癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

退院1週間経過

2011年05月02日 | 大腸癌日記
                  <厚沢部花の谷に咲くエンレイソウ>

 今日で退院から1週間が経過した。毎日のように雨絡みの肌寒い日々が続いていることもあり、なんとなくスッキリしないが、順調に回復の一途を辿っている。

 まだ、開腹部の傷の痛みはあるが、日常の行動には差し支えないほど緩和してきている。また、隔日で外来治療(洗滌消毒とガーゼ交換のみだが)を受けている創傷部の一部から浸出してくる皮下脂肪の溶けたような液の量も徐々に減ってきている。便通も安定してきている・・・。

 今日の外来診察で、I医師の後任で、今後5年間の定期検診の主治医となるO医師と初対面した。現在治療中の創傷部からの浸出液について、「もしかしたら、内部の縫い糸が災いしているのかもしれません。体質的にそういう方もいるので・・・。しかし、必ず治りますから、もう少し辛抱してください」とのことだった。

 そう言えば、前回のときも傷がなかなか塞がらず、再縫合手術までしたが、そのときに、I医師が「いずれは溶けてしまう中の糸だが、それが災いしているのかも知れないので、取り去った」と話していたことを思い出した・・・・。前回よりは開いている傷ははるかに小さく、液が止まれば自然に塞がる程度の穴状で、痛みもないので、全く気にならないが、中から出てきていた浸出液やその原因は、今回と同じ物だったのかも知れない・・・。

 天候が良ければ、通院はリハビリを兼ねて徒歩で行きたいところだが、雨絡みの日が多く、車で行かざるを得ないのが残念だ。今日は、外来治療が終わった後に、久しぶりに院内の階段を3往復した。明日から少し天候が回復しそうなので、リハビリを兼ねてサクラが咲き出した五稜郭公園や、スプリング・エフェメラルを求めての山道などを歩き回ろうと思う。