癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

古民家カフェ「ロマンティコ ロマンティカ(通称ロマロマ)」

2019年01月16日 | レトロ建築・古民家カフェ
 今日は、久しぶりの除雪をした。さすが4日連続の3種スキーの疲れが大きい。 1日中ゴロゴロして、疲労回復に努めることにした。

 今日のブログネタは、1/5に行ったロマロマをアップ


 大正5年築の旧堤商会事務所。函館で現存する木造3階建ての建物は、ここと末広町の函館海産商同業組合事務所(大正9年築)の2軒だけである。堤商会は、函館発祥の水産会社・日魯漁業(現マルハニチロ)の前身会社にあたる。まさに大正期の北洋漁業時代の勢いを偲べる数少ない建築作品の1つである。

 時が過ぎ建物の持ち主も変わり、十数年前ほどは往年からは想像がつかないほどに、無残な姿になっていた。しかし10年ほど前に大規模な改修工事がおこなわれ、現在のような華麗な姿へと蘇っている。
 そして数年前からは、今では地元で大人気のカフェ「ロマンティコロマンティカ」が入居し、弁天町に多くの人が訪れるようになった。

 建物の中の様子をカメラに収めたかったが、女性の多いカフェとのことで、妻に付き合ってもらった。(訪問日1/5)


玄関を入ると1Fのカフェの入口がある

◎1Fのカフェ「ロマンティコ ロマンティカ」


カフェの中は混んでいたので、空いているときに写した他サイトから借用。
昔の面影がないほどリノベーションされている。








レモンパフェと抹茶パフェ(ちょっとがっかり)


キッシュ(これらの料理の方が本命らしい)

◎2F・3Fの様子(自分にとってはこちらが本命)


玄関を入り、その横にある、階段を昇るとほかの会社などが入っている2Fと3Fである。
こちらは、カフェから出るときに昇ってみた。こちらの方が、伝統的建造物らしい面影を残している。


玄関の中の右側の階段を昇って2Fと3Fへ










ライフスポーツ第2回スキー講習会

2019年01月15日 | スキー・クロカン

 ここしばらくの間降雪がなく、ゲレンデ状態はあまり良くない。急斜面は削れて土や小石が出ているところもあった。そんな中での講習会だった。

 我が班は、上級グループだった。改めて教えることはほとんどない。いろいろなターンの基本的な運動を中心に、ロングターンは肩のひねり、ミドルターンは腰のひねり、ショートターンは膝のひねりを意識した滑りと、それぞれの違いを感じ取ってもらった。
 その中で、ずらしの多いターンと切れの良いカービングターンを練習してもらった。みなさん上手なので、一緒に滑りを楽しむことができた。


我が班の5人のショートターンのトレーン

 この4日間、最初の2日間は滑るために登る山スキー、昨日は自分の体で推進して滑走するXCスキー、今日はゲレンデスキーを楽しんだ。全部スキーではあるが、スキー板も靴もポールも服装も全部違う。その中で、ゴンドラ利用の上から下へ滑り下りるだけの今日のゲレンデスキーが一番楽だった。昨日までの疲れを感じることはまったくなかった。

 毎日このブログをチェックしている方々からは、「今日の講習会にまさか来るとは思わなかった」と、呆れられた。

◎STVテレビからの取材申し込み

 昼休みに車の中で休んでいたら、STVテレビの報道部記者から取材のメールが入った。
 「私はいま、大腸がんが急増しているというニュースの特集の放送を予定しております。そのなかで坂口様が過去に大腸がんを患った事などが書かれたブログを拝見いたしました。
 ぜひ大腸がんの闘病についてなど、実体験をお聞かせ願えればと思っております。」とのこと。

 闘病という意識はないが、何か役立てることがあればと、取材に応じることにした。

 その後、電話でやり取りしたが、こちらの在宅日に合わせて、わざわざ札幌から直接取材に来るという。今週か来週だというので、こちらの空いている日を教えておいた。明日にでも日程がはっきりしたら、メールで連絡するとのこと。

