そろそろ皆様のお手元にお葉書をお届けできたようです。
ご住所を戴いているお客様すべてにチェックを入れることができませんでしたので、今回ご案内をお届けできませんでしたお客様には、先にその失礼をお詫び申し上げます。申し訳ございません。
どなたにも気軽に御覧いただけますよう一応の展覧会会期を決めましたが、山口薫作品は年内長く当店で御覧いただくことができますので、ブログをご覧くださいます皆様にも、ぜひご都合のよろしいときにお出かけいただけたらと存じます。
さて、クイズにさせていただいた妙義山の風景画の次に、どんな作品をブログでご紹介しようかと長く考えて参りましたが、ご案内に使わせていただいた作品から順にというのが筋かな?と思い、まず「いちご」を描いた作品からご紹介することに致しました。
山口薫は果物では、柿、栗などを多く描きましたが、いちごも数点残しています。ただその場合、いちご2粒か3粒ほどの小品か、青梅などと一緒に苺を描いた作品となりますので、いちごだけを7つ、6号の大きさでいうのは全作品集を見ていても珍しいと感じました。
しかも1967年、昭和42年制作、山口薫最晩年の作品です。
可愛らしく、おしゃれで、そして少し寂しくて薫らしい。
そんな作品だと思っています。
山口薫 6号 「苺七つ」 油彩・キャンバス 1967年 東美鑑
全作品集 О-0993 扉会油絵展出品作(サエグサ画廊) ⁜
山口薫 8F 「妙義山遠望」油彩・キャンバス 1953年 東美鑑
全作品集 О‐0200 □