世界の強豪6カ国が競うグラチャン女子バレーボール。
昨日の日本の対戦相手はドミニカ共和国だったが、高さでは断然不利な
状況でどんなバレーが出来るかためされた。
得点するとコートを笑顔で走り回り、あの愛くるしかった木村沙織も
年を重ねて今年から全日本の主将に成長した。
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1セット目は日本が取ったが、2セット目は相手の強力なアタックが決
まり始め5点ほど連取されこのまま行くとセットを落とす。
ドミニカ共和国の2m、1.9mの長身からのアタックはブロックの
はるか上を通り過ぎていく。アタックされたボールをまずひらわない
ことには反撃すら出来ない。
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ただひたすらこの流れを変えようと必死になってボールに食らいつく。
そしてようやくボールをひらってトスを上げることができた。
次の瞬間バックから走り込んできた迫田選手。
勢いついたバックからのアタックは強烈で、相手のブロックをはじき飛
ばす。悪い流れを変えるためにはこの一撃しかなかった。
だがこの流れを完全に日本のものにするために、さらなる迫田の強烈な
バックアタックが2度3度と炸裂する。こうなるとドミニカ共和国も次
第に戦意喪失して桜の花が散っていった。
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昨日の勝利で日本の女子バレーは3位以上のメダルが確定した。
迫田のバックアタックと木村沙織の絶妙なサーブは、流れを勝ち取るた
めには有効だがこれだけでは金には届かない。
7年後の東京オリンピックまでには、第3、第4のウルトラCをあみ出
して東洋の魔女の復活に期待したい。
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