放射冷却 & 帰路途中のXCスキーin札幌滝野

2019年01月14日 | スキー・クロカン
 今日は朝に白銀荘を出て、帰路途中に、11日にできなかった札幌市滝野すずらん丘稜公園のXCスキーコースで練習して函館まで帰ることにした。
 朝食を食べて、東京から参加した方を乗せて7:30に白銀荘を出て札幌まで走った。
 
◎放射冷却の妙
 昨日も今日も快晴だったが、放射冷却で、標高1010mにある白銀荘を出るときは-17℃だった。ところが、富良野盆地へ下って行くに連れて、気温がどんどん下がって行く。普通であれば、標高100m下るにつれて0.6℃ずつ気温は上がるはずである。


富良野市の国道まで下ったら-26℃まで下がっていた。
放射冷却は高い山より平地の方が冷えることが初めて分かった。



そんな中、富良野川にけあらし(川霧)が立っていた。
車を降りて橋の上から撮影したが、-26℃は初体験だった。
河畔の白い木は、すべて樹霜。

 東京から参加された方の中の島の別宅まで送って、滝野すずらん公園へ。

◎滝野XCコースで21kmの滑走

 6コースあるスタートとゴール地点のグランド。


 当初の計画では、最長の16kmコースを滑って、その後10kmコースを滑れれば良いと思っていた。
 11:30にスタートし、16kmコースをゆっくり滑り、一休みして10kmコースへ入った。しかし、昨日までの疲れもあり、10km滑る自信もなく、帰る時間が遅くなりそうなので、1kmほどでショートカットして3kmコースへ逃げた。
 ゴール地点へ戻ったら、18.8kmしかなかった。なんとか20kmは超えたいと思い、3kmコースへ。結局21.8kmで切り上げて、14:30に帰路に就いた。












 札幌市内でラーメンを食べて、留寿都温泉(200円から一般は300円に値上げされていたが、65歳以上は200円)に入って、20:30に無事帰宅。

HYML三段山オフミ(2日目)~十勝岳斜面~

2019年01月13日 | 登山・旅行

 この時期にしては珍しい快晴の朝を迎える。しかし、放射冷却で気温が-17℃。朝食を食べて、昨日より上下1枚ずつ多く着て準備をする。

 このオフミは、食事時間には全員揃うが、昼の行動はそれぞれ自由行動てある。自分は、昨日同様に楊ちゃんをリーダーとする十勝岳斜面を目指すグループに入れてもらった。


朝食はサンドイッチとミネストローネとコーヒー牛乳


8:00、出発前に白銀荘から十勝連峰を見上げる


GPSトラックログ


十勝岳を目指して登る


富良野岳と飛行機雲


富良野盆地をバックに登る


この地点で大正火口を目指す3人と別れて、ここから滑りを楽しむ6人に分かれる


軽い最高の深雪滑降を楽しむ。




途中まで滑り降りて、再び登り返す




30~40cmほどの軽い新雪で、まったく抵抗感もなく、ゲレンデ感覚で自由に滑りを楽しむことができた。


旭岳を眺める


集合写真。自分は左から二人目。バックは三段山。


露天風呂の中で一番温い湯船で1時間も入っていた。


露天風呂から美瑛岳(左)と十勝岳を眺める。


テーブルからご馳走が溢れそう。今日は16名。昨日は24名。


一人分の盛り合わせ。


メインの皿うどん。これだけ食べて、明日の朝食も含めて、食費は750円。


 

HYML三段山オフミ(1日目)~三段山斜面~

2019年01月12日 | 登山・旅行

 6:30に札幌を出て、10:00に上富良野町吹上温泉保養センター白銀荘に到着。広い駐車場か満杯なのに驚いた。

 同じ頃に到着した6名で三段山の途中までを目指す。滑るために登る、いわゆるバックカントリースキーである。


GPSトラックログ






 三段目の横まで登って、右の沢を越えた尾根を樹林まで滑り降りた。 
途中から登り返して、別の尾根を滑り、1段目の横に出た。
そこからスキーを担いで、1段目の上まで登り返して、白銀荘まで滑り降りた。






