ブログ 「ごまめの歯軋り」

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秋田県藤里町の連続児童殺害事件 畠山被告語る

2007年10月31日 | 時事問題
asahi.com 2007年10月31日13時20分
畠山被告「極刑望む気持ち」 連続児童殺害事件
 秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われた畠山鈴香被告(34)の公判が31日、秋田地裁であり、2回目の被告人質問があった。畠山被告は拘置所などで自殺未遂を繰り返していたことを明らかにし、「今は極刑を望む気持ち」などと声をふるわせながら話した。

児童虐待や殺害事件は後を断たないが、背景にはこれまた親の虐待がある。この無限連鎖を経つことはできないのか。
畠山鈴香被告には親からの凄まじい虐待を受けていたと聞いている。また児童虐待の原因として、離婚した母親の場合は、同棲した男からの自分の連れ子への虐待(性的虐待も含む)の黙視がある。情けない話だ。それなら母子家庭でよかったのにと思うが、母子の経済的自立が難しいと云う理由もある。悲劇なのは今回の畠山鈴香被告のケースである。幼児時代に虐待を受けると、精神的に極めて異様な歪が残る。今回は虐待ではなく殺人であるので、どうしても母親の精神状態が問題である。こうして親から親へと辿ってゆくと無限の悪夢の連鎖が続くことになる。「親の因果が子に祟り」式の厭な話だ。どうしても親の子への虐待をなくすることが必要だが、どうした物か。

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