松前藩戸切地陣屋跡入口前にて
昨年の函館マラソンで大会参加を卒業したこともあり、春を迎えていつもならジョギングをしている時期だが、まったく走る気にならない。もともと走るのはあまり好きでなかったこともある。しかし、ウォーキングだけでは体力低下は免れない。
そこで、以前からときどき遊んでいたMTB(マウンテンバイク)のロングライドやヒルクライムの回数を増やすことにした。これは、クロスカントリースキーのトレーニングには最適なのと、登山のトレーニングにもなるはずだ。
もともとは登山時の林道走行のために20年ほど前に買ったMTBだが、数年前にタイヤもオフロード用から、軽くてスピードの出るオンロード用に履き替えている。先日、リサイクルショップでヘルメットも購入。
最近愛好者が増えている自転車だが、それらの人は軽くてスピードの出るロードバイクやクロスバイクに乗っている。しかし、自分は遊びながらトレーニング効果を得たいので、重くてスピードの出ないMTBで十分である。
というわけで、今日は、天候が安定して気温も10℃まで上がる予報なので、昨日のリベンジロングライドに出た。
コースは、国道228号から昨日行こうと思っていた北斗市清川の松前藩戸切地陣屋跡のフクジュソウの群生地へ向かい、その後、函館平野の山裾をぐるりと1周する形になる道々上磯峠下線~新函館北斗駅~道の駅なないろななえ~函館新道側道を考えた。
トラックログ、距離44.4km、高低差(右上のグラフ)
家を10:30に出て、国道228号を走り、11:30、最初の目的地である松前藩戸切地陣屋跡に到着。
今年の早春の花は10日以上も早いので、もう咲ているだろうと思ったフクジュソウは、案の定見ごろを迎えていた。
まだ雪の残る戸切地陣屋跡の中
11:50陣屋跡を出て、道々上磯峠下線から新函館北斗駅を目指した。
陣屋跡の下から眺める函館平野越しの横津連峰
12:10、あとひと月半ほどで見ごろを迎える北斗市向野の法亀寺のしだれ桜を写す。
12:25、ホテル東横インができて、景観が変わった新函館北斗駅前を通過。
12:40、道の駅なないろななえに到着。この先の函館新道側道の登りに備えて一休み。
昼食代わりに大きな「りんごパイ」(216円)を食べて、12:55、再スタート。
道の駅近くの国道沿いで目にしたフクジュソウの群生
今日のコースで最も辛かった七飯本町ICの先まで登りが続く函館新道側道。寒からず暑からずだったが、この長い登りではさすがに汗を搔いた。
14:10、3時間40分で帰宅。太腿部の適度な疲れが満足感を増幅してくれる。これからは距離を延ばしたり、城岱スカイラインやきじひき高原へのヒルクライムへと繋げたい。