駐車場から車が溢れている白銀荘 
13時には下りてきて、温泉に入って酒盛り。


16:30には食坦による手作り料理がならんで、宴会開始。


今日一緒に滑ったイタリアからの23歳の北大留学生


料理の一部。メニューは、パーティ寿司、・煮魚料理、
・鶏肉の唐揚げの南蛮漬け・汁物、・別腹メニューで蒸し牡蠣


自分の分を盛り付けて食べる


本日のメインディシュの蒸し牡蠣第1弾。
鍋の関係で第3弾まであった。一人10個以上も食べれた。贅沢この上ない。

朝からの大雪で札幌滝野でのXCスキー断念

2019年01月11日 | 日常生活・つぶやき
 
滝野でのXCスキーを断念し、ツボ足で見に行った園内のアシリベツの滝

 明日からの3連休に開催される上富良野町の白銀荘を拠点とした「HYML三段山オフミ」参加ついでに、今日は札幌の滝野すずらん丘陵公園のXCスキーコースで練習しようと、6時過ぎに家を出て11時過ぎに到着。
 ところが、朝から降り続いた大雪のせいで、朝に圧雪車で整備したコースの上に、新雪が20㎝も積もり、コースも分からない状態。


 昼頃には小降りにはなったが、誰も滑っていない。歩くスキーならラッセルでも良いが、スケーティング走法でのラッセル滑走は辛い。
 駐車料金410円も払ったし、時間もあるので、車の中で天候回復待ち。


 そのうちに滑りに行った人が戻ってきた。「とても滑れる状態ではないです。ただお散歩してきただけでした」とのこと。


 ここは、最長16kmから1kmまでの6コースが整備されている。16kmを2周するつもりで来たのだが残念。


 諦めて、入口駐車場から1kmほど奥にあるアシリベツの滝を見に行くことにした。スノーシューのコースだが、幸いツボ足でのトレースがあったので長靴で行くことができた。

 そのあと、町に出て、XCスキー専門店のニッセンスポーツへ行き、足りなくなりそうなワックスを購入。さらに、秀岳荘で、15年経過した冬用の登山靴の買い換えを検討する。しかし、高いので、経年劣化で壊れるまで今のものを使い続けることにした。

 いつも車中泊に利用するすすきの立体駐車場で、このブログを打つ。
 このあと、17:30から友人と飲む約束をしていた。


 すすきののど真ん中の交差点にあるラフィラというデパートの8階の炎という居酒屋を予約してくれていた。
 人気店らしく、予約なしでは入れない店らしい。


 なんと、予約してくれた席がすすきのの交差点を上から見下ろす席だった。


 すすきのの顔であるニッカウィスキーの看板を上から見下ろす。


駅前通り見下ろす

 このような一等地の居酒屋なのに、食べきれないほど食べて、飲み放題で、一人2850円というのが嬉しい!

棒二森屋ノスタルジー~その2~

2019年01月10日 | 日常生活・つぶやき

 いよいよ今月の31日で、82年の歴史を閉じることが決まった「棒二森屋デパート」は、「金森森屋百貨店」と「棒二荻野呉服店」が合併して、1937年(昭和12年)10月1日に現在地で開業した百貨店である。
 
 「金森森屋百貨店」は、初代渡辺熊四郎が、1869年(明治2年)に函館市大町で北海道初の洋品店であった「金森森屋洋物店」として創業。一方の棒二荻野呉服店は、1882年(明治15年)に荻野儀平が、上磯戸切地で「棒二荻野商店」として創業、呉服を扱った。「金森森屋百貨店」から数えると、創業150年になる。

