弓道審査は体配と射形や射技の善し悪しによって判定する。
体配は4人立ちの場合は、4人が足並みを揃えて入場してから
審査が始まる。審査を受ける人は、座射か立射によって体配を
するが基本は座射。しかし、膝の悪い人は立射でおこなうこと
になる。前の人の動きに合わせて、後ろの人は動作を始めるが
立射の人が前に来ると動きが違うために難しくなる。
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「Hさんは立射だったですかね」「そうです」
それを聞いて、頭の中が真っ白になった。
1番の動きを見ながら3番の私が体配をすすめるが、2番の立
射人が目の前に立っているので1番の動きがよく見えない。
熟練した経験者なら、立射が前にいても問題はないのだが。
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5分ほどの体配は早くなったり遅くなったりして焦り、放った
矢は2本とも的に当てることはできなかった。先輩たちから、
たくさんの動きを教わり練習をしてきたのに情けなくなった。
おそらく2段合格は難しいだろう。
・
あくる日弓道場に向かって歩いていると、先輩おばちゃんが前
を歩いていた。「おはようございます」と追い抜こうとすると
「児玉さん、2段合格していたよ」。一瞬狐につままれる感じ
だったが、スマホを見ると合格者の名前の中に私の名前が。
道場に入ると、たくさんの「おめでとう」の祝福を受けた。
しっかり稽古をしてきたので、審査の先生たちは見るところは
ちゃんと見てくれるものなんですね。
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