しゃちほこも落下し、石垣があちこちで崩壊した、2度訪れたことのある熊本城
先ずはじめに熊本地震で被災された皆様にお悔みを申し上げます。そして、1日も早く余震が収まり、復興や支援活動が進み、平穏な日々が訪れることをお祈り申し上げます。
4/14、熊本で発生した震度7の地震、それが本震だと思ったら、今まで聞いたことのない「前震」で、4/16の震度7の方が「本震」とのこと。その後、大分県にも広がり、10日を経過した今でも強い余震が続いて、被害が拡大している。
まだ東日本大震災の復興もままならない状態の中での、このたびの大地震。最近は、地震だけでなく、毎年のように繰り返されるゲリラ豪雨被害も含めて、自然災害が非常に増えている。いくら科学が発達しても、防ぎようのない大自然の災害に、人間の無力さを痛感せざるを得ない。
この熊本地震を見ていると、特徴的なこととして、大きな余震が長い間続いていること、断層にそって地震が拡大していること、東北大震災のような津波や大きな火災や原発事故が発生しなかったことは不幸中の幸いではあるが、強い余震が長く続いているので、復興も支援活動もままならないこと、さらには、これまでには見られなかった長期間にわたる車中泊避難とエコノミー症候群などなど・・・これまでの地震では見られなかった課題も生まれている。
いつも感心するのは、このような大災害に瀕したときの日本人の国民性の素晴らしさである。避難所に退避した人たちの、食料や飲料水などの供給を受けるときも、我先にとなりがちだが、整然と行動していること、民間レベルでの支援活動やボランティア活動の速さと輪の広がりなどなど。良く外国の映像を見ていると、略奪や自分さえよければどうでもよいといった行動などが見られるが、日本ではほとんど皆無と言って良い。むしろ、外国の人たちが不思議に思うらしい。
○「ランパス」16軒目
上記のようなことを書いたあとに、甚だ不謹慎だが、今日の昼食は、4日ぶりの「ランチパスポート函館」利用の「ちゃんぽん長崎屋」へ。
行啓通りの道新手前の交差点にあり、長崎ちゃんぽんが美味しいと評判で、以前から一度は食べてみたいと思っていた店である。
ランパス協賛店は、土日祝日に利用できないところが多いが、ここは、土曜日も利用でき、予約不可で、営業時間中いつでもOKの店だ。それでも、開店時間の11:30に行ったら、食べている最中に空席待ちの状態になった。ほとんどがランパス客だった。
提供メニューは、食べたいと思っていた「長崎ちゃんぽん」だった。
評判通り、非常に美味しかった。魚介類や野菜の出汁が効いていて、汁もほぼ飲み干してしまった。あと2回は行きたい。