 去る11月5日に、屋上の互福稲荷神社が公開になったので、その時に主に外観の懐かしい所をカメラに収めて来て、「棒二森屋ノスタルジー」としてアップした。

 今日は、7階の催事場で「全国うまいもの味めぐり」が開催されていた。三百名山巡りで食べた美味しかった物があったので掛けて来た。多分、今日が最後の訪問だと思うので、主に店内の中の懐かしい所をカメラに収めて来た。


正面玄関から入った所


中央柱の上部の意匠は昔のまま


売り場案内板


正面玄関の内側。対になった熊の彫刻が懐かしい


玄関横の1階から2階へのカーブした階段


1959年に設置されたエスカレーター。これが初めて乗ったエスカレーターだった。


表示が9階まであるエレベーター。現在は7階までだが、9階があったのかどうかは記憶にない。


大理石とフローリングの階段。これも昔のままで懐かしい


子供のころの1番の思い出の昔のままの7階の大食堂。現在はデパートの食堂では全国一の広さだそうだ。

親と一緒に買い物に来ると、この食堂が1番の楽しみだった。しかし、何を食べたのかは覚えていない。
当時は、食堂の名前はなかったが、現在は業者が営業しているのだろう。
今日は夕方だったので空いていたが、最近の昼ごろは懐かしさを求めてくる客で激混み状態らしい。


メニューウインドー。昔は模型のサンプルだった覚えがある。


7階の催事場で開催されていた最後の「全国うまいもの味めぐり」。
静岡の富士宮焼きそばと栃尾の油揚げを購入。
ここだけは混んでいたが、ほかの階は相変わらずガラガラだった。

 幼少のころの一番の思い出だが、大混雑の歳末の買い物に付いてきて、迷子にならないように、母親の角巻きの裾を掴んで歩いていた。しかし、いつの間にか別の人の角巻きを掴んでいたらしく、見上げた顔が母親でなかった。そのときの絶望感にも似たお先真っ暗な戸惑いを今でも覚えている。

ライフスポーツ第1回スキー講習会

2019年01月09日 | スキー・クロカン

第1回目と最終回は集合写真を撮る

 2019年度のスキーを中心としたシニアスポーツクラブ「函館ライフスポーツ」のスキー講習会が今日から開始した。1~2月末までだいたい週1のペースで開催される。
今年の会員は、コーチ会員21名、一般会員(男性34名、女性31名)、合計86名。
平均年齢は73歳だそうだ。最高齢は87歳。86歳も2人いて、全員今日も参加されていた。


休憩所の中での開会式


自分はコーチスタッフの一人だが、今日の担当は、中・上級班で男性2名と女性3名だった。
中に最高齢の87歳の方(1番手前)がいた。スキー場へ来るだけでも凄い。
ほかの4名もほぼ自分と同じ年齢で、今年中には後期高齢者となる顔ぶればかりだった。
当然、ゴンドラの中の話題は、年齢相応の内容ばかりである。しかし、滑り出したらみなさん若い!

天候はとても良かったが、最近ずっと雪が降らないので、バーンが非常に堅かった。
ほとんどが初滑りか2回目なので、足馴らしを兼ねて、基礎的の確認を中心に講習を行った。



年齢を感じさせない我が班の滑り~下の左手前の方が87歳。

隠れ家的人気カフェ「のらいぬ」のランチとパフェ

2019年01月08日 | 食べ物

入舟漁港近くのランチとパフェが評判の人気カフェ「のらいぬ」の外観。
夏の方が鉢花が飾られていてきれい。

 先日函館山裏の寒川海岸へご案内したサロンさんとの待ち合わせ場所が、この「のらいぬ」の前だった。その日は正月休業中ということもあり、店の前の黒板類がなくて、どこか分からず、2度ほどぐるぐると車で回って、近くを歩いている人に聞いて分かった。
 サロンさんによると、ここのランチやパフェは月替わりで、何を食べても非常に美味しい人気店とのこと。検索して見ると、確かに有名な食べ物ブロガーの方々や観光客がたくさんブログやSNSにアップされていて、非常に評判が良い。

