この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

迷信。

2005-05-19 23:57:55 | 蘊蓄・雑学
小郡の街中をドライブ中、そのお店を発見して、思わず目が点になっちゃいました。
そのお店とは『Hair&Make GERO』。
すいません、素直に読んでいいですか?
西鉄小郡駅から歩いて一分、小郡でヘアメイクが御必要な際は是非当店をご利用ください♪
(本当にあるんだって。。。)

閑話休題。
自分はまーったく迷信の類いを信じない人、です。
目の前を黒猫が横切ったからといって別にどうとも思わないですし、霊柩車を見たからといって親指を隠すこともないですし、蛇の抜け殻を財布に入れてたら金が溜まるなんてことも信じちゃいません。(ちなみに一メートルを超える蛇の抜け殻、持ってはいるんですけどね。欲しいという方、いらっしゃいますか?笑。)

よく「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」っていいますよね。
メジャーな迷信の一つといっていいでしょう。
でもこれって実は落語的な三段論法だって知ってました?
つまり、「夜、爪を切る」→「夜爪」→「世詰め」→「親より早死にする」→「親の死に目に立ち会えない」ってことです。(この場合四段論法ですね。笑。)
自分は普段、爪は夜切ります。
というか、風呂上りに切ります。
風呂上りが一番爪がやわらかくなっているので、切りやすいんですよ。
風呂に入るのは大体日が暮れてからなので、自然と爪を切るのも夜になっちゃうってわけです。
というわけで「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」という迷信は気に掛ける必要はないと個人的に思っています。
ただし、そこに込められた先人の想い、そして戒めみたいなものは汲み取らなくてはいけないとも考えます。
昔は夜、爪を切ろうと思ったら、真っ暗闇では切れないですから、当然灯りを点さなければならなかった。
でも灯りのための油は当時は貴重品で、たかが爪を切るだけに使うのは非常に勿体なかった。
要は爪切りなんて昼間出来るんだから、明るいうちにやっておけ、ということですね。
無駄なことは出来るだけやめようというエコロジーの精神は現代にも通じるものといえるのではないでしょうか。
(というよーなことを自分が主張してもいまいち説得力に欠けるなぁ。。。笑。)

ps.「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」という迷信の成り立ちについては諸説ありますが、自分がもっとも納得できるものを選択しました。
コメント (13)
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