癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

尾花沢市観光・歴史探訪

2020年08月23日 | 登山・旅行

 長い名前の「道の駅尾花沢花笠の里ねまる」で連泊の朝を迎える。山は見えない。その後も山には雲が絡んでいた。心置きなく休足日を満喫することができた。

 尾花沢市は、山形県の北東部に位置する人口約1万6千人の市。尾花沢牛牛と尾花沢スイカの産地として知られる。また、全国的に有名な銀山温泉もある。

◎銀山温泉散策

 今回どうしても訪れたかったのは、この銀山温泉である。

 古く16世紀に銀鉱が発見され、江戸時代には公儀山として栄えた銀山。現在は、大正から昭和初期に建てられた木造三層四層の旅館が軒を並べる温泉街として注目を集めている。大正ロマンを売りにしていて、風格のある落ち着いた町並みには見どころも多く、四季を通じて人々が訪れるという。

 今日は、日曜の朝とあって、12軒ある旅館はどこも満杯のようであった。

 

この温泉街の奥に、渓谷沿いに昔の銀山を偲ぶ散策路が整備されている。

 白銀の滝

 洗心峡

 夏しらず坑~涼しい風が吹き出る風穴。

 面影園の池

 銀坑洞入口

 銀坑洞内部の一部。

 大正ロマンを感じさせる民家とバス停待合室。

 

 大正浪漫館~銀山温泉から少し離れたところにあるレストランと土産店。

◎徳良湖

 「花笠踊り」発祥の地~この徳良湖の築堤の作業に合わせて歌われた土つき唄に、人夫たちが使用した菅笠で踊ったことが、今では山形県に全体に広まった。

◎芭蕉、清風 歴史資料館

 芭蕉は、俳人仲間の鈴木清風を訪ね、ここに10泊をしている。鈴木清風は紅花を扱う豪商だった。

 この資料館は、江戸時代末期の町家を移転復元した貴重なたてものである。

◎尾花沢市のグルメ

 尾花沢スイカの名産地で、スイカにまつわるグルメがある。自分が昨日は食べたスイカソフトは、思ったより濃厚で美味しかった。

 上は、今日の昼に市街地で食べた「尾花沢牛ラーメン」~極上の尾花牛の肉をコトコト煮込んだ濃厚なスープととろける牛肉に、爽やかでピリ辛のスイカのぺらそ漬けをトッピング。これまでに味わったことのないラーメンだった。牛肉が思いの外多かった。

 下は、昨日、道の駅で食べた「板そば」~尾花沢そば街道の専門店ではないので、期待していなかったが、本格的な手打ちでとても美味しかった。

◎3連泊することになる「道の駅尾花沢花笠の里ねまる」

 夕方6時まで営業し、近くにコンビニもある。

 午後から、尾花沢市立図書館へ避暑し、ブログを打ち、本を読んでのんびり過ごしている。