昨夜、北斗市のかなでーるで開催された「ひとりがたり 伊奈かっぺい」を聴いてきた。前売り券を買ってきた妻の話だと、数日で売れ切れたらしく、会場は満席だった。安かったこととこの函館を中心とした一帯は津軽弁が通じることが大きいと思われる。 自分も彼の話が好きで、テープ(今はCD化したが)を2本持っていて、たまに車で聴くことが多い。特に渋滞のときなどには、イライラ解消の最高のアイテムとなっている。
昨夜の話のスタートは、ボケについてだった。「惚ける」と「惚れる」は、全然意味が違うのに、なぜ同じ漢字を使うのか・・・ということから始まった。彼の考察によると、「どちらも前後の見境がつかなくなる」ことによるとのことだった・・・。以降、1時間半、ギャグの連発に頬の筋肉が疲れるほど笑いっぱなしだった。たまに、よく考えないと解らないギャグもあり、それに敏感に反応して腹から笑う・・・最高のボケ対策かも知れない。
客層は明らかに60代以上がほとんどだった。話す方も63歳、この年代に良く受けるようだ・・・。40代の妻には、「みんな良く笑うね。あそこまではついて行けないかも?面白かったけど」とのことだった。しかし、津軽弁を初めとする方言の良さを全国区にしたのは彼の功績によるところ大である。