6/2(木)に札幌でスキー関係の会議があり、それまでの日程が空いているので、ずっと好天予報の続く札幌近郊の山に登ることにした。95年前後に登ったきりになっている札幌岳、定山渓天狗岳、手稲山の予定で、今年初の車中泊セットを積み込んで、朝家を出た。
今日は、空沼岳まで縦走して以来の16年ぶりの再訪となる札幌岳(1293m)。コースは、冷水沢コースと豊滝コースがある。豊滝コースは04年の狭薄岳のときに、札幌岳には寄らなかったが歩いているので、前回と同じ冷水沢コースにした。
10:35にスタート。入山届には先行者が4グループ6人。時間的に中間点となる冷水小屋までは冷水沢川沿いの道。花を楽しみながら進む。小屋からは急な尾根が続く。この登りで下山して来る全員の先行者とすれ違う。
登り切ると、ダケカンバと笹が主体の平坦な尾根に出るが、間もなく一面残雪に覆われてくる。6年前も同じ時期に登っているが、そのときとは比べ物にならないくらい雪解けが遅いようだ。周りの高い山々はまだ真っ白だ。
雪面に残ったトレースを辿って、誰もいない頂上に到着。陽光と青空には恵まれなかったが、高曇りで、一等三角点の山にふさわしい360度の展望が広がり、これまでに登った山々や札幌市街地の広がりも全て見える。それにしても16年前に縦走した空沼岳は遠い。よく歩いたものだ。
登り2時間20分。下り1時間50分。急な登りでは臀部下の筋力の低下を感じたが、下山しても大して疲れは残らない。これからも体力低下はあまり気にしないで歩けそうだ。
下山後、豊平峡温泉や定山渓温泉は高いので、小金湯温泉まつの湯で疲れを抜く。その後、藤野まで走り、スーパーで食料を仕入れ、豊滝の道路情報館の駐車場まで戻り、今年初のどこでもホテル。
明日は定山渓天狗岳の予定。明日は好天が期待できそうだ。
詳しい山行記録と写真は、6/3以降。
《追加画像》
1、今年初めて見つけたミドリニリンソウ
2、1150m付近からの残雪斜面
3、羊蹄山や無意根山方面
4、道路情報館から望む札幌岳