 妻にそのことを話したら、妻も知っていた。それが、友達から「のらいぬの唐揚げが美味しかった」というメールが来て、「えっ?!」とビックリしたのがきっかけだそうだ。
 
 2016年に新潟の佐渡からご夫婦で函館に移住。元々店主さん(奥さん)は函館出身で地元に戻ってきたらしい。佐渡に住んでいた頃もカフェをされていて話題の人気カフェだったようで、その頃のお客様もわざわざ函館までいらっしゃるとのこと。

 営業時間は、12時〜19時 (冬季10月〜3月は17時閉店)なので、妻同伴で12時に訪問。駐車場はないので、漁港の空きスペースに停めた。
 今月のランチメニューは3種類だけだったので、下載の2つを頼んだ。妻が楽しみにしていた、サロンさんおススメの「佐渡の新米 塩むすびセット」は新米時期の10月だという。


妻が食べた煮込みハンバーグ


自分が食べた白身魚とホタテのカレー


パフェとのセットで頼んだ、濾紙と漏斗とビーカーで淹れるコーヒー


1月限定の月替わりのプリンパフェ(左)と定番メニューのみたらし団子パフェ(右)

 評判通り、ランチも、パフェも、コーヒーもとても美味しかった。
 日本人は「限定」とか「特別」という言葉に弱い。ランチやパフェを月替わりにして「限定」メニューにすることは、これだけ美味しいと「また別のものも食べてみたい」と思わせる良い作戦だと思う。


店内の様子・・・薪ストーブが良い味を醸している。
二人掛けのテーブルが3つと一人掛けのテーブルが1つしかないので、3名以上での来店はお断りしてる。
夏はストーブがなくなるので、もっとテーブルが多くなるが、やはり3名以上はお断りのようだ。


店内の天井・・・古い家をリノベーションして利用している


楽しげな小物が置かれた手造り感のある壁や棚の一部



正月飾り


楽しげなトイレの壁


すぐそばの入舟漁港

 自分たちが出るまでに、若い二人連れが3グループやってきた。やはり、若者に人気があるようだ。

北海道新聞みなみ風連載「どうなん・とうほく山楽紀行」
本日掲載の52回目「汐首山(函館市)」は、下記の「最新情報」でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com

ライフスポーツコーチ研修会

2019年01月07日 | スキー・クロカン


明後日から始まるライフポーツのスキー講習会に先だって、コーチ陣の研修会が行われた。
久しぶりに青空が広がり、樹氷とのコントラストが美しかった。
しかし、しばらく雪が降ってないらしく、斜面が堅く、石が出ている所もあった。


まずは、休憩所での座学


ゴンドラを下りた所のダケカンバの樹氷と青空






手前の影は後ろから滑りながら写す自分

XCスキー初滑走in大滝

2019年01月06日 | スキー・クロカン

コースの発着地点となるグランド・基礎練習ができる周回コースとなっている。


スマホのマラソンアプリRuntasticのログ

 函館近郊にはXCスキーの常設コースがないので、練習となれば、最も近い伊達市の大滝XCスキーコースまで出掛けなくてはならない。
 ここは、旧大滝村時代から公設コースとして、いろいろなコースを毎朝圧雪車で丁寧に整備してくれている。おまけにキートスマヤという暖かい休憩所まである。近くの温泉は無料と、至れり尽くせりである。

 例年は、年末に1度出掛けて、正月明けにも出かけることが多い。しかし、昨年末は行くことができなかったので、今日が初滑走だった。
 5時に家を出て、8:40に到着。まだ誰も来ていなかったが、コースの整備は終わっていて、キートスマヤの中はストーブが焚かれて暖かくなっていた。

 これまではの経験から、昼食を食べてゆっくり休んでしまうと、そのあとに距離を延ばすことはできない。今回は足馴らし・体馴らしの初滑走だが、休みながらでも、なんとか30kmを滑走したかった。今日現在は、5kmコースがメインでゲキ坂を含む6kmも整備されていた。

