癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ようやく七ッ岳山群完登・・・「親岳」

2013年04月23日 | 登山・旅行



413.3峰から手前の親岳と左奥の七ッ岳を望む

 知内町と上ノ国町の境界線上に聳える七ッ岳(957m)は、その周りに聳える長山、丸岳、馬岳、燈明岳、牛岳、親岳を従えた山群の盟主である。山名の由来もそれら七つの峰の盟主であることに因るらしい。

 この中で登山道があるのは唯一七ッ岳のみである。しかし、この7つの峰をすべて踏破しようと思い立って、まず、残雪期の09年4月2日の「燈明岳~馬岳~牛岳」に登ったのが初めてだった。その翌年、5月22日に藪を漕いで「丸岳~長山」に登った。
 あと残っていたのがこの親岳だった。山群の中では第2峰だが、もっとも北寄りにあるために、別ルートを採るしかなかったのと長い林道歩きが億劫で、ついつい後回しになっていた。

 知内町湯の里地区の奥にある知内ダム手前のミナゴヤ林道からのアプローチしかない。夏は林道以外はネマガリダケの藪漕ぎである。もっとも効果的なのは残雪期だろうと思っていた。ミナゴヤ林道を約7kmほど歩き、カウン沢林道に入り、そのすぐ先から東尾根に取り付いた。413.3峰(三等三角点名・母沢)を経由して、両側に全層雪崩が起きている急な尾根を登り、登頂することができた。登りはスパイク長靴で通せたが、下山は、雪が緩んできたのと急斜面の下りに備えて、413.3峰の手前までかんじきを履いた。

 林道はアップダウンの多い林道だった。往路は、気温も低く雪が埋まらないので、サクサク歩くことができた。しかし、復路は気温の上昇で埋まって歩きづらかった。そのせいと疲れと遊びながらの歩きだったので、復路の方が25分も多く掛かった。

 5:45スタート、登り3時間35分(林道1時間40分)、下り3時間25分(林道2時間05分)、13:00ゴール。帰りは知内温泉で疲れを癒した。歩数計は約3万歩だった。 


 林道の途中から眺める知内ダム


 林道を1時間ほど歩いて、目指す親岳と対面 


 頂上直下から眺める七ッ岳山群の牛岳、燈明岳、丸岳、馬岳、長山


 親岳頂上の西側から望む七ッ岳


エゾサンショウウオの卵?


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