12/15全国発売の『山と渓谷』1月号の特集が「100人が選んだ日本の名ルート100」である。
その100人は、編集部で、全国から、各地で精力的に活躍しているや話題の人などを選んだそうだ。なんとその中に自分が選ばれてしまい、11月に依頼を受けた。
その時点では、北海道から何人選ばれているのかも分からなかった。最初はダブりを避けるために、推薦する3ルートのアンケートが来た。その中で、自分に割当たって原稿依頼が来たのが「富良野岳~十勝岳」だった。
昨日、できあがった本が送られてきて、驚いた・・・田部井淳子さん、岩崎元郎さんなどそうそうたるメンバーが顔を連ねていた。北海道では9人選ばれていた。山岳写真家の同じ函館の市根井孝悦さん、『夏山ガイド』や花関係の著書をたくさん出している梅沢俊さん、一昨年厳冬期の利尻山を滑り降りてTVでも番組放映された国際山岳ガイドの佐々木大輔さん、山岳ガイドで山岳スキーやテレマークスキー競技のチャンピオンでプロスキーヤー藤川健さんのほか、写真家、山岳ガイド、アウトドアガイド、フリーライターなどなど、すべて山で食べているプロの方ばかりだった。
100人の顔写真とプロフィールのページ
上掲の画像から自分の部分をアップ
原稿段階で、自分のプロフィールを「登山愛好家」としたら、企画の関係でそれはダメだとのこと。向こうで、北海道新聞に連載もしているし、本誌にもときどき執筆してもらっているので「山岳ライター」とさせていただくとのこと。おこがましいので困ったが、それ以外適当なものが見つからなかった。
自分の書いた紹介記事が載ったページ
上掲の中から自分の部分だけアップ
ちなみに、自分以外の北海道の8ルートは、下記の通り。
1、市根井孝悦(山岳写真家)「展望抜群のトムラウシ山から花々に彩られた縦走路を歩く」(見開き2ページ掲載)
2、佐々木大輔(国際山岳ガイド)「岩塔連なる利尻山・仙法志稜へ 積雪期に挑む」
3、佐藤雅彦(フォトグラファー)「湧別川源流域のチトカニウシ山でオホーツクの雪に遊ぶ」
4、細井 健(獣医師・写真家)「知床半島の最高峰・羅臼岳で大展望を満喫する」
6、谷水 亮(アウトドアガイド)「残雪期限定の深い渓谷ルートで夕張山地・芦別岳をめざす」
7、梅沢 俊(写真家)「特有の植物が生育する日高連峰の戸蔦別岳へ」(1ページ掲載)
8、藤川 健(山岳ガイド・プロスキーヤー)「積丹ブルーの海を見下ろす雪尾根を歩いて積丹岳へ」
9、長谷川 哲(フリーライター)「ここならではの珍しい景色が広がる渡島半島の遊楽部岳」
※この遊楽部岳は、今秋、自分が案内して一緒に登ったルートである。彼が感動して「今年一番の山だった」と話されていた。