今日歩いたコースのGPSトラックログ(青線と赤線)
最近、1万歩ウォーキングはしているが、山から遠ざかっているので、タップリ歩きたい中毒の禁断症状が出ている。
そこで、ロングウォークができそうなコースをいろいろ検索しながら物色していたら、「北海道自然歩道」の長万部~函館間を繋ぐ161kmの「A1維新の道」が整備中で、その中の桔梗駅~渡島大野駅までの「赤松並木を歩く道」(11.9km)のコースが整備済みということが分かった。
うれしい発見に早速トライ。9:00に家を出て、まず国道5号線を桔梗駅まで5.5kmを歩く。10:00に桔梗駅を出発。メインの「赤松並木を歩く道」を歩き、13:00に渡島大野駅に到着。それほど疲れていなかったので、少し休んで、大野新道を歩いて16:20に帰宅。
トータルで約33km、歩数計で約49,000歩だった。所要時間7時間20分(七飯町歴史館の見学、渡島大野駅での休憩も含む)。うれしいいくつかの発見もあり、満足感と充実感に満ちたロングウォーキングだった。
○桔梗駅から渡島大野駅までの「赤松並木を歩く道」<11.9km>を歩く
桔梗駅舎の左横に設置されていた「コース案内図」等の説標識
コース案内図 桔梗駅舎
赤松並木の一番美しいところ
桔梗駅から4.1km地点の赤松並木の説明板や標柱等。
「日本の道1百選」の標柱や「土木学会選奨土木遺産」の説明板が設置。
桔梗駅から4.6kmの国道沿いで初めて目にした「男爵薯発祥の地~川田男爵清香園農場跡地~」
これを目にするまでは、五稜郭公園の裏門にある石碑から亀田地区が発祥の地だとばかり思っていた。
すっと国道を歩くだと思っていたら、七飯町役場の1本手前の道路を上の方へ上がっていく。
初めて知った七飯町本町の「見晴公園」の中を抜ける
さらに、役場裏の「卯之助の杉林」の中を抜ける
「七飯町歴史館」に寄るようなコース設定になっている
初めて中に入り、「常設展示館」を見学。北海道開拓の先駆けとなった「七重官園」の展示や説明がが興味深かった。
トイレ休憩の後、七飯町桜町から方向を西に変え、渡島大野駅へ向かう
桔梗駅から8.7km地点の標識とコースと「北海道新幹線車両基地」
この車両基地ができて、コースが寸断されていた。
新幹線沿いの新しい道を歩いて、寸断されたコースへ戻る(ここから左折して稲里へ)
13:00ゴールの新函館北斗駅と渡島大野駅舎跡地に到着
ここは北海道自然歩道の「維新の道」と「松前街道」の接続点になっているのだが、案内板は見当たらなかった。新幹線駅舎の工事で除けられてしまったのか?
○大野新道を歩いて戻る<15.5km>
渡島大野駅の仮駅舎の中で15分ほど休む。帰路の距離をGPSで測ったら15kmほどなので、3時間計算で、大野新道を歩いて戻ることにする
北斗市分庁舎(旧大野町役場)と北海道自然歩道「C1松前街道」の「北海道水田発祥の地を行く道」と「大野平野を行く道」の説明板
ここは、北海道自然歩道の「松前街道」の「北海道水田発祥地帯を行く道」(北斗市分庁舎~清川口駅)<15.6km)>と「大野平野を行く道」(渡島大野駅~北斗市分庁舎)<14.5km>の接続点になっている。次回は、この二つのコースを繋いで1日で歩いてみたい。
今日歩いた「赤松並木を歩く道」と「北海道水田発祥地帯を行く道」「大野平野を行く道」のコース案内図
旧大野町の十字街に立つ「大野新道」の説明版
今回歩いてみて、北海道自然歩道が函館近郊にも整備されていたこと、車では今まで気付かなかったその標識が国道沿いのあちこちや分岐などにこまめに設置されていたことが分かった。また、「男爵薯発祥の地」が七飯町だったことや七飯町の「見晴公園」や「卯之助の杉林」など新しい発見も多かった。
それにしても、あれだけ費用を掛けて案内標識を整備して、どれだけの人が歩いているのだろうか?
長距離自然歩道、北海道自然歩道などの内容と、今回歩いた「赤松並木を歩く道」の詳しい記録は下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)