 今日は最初からスマホで距離を計りながら走った。まずは、グランドで基礎練習で何周かして、コースへ出た。途中、水分・エネルギー補給等でキートスマヤで3回休んだが、12:30まで頑張って戻ったら28.2kmになった。あと2kmと思ったがヘロヘロになったので切り上げた。これまで初滑走でこれだけ滑ったのは初めてである。
 その後に昼食を摂り、無料の温泉・大滝共同浴場ふるさとの湯に入って、17:30には帰宅できた。 






距離表示


6kmコースのあるゲキ坂・・・ここは「大滝国際スキーマラソン」のコースにもなるので2回登った。


登れば、下りもあるが、あっという間に過ぎる


コースの横を流れる長流川(おさるがわ)と名前負けしそうなナイアガラの滝


1本だけ鉄分の多い川が流れている


キートスマヤの中の休憩室。いつ行っても顔を合わせる常連の方々

 3度も休憩所で休んでも30kmでへろへろになった。初滑走はいつもこんな感じである。これを2/3にあるもっともアップダウンが大きい「札幌国際スキーマラソン(50km)」まで持っていかなくてはならない。
 今後の練習予定は、向こうへ出掛ける予定のある1/11に札幌の滝野のコースで30kmほど、1/20の札幌で開催される「HBCハウス食品歩くスキー大会(15km)」、1/25に再び大滝で30kmほどの3回だけである。果たして、間に合うか・・・?
 2月の4週連続のレースは、最初の一番辛い「札幌国際」が最高の練習となるので、あとは、そのままレースが練習となり、最後の「湧別原野(80km)」へと続く。

北アルプスドローン大縦走~白銀の峰々へ~

2019年01月05日 | 登山・旅行

 1/3にNHKで放送になった「北アルプスドローン大縦走~白銀の峰々へ~」 は、シリーズ3回目である。初回の槍ヶ岳と穂高岳は見逃したが、昨年の2回目の立山と剱岳は、夏の撮影でもあり、自分も登った同じルートもありで「あんな所を自分も登り下りしていたのか?」と非常に感動したが、今回も素晴らしかった。

 今回は雪が降り始めた11月。ドローンカメラが冬の穂高岳・上高地に挑み、寒さと雪と格闘しながら、朝日に染まる峰々や神秘的な霧氷などを撮影。初冬ならではの北アルプスの厳しさと美しさを存分に楽しませてくれた。

 自分も歩いた中房温泉を出発して燕岳から大天井岳まで。さらに、いったん上高地まで降りて、再び涸沢小屋~涸沢岳~奥穂高岳~西穂高岳を経て西穂山荘までという3週間にわたる撮影だった。
 ドローンならではの高度からの撮影で、普段の登山では目に触れることのできない臨場感あふれる映像が憎い。ドローンカメラマンの西田氏が特にこだわるのは、複雑な陰影が織りなすモルゲンロート(朝焼け)である。

 自分も北アルプスは、縦走が多いので何度かモルゲンロートを経験している。今回の放送でも取り上げれていた燕岳では、季節は秋だが、同じような光景を目にしている。 また、同じく紅葉真っ最中の涸沢でも見事なモルゲンロートを目にしている








懐かしい名優が勢揃いの映画「人間の証明」

2019年01月04日 | 登山・旅行



 天気もパッとしない1日だったし、昨日の疲れもあるので、録りためた録画を観て過ごした。
 その中に、数か月前に録画しておいた映画「人間の証明」があった。森村誠一の原作は読んだ記憶はあり、西條八十の詩の中の「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね」というフレースが印象的だったが、映画は観たことはなかった。

