったのですが、それでも収穫はありました。
それは何かというと乙一原作の映画『ZOO』の予告編を観れたこと。
流行作家の短編をとりあえず映画にしてみましたよ、レベルの作品なのかと思いきやさにあらず、予告編からはこれでもかというぐらいに乙一オーラが発せられていて、もうこれは期待するしかないでしょう。
一つ悩みがあるとすれば、この日『マシニスト』を観に行った、家から遠いけれど上映時期は早そうな映画館で観るか、それとも家からは近いが上映時期が遅れそうな映画館で観るか、ということですね。
まぁ贅沢な悩みといえば贅沢な悩みなんですけど。
今から『ZOO』を観るのが楽しみです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 十二ヶ月点検。 | トップ | いよいよ。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

新作映画」カテゴリの最新記事