この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

ホテル・ルワンダ。

2005-05-15 14:34:58 | 新作映画
実は昨日、『キングダム・オブ・ヘブン』ともう一本、『バタフライ・エフェクト』という映画も観るつもりでした。
Tジョイ久留米のサービスカードが六ポイントたまって、無料で一本鑑賞できるとのことだったので利用しようと思ってたのです。
ところがチケット売り場でサービスカードを差し出したら、売り子のねーちゃんに、
「このカードは土曜・日曜・祭日ご使用できません・・・」といわれました。
一度も土曜、日曜以外に観に来たことない人間に平日利用を強要しますか!?
そのまま帰ってきちゃいましたよ。

観なかった映画のついでに、観れなくなった映画を一本紹介します。
その映画のタイトルは『ホテル・ルワンダ』。
1994年に起こったルワンダ虐殺についてのお話です。
虐殺といって有名なのはやはりナチスドイツがユダヤ人に対して行ったホロコーストですが、ルワンダ虐殺も決してそれに劣る(?)ものではありません。
ルワンダ虐殺についてここで詳しく述べるつもりはありません。
各自で検索して調べてみてください。
さて映画『ホテル・ルワンダ』が観れなくなったといいましたが、それはなぜかというと単純で、日本のどこの映画会社も配給しないから、です。
配給しない理由は何でも試写会の評判が良くなかったとか何とか、、、
バカいってんじゃねえ!!
映画って、単純に興行収入が望めるものだけじゃなくて、より多くの人に観てもらいたい、知ってもらいたい、考えてもらいたいって理由で公開しなくちゃいけないものもあるだろうが!っていいたいです。
自分は映画を観る理由として、まず日頃の憂さを晴らしたいから、というのがあって、普段は主に娯楽作品しか観ないのですが、それでも一年に一本か二本は「これ観たらきっと気が重くなるんだろうなぁ」と思いつつ観る映画があります。
今年はそれを『ホテル・ルワンダ』にしようと思ってたのに・・・。
最後に『ホテル・ルワンダ』のことを知った町山智浩氏の日記と、この映画のレビューサイト、及び詳細に解説されているanemoneさんのブログを載せておきます。
こうなると同じく町山氏の日記で取り上げられていた『売春窟で生まれついて』という映画の公開も難しいんだろうなぁ。。。
コメント (18)
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