 観始めたら、ストーリーよりも、懐かしい名優の若き時代の姿に感動した。主演は刑事役の松田優作で、コンビを組むハナ肇、2人が追い詰める犯人役が岡田茉莉子、脇を固める三船敏郎、鶴田浩二、地井武男、伴淳三郎、大滝秀治、長門裕之、和田浩治、峰岸徹、夏八木勲、范文雀、北林谷栄、竹下恵子、西川峰子、岩城滉一、佐藤蛾次郎、室田日出男、鈴木ヒロミツ、E・Hエリックなどなど・・・。ほとんどは亡くなった懐かしい昭和の豪華キャストがたくさん出演していた。
 また、当時の車も懐かしさいっぱいだった。映像にパソコンも携帯電話もないのが、逆に新鮮な感じがした。

 いつの作品か調べてみたら、1977年(昭和54年)だった。今から42年前である。ますます「昭和は遠くになりにけり」の感が強くなった。あのころの映画をまた観てみたいと思うのは年のせいだろうか?

函館山の秘境 寒川海岸探訪

2019年01月03日 | 登山・旅行

寒川海岸から南側の寒川跡方向を望む


GPSトラックログを基にしたコース図

 今日は、ご実家に帰省中の函館出身で札幌在住の若い登山愛好家で、拙著もご購入いただいているサロンさんのご希望で、函館山の秘境ともいえる寒川海岸へご案内した。

 ご実家が入舟町なので、穴澗側から穴澗神社の参拝路から登り、穴澗砲台跡の横からのいつもは登って来るワイルドなマイナーコースを下って、寒川海岸へ下りた。海岸を穴澗岬が見えるところまで往復して、寒川跡へ。そこからメジャーコースを登り返して、千畳敷コースを歩き、入江山手前から昔の軍用道路跡を下って、穴澗神社参拝路へ合流して周回した。
 海抜0㍍から登って海抜0㍍へ下り、再び函館山の稜線へ登り返して海抜0㍍へ戻るというマニアックでワイルドなコースである。雪が思っていたより深く、ラッセル部分もあったが、海岸へ下るコースは、その深い雪のお陰で怖い思いをしないで済んだ。

 9時にサロンさんの家の近くで待ち合わせ、自分の車で穴澗の行き止まり地点まで行った。
 
9:10、海岸に続くトレースを辿り、穴澗神社参拝路の登り口を目指す。


穴澗神社参拝路の登り口から、トンネルのある穴澗岬の岩場を眺める。


海岸から穴澗神社への登り口。この先にはトレースはなかったがルートははっきりしていた。


つづら折りの参拝路には階段も設えられている。眼下に海面が見える。


途中から眺める穴澗要塞跡。左上には地下要塞の多い函館山には珍しいレンガ造りの建物が見える。


穴澗神社に到着。鳥居に正月飾りが結ばれていたところを見ると、年末に登って来た人がいるのだろう。


神社の上に続く道を進むと昔の軍用道路に合流。木の幹にテープが巻かれている地点の先に海岸への下り口がある。


急な沢形地形をトラバース。3年前にあったロープや目印になるテープはことごとく撤去されていた。


非常に急で掴まる木が少ないので、持参したロープを設置して下った。
この辺りは、雪がないと最近崩落していて道がなくなっているところもあり、とても危険である。
さらに、この下にも設置されていたロープは、やはり撤去されていた。


徐々に海面が近くなってくる。(サロンさん提供)

海岸から上り下りする岩場のロープも目印もなくなっていたので、持参したロープを掛けて下り立った。
多分、誰かが危険なので利用しないでほしいという意図で、ロープやテープを撤去したものと思われる。
自分は何度も利用しているが、確かに、ここ数年崩落個所も増え、危険でお勧めできるコースではなくなっている。


海岸に下り立ち、海岸を歩いて、穴澗岬が見えるところまで進んで、折り返した。
彼女は子どもの頃に、反対側から左下に見える吊り橋の残骸の手前まで来たことがあるそうだ。


折り返して、海岸を歩き、寒川跡を目指す。岩の上に雪が被っていて、非常に歩き辛かった。


来し方を振り返る


 11:35、寒川跡に到着。先に石垣が見える。ここで15分ほど昼食タイム。


右の石碑には「寒川、鹿島神社跡」と刻まれている。

 左は、「明治二十八年(一九〇五年)富山県下新川郡宮崎村より水島竹松他数十名新天地を求めて寒川の地を移住地とした 定設者 水島政治」と刻まれている。


さらにその奥には、「我が里永遠に、不朽の里地なり」と彫られた石碑もある。

     寒川の歴史と生活(クリック!)

