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トルコは米軍にイスラム国に対する空爆強化を要請した

2014年10月08日 | 国際
10月8日 トルコはコバネの陥落を阻止するために、北部シリアのイスラム国(ISIS)戦闘員に対する空爆を強化するようアメリカに要請したと、ヤルチン・アクドーアン副首相が10月7日、声明書を発表しました。「政府は昨夜遅く、より活発かつ有効な方法で空爆を強化するようアメリカ当局に要請した」

 Hurriyet
 
シャンルウルファ県の国境の町スルチを巡邏中のトルコ軍戦車。国境のすぐ向こうがコバネである。


トルコのクルド系政党は、この期に及んでトルコ政府はなにもしないと批判しましたが、アクドーアン副首相は、トルコはこの地で膨大な人道支援を行っていると反論しました。「トルコがなにもしていないなど、とんでもないまちがいだ」と副首相。

「トルコはコバネがテロ組織の手に落ちないよう願っている。テロリストたちは、人々の平和を脅かす暴力と破壊は決して黙認されることはないと知るべきだ」副首相はまた、今日、ダウトオール首相の下で安全保障会議が開かれると発表しました。

「国際社会は、イスラム国の手に落ちようとしている国境の町コバネを守るために、ただちに行動を起こすべきだ」と、国連のシリア危機のための平和特使スタッファン・ミストゥラ氏は声明を発しました。


犠牲祭中の交通事故死68人。楽しいはずのバイラムが・・・

犠牲祭中の交通事故で今年も多くの方がなくなったりケガをしました。バイラム(お祭)の休暇には一刻も早く故郷に帰って、家族と楽しく休暇を過ごしたいと思う人たちが、どっと幹線道路に溢れ、ついスピードを出し過ぎるのが原因です。

 Sabah

4日間の休日の前夜の10月3日は、西部トルコから内陸の故郷へ帰る人々がどっと道路にくり出しました。昨日、までの死者数68人。重傷者を考えると、もっと増えるかもしれません。

トルコ警察も例年のことですから、交通事故に注意の警告はしつこく出しています。犠牲祭中は交通係の警官は休みなしで働き、交通係以外の警官も交通取締りにあたっています。にもかかわらず、犠牲祭中、1日平均12人が亡くなっています。全国一、人口の多いイスタンブルにつづく道路は、祭の始まりと終わりに大渋滞になります。

今週末も、犠牲祭休暇と有給休暇を合わせて長い休暇をとった人々の帰宅ラッシュが起こるだろうと予想されます。


イマーム(導師)が人妻と逐電して、3年後、ボコボコにされた

西部サカルヤ県アクヤズ地区で、もとイマームが姦通したとして、何者かに裸にされ、殴られたそうです。

Hurriyet

55歳、5人の子の父親であるイマーム、A.G.さんは、3年前まで、ここのモスクで人々に説教をしていましたが、所在不明になり、10月6日、犠牲祭の休暇に、3年ぶりにアクヤズに帰ってきました。

もとイマームは地元の茶店にたむろしていた人々に見つかり、何者かによって、裸にされ、縛られ、殴られて血まみれにされてしまいました。イマームはサカルヤ教育研究病院に運ばれました。彼は3年前、3人の子持ちの人妻とアクヤズを出奔し、地元の人を呆れさせていたのです。
地元憲兵隊がいま、犯人を見つけるため調査中です。

・・・イマームはイスラムの信徒を導く人。金曜にはモスクでお説教もします。とんでもないイマームですが、彼をボコボコにした犯人は人妻の夫たちかな。もしかして、イマームの妻の実家の人たち? 彼に名誉を傷つけられた人たちとその同調者が仇討ちしたんでしょうね。3年たったから、もう大丈夫かななんて、甘い甘い。


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