中国車過剰生産

中国で開催中の世界最大級の「北京モーターショー」で出展
企業が値下げや割安感を前面に出している。電気自動車（ＥＶ
）を中心とした過剰生産や不動産不況を背景とした激しい価格
競争に、日系メーカーは苦慮している。
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ホンダは開催日の２５日、中国で新型ＥＶ「ｅ・・ＮＰ２」を
発売した。合併会社の幹部が会場で、「価格は１８．９８万元
（４１０万円）」と発表した後、さらに当面３万元値下げする
と明かすと、数百人の観衆から歓声が起こった。新車の発売と
同時に値下げは中国でも珍しい。
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２年の前に投入した前モデルに比べ航続距離を７％伸ばし、
ＩＴ装備も充実させた上での値下げについて、関係者は「相当
に苦しい価格設定だが、まずは値下げして客の関心を引くしか
ない」と値下げする。
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ＥＶ市場に新規参入したスマートフォン大手・小米科技（シャ
オミ）の会長は、「私たちのＥＶは７．５万台を超えた」と胸
を張った。小米が３月末に発売したＥＶは２１．５９万元（約
４７０万円）。売るほど赤字と言われるが、当面は採算を度外
視してシェア拡大を優先する方針とみられる。
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中国で昨年の輸出台数は４９１万台から７割も増え、中国のＥ
Ｖ市場は「低価格競争」の状態にある。多くの新興メーカーの
参入が価格破壊を起こした。今後値下げ競争には慎重な姿勢が
必用になってくる。





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