癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

首都圏が危うい新型コロナ & 贈本

2020年03月27日 | 日常生活・つぶやき

 東京都の新型コロナ感染者数が、東京オリンピックの延期決定を境に急激に増加した。以前から東京の感染者が増えると東京オリンピックに影響するから、検査数を抑えているのではないかと疑念を抱いていたが、案の定の感が強い。

 アメリカの感染も中国とイタリアを抜いて世界最多となった。その中心が大都市ニューヨークである。日本も首都圏を中心に似たような状況になりそうな危うさが出てきて、オーバーシュート(感染爆発)、首都封鎖(ロックダウン)などの心配も危惧されている・・・そうならないことを祈るだけである。

 人気タレントの志村けんさんや阪神の藤浪投手も感染したという。身近に感染者がいないだけに、このような有名人が罹ると怖さを強く感じる。特に、藤浪投手の場合は、これまで言われてきた熱や倦怠感などの症状もなく、一昨日まで通常の練習に参加していたという。「臭いや味がしない」という症状から心配になって検査をしたら陽性だったという。同じような異常を訴えていた同僚2人も陽性とのこと。

 これで新しい症状が加えられたことになる。これは怖い・・・同じような気づいていない感染者がまだほかに多くいて、たくさんのウイルスをまき散らしている可能性も出てきた。

 北海道は早めの取り組みが功を奏し、やや収まりつつあるような気がするし、函館を中心とする渡島管内は3月に入ってからの感染者はゼロである。しかし、他都府県で増えてきたら影響がまた出てきそうだ。

 

◎昨夏奥尻島で出会った加古川市の岡田氏よりの贈本

 この度、自分との出会いも記載された『遠野から北海道』が贈られてきた。これまでに、右の3冊もいただいている。

 この加古川市在住の岡田功氏(67歳)とは、昨年6月に奥尻島の山へ登りに行ったときに、宿で一緒になり、帰りに江差から新函館北斗駅までお送りしただけの出会いである。そのときにお礼にいただいたのが右の『西国遊記』。
 その後、拙著『ほっかいどう山楽紀行』をお贈りしたら、そのお礼に『尾張から信濃へ』と『能登島から武蔵へ』が贈られてきた。

 氏は、30年ほど前に左眼を失明し、右眼も3年前から緑内障に罹り、0.2まで落ち込み視野もだんだん狭くなっているという。そのような不自由な視力ながら、毎年5~6月に20日ほどの一人旅をし、秋ごろにかけて旅日記を執筆し、翌年の春ごろに自費出版(非売品)をし、また次の旅路へ・・・という生活を15年間も続けている。したがって、すでに15冊を出版していることになる。

 「加古川史学会」の代表を務め、約20年前から姫路市で文章表現講座の講師を務めているだけに、内容も非常に充実していて読みごたえがある。特に今回送られてきた最新版は、自分としてもくまなく歩いている北海道が舞台なので、イメージ豊かに楽しく読ませていただいた。