 ここからは、多くの人が上り下りしている稜線までのメジャーなコースがある。昨日上り下りしたと思われる痕跡があった。登り始めてすぐに単独の男性が下りて来た。さらに、少し登って行くと男女の二人連れも下りて来た。


津軽海峡の海面を背に登り返す。この海抜0㍍からほぼ直登する稜線までの登りが最も辛かった。


12:40、稜線に出る。


登山道に合流して、市街地を見下ろす。しっかりと踏みしめられた千畳敷コースを進む。



千畳敷コースから見下ろす寒川跡の海岸


入江山手前から穴澗要塞跡まで続いている軍用道路跡を下った。ここもマイナーなコースである。
誰も歩いた痕跡はなく、結構吹き溜まりもあってラッセルも深かったが、下りで助かった。
やがて、登りのトレースに合流し、14:00、無事に下山することができた。所要時間は4時間50分。


ゴール地点での記念写真(サロンさん提供)
正月早々、このような若くて可愛い女性と一緒に登れるなんて、今年も元気に過ごせそう!
サロンさんのブログも見てみたい


テレビ三昧

2019年01月02日 | 日常生活・つぶやき
 例年、1/2は、「箱根駅伝(往路)」と前日録画した「相棒元日スペシャル」を観て過ごすのが恒例である。

◎まずは、相棒元日スペシャル第10話「ディーバ」


 今日も、早く起きたので、まずは、相棒元日スペシャル「ディーバ」を観た。いつもこのスペシャルはいろいろなストーリーが盛り込まれていて面白い。今回も「悪の政治家」「忖度」「ブラック企業」「性犯罪」など、現在にはびこる社会問題が事件の要因に絡んでいた。

 わずか2シーンだけだが、産休明けの仲間由紀恵も久しぶりに登場。2代目相棒の及川光博の登場と反町隆史とのアクションシーンも面白かった。


しかし、何と言っても、真犯人役の大地真央が美しかったし、名優ぶりを発揮し、特に最後の歌がとても良かった。


◎箱根駅伝2019(往路)


 8:00のスタート前からゴールの14時まで、びっしり観戦。青山学院の5連勝か?それを阻む東洋大か?が興味の的だった。
 結果的に、1区から1~2位で繋いだ東洋大が昨年に引き続き往路優勝で、青学はまさかの6位だった。健闘したのは2位に入った東海大だ。明日の復路は、解説者の予想はこの3校の争いになるだろうとのことだが、東洋大が総合優勝しそうな感じである。

 スタート直後に転倒して足を痛めた大東文化大は、1区はなんとかタスキを繋いだが2区では繋ぐことができなかったのは気の毒だった。エース区間の2区は留学生3人のごぼう抜きの活躍が際立って面白かった。3区は8位で繋いだ青学の森田歩希がトップに踊り出る快挙だったが、後の4区と5区が続かなかった。山の5区は区間新が3人もいたのにも驚いた。

 明日の復路も面白そうだが、明日は予定が入っているので、結果だけを楽しみにしている。

◎NHKBSプレミアム「極門島」


 駅伝が終わって、14時~16時にNHKBSスーパープレミアムで放映されていた「極門島」を観た。
 横溝正史の最高傑作で人気の高い、金田一耕助シリーズの「極門島」だが、これまで多くの俳優が演じて来た金田一役を長谷川博巳が演じていた。この「獄門島」は、自分は初めて見たので、それなりに面白かった。

 今夜以降の正月特別版の「下町ロケット」や「科捜研の女」も録画予約しておいた。

 夕方には、日中に降り積もった分の雪かきをした。