函館市北洋資料館で、開館30周年を記念した「北洋漁業出航風景特別写真展」が開催されている。
戦後の函館経済を支えた北洋漁業・・・太平洋戦争で中断していた北洋漁業は1952(昭和27)年に再開、1988年まで続いた。多数の独航船をともなった母船団の出航風景は、昭和の函館を象徴するひとつの風物詩として港を彩った風景だった。しかし、これが終わって灯が消えたように函館の経済は冷え切ってしまったと言っても過言ではない。
そんな記憶を思い起こさせる数々の漁船の雄姿のほか、見送る人々で沸き返る港などの光景が、A3判にパネル化した写真計70点が並んでいた。サケ、マス、カニ漁の漁船をはしけから盛大に見送る市民や、岸壁から無数に伸びるテープの華やかさ、家族の見送りを前に涙する母子の様子など・・・。
また、昭和29年のサケ・マス船団の出航の様子を2分20秒で紹介するニチロ会(旧日魯漁業OB会)提供の映像もある。
自分は出航風景は見たことはないが、当時の街の中の賑わいや職場の窓から眺めた津軽海峡を一列に並んで北洋へ向かう船団の光景が懐かしい。
戦後の函館経済を支えた北洋漁業・・・太平洋戦争で中断していた北洋漁業は1952(昭和27)年に再開、1988年まで続いた。多数の独航船をともなった母船団の出航風景は、昭和の函館を象徴するひとつの風物詩として港を彩った風景だった。しかし、これが終わって灯が消えたように函館の経済は冷え切ってしまったと言っても過言ではない。
そんな記憶を思い起こさせる数々の漁船の雄姿のほか、見送る人々で沸き返る港などの光景が、A3判にパネル化した写真計70点が並んでいた。サケ、マス、カニ漁の漁船をはしけから盛大に見送る市民や、岸壁から無数に伸びるテープの華やかさ、家族の見送りを前に涙する母子の様子など・・・。
また、昭和29年のサケ・マス船団の出航の様子を2分20秒で紹介するニチロ会(旧日魯漁業OB会)提供の映像もある。
自分は出航風景は見たことはないが、当時の街の中の賑わいや職場の窓から眺めた津軽海峡を一列に並んで北洋へ向かう船団の光景が懐かしい。