道内温泉の無料・半額日帰りパスポートが載っているので、毎月購入している月刊誌・北海道情報誌『HO[ほ]』・・・コンビニや書店で580円で売っている。無料の温泉で一度利用すると、ほとんど元が取れる料金である。
購入するようになったきっかけは温泉の無料パスポートだったが、最近はその内容の素晴らしさに惹かれている。毎月特集を組んでいるが、内容の充実さ、情報の掘り起こしや取材の確かさ、緻密さには、いつも感心している。とても580円とは思えない貴重な雑誌である。
公式サイトによると、「懐かしい、新しい ヒトにマチに ほっと温もる」北海道の旬な情報、おすすめスポットなどを、独自の視点で紹介する北海道の総合情報誌です。北海道への観光はもちろん、道民も目からウロコの情報をお届けします・・・がアピール文になっている。
現在販売中の6月号の特集は「函館ノスタルジー」である。たしかに我が函館は、古い街並みや建物が残るノスタルジックな町ではある。しかし、今回取り上げている90ヶ所近い場所や店舗は、上記の公式サイトの目次にも載っているが、長い間函館に住んでいる我々でも普段何気なく見過ごしているようなところが多いのには驚いた。
人気の観光地である西部地区だけでなく、我が家のすぐ近くの路地裏の2軒や、古い街並みの残っている万代町・松川町・海岸町界隈まで、市内くまなく取り上げている。しかも、古い店だけでなく、最近注目されている新しい店も入っていて、そこで働いている人々やお客さんも登場している。その情報収集力と掘り起こしの視点や取材力には驚いてしまう。
外構えは目にしていても、中までは目にしたことがない店舗がほとんどなので、「この店の中はこうなっているんだ、こんな歴史があるんだ・・・」と、まさに目からウロコというか、新しい発見が多く、函館市民にとっては永久保存版にしたい貴重な特集である。
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