癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

袴腰岳(1050m肩まで)

2016年12月14日 | 登山・旅行

今日のゴール1050m肩にて(タイミング良く姿を現してくれた袴腰岳山頂部をバックに)


今日の歩いたコース(GPSトラックログをもとに)

 今春、札幌から転勤してきた「北海道山岳ニュース」の管理人の吉克さんから、「12/14、代休を取ったので、一緒にどこか歩き応えのある展望の良い山へ登りたい」とのリクエストをいただいた。袴腰岳は横津岳からの縦走路からしか登ったことがないとのこと。

 そこで、今秋の台風で林道の路肩決壊して以来、赤川林道起点のゲートで通行止めになっている袴腰岳へ登ることにした。車で、ゲートまで入り、赤川林道をスタートして、アメダス登山口から第2登山口へ抜けて登山道を登った。

 下界は積雪ゼロだったが、林道には雪があり、第2登山口の上の人工林を抜けたところで、30cmほどになりカンジキを履いた。三角山付近では50cmほど。1000m肩の下の急登部分では80cmほどになり、ラッセルが大変だった。その急登部分で、袴腰岳山頂部がガスで見えなくなった。展望も期待できないので1000m肩を今日のゴールとして辛いラッセルを続けた。

 たまたま1000m肩へ着いたら、山頂部が姿を見せてくれたが、太平洋側の展望も横津岳方面の展望も期待できない。自分も急登のラッセルで内腿が痛くなり、吉克さんも「ここまで来れば大満足です。ここからの形の良い袴腰岳の姿が見れたし、初ピークの三角山も登れたし・・・」とのこと。結局、そこで休んでいるうちに再び山頂部が姿を隠したので、下山開始。

 帰りは、林道からアメダス登山口へは抜けないで、ゴール地点の上で合流する黒井川林道?を歩いてみた。この林道は、10数年前に1度だけマウンテンバイクで走ったことがあるが、それ以来だった。長い林道歩きは、話し相手がいるとその長さが苦にならないのがうれしい。

 登り4時間、下り3時間。青空には恵まれなかったが、風が全くなく、函館方面の展望はずっと開けていた。歩き応えのある林道もプラスされ、初めてこのコースを登った吉克さんは大満足だったようだ。自分も久しぶりのハードな山行に大満足だった。


7:25、林道の路肩決壊で通行止めの赤川林道起点ゲート前をスタート


7:40、路肩決壊箇所通過


8:10、アメダス登山口


8:50、第2登山口


上のトドマツ林は倒木が凄かった。登山道を阻んでいるので迂回しながら通過した。


形の良いダケカンバの前で


10:20、三角山直下を庄司山や函館山をバックに登る


積雪80cmほどの、980m付近の沢型のきつい急登ラッセル


11:30、1050肩に到着。唯一広がっていた函館方向の展望。左下は越えて来た三角山、右下は庄司山。


14:50、赤川林道合流点手前の渡渉を越えてゴール


吉克さんのブログ「山歩人 吉克の山楽日記」も見たい
http://blog.goo.ne.jp/yoshikatsuisobemirimiri1018

 詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com(アップ完了)