トルコのトピックス

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エルドアン大統領がウクライナとロシアの大統領と電話で話した

2023年06月07日 | 国際
6月8日 ウクライナとロシアの戦争がエスカレートする中で、エルドアン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領と、それぞれ個別に電話で話し合いました。

Hurriyet

トルコの第13代大統領に再選されたエルドアン大統領は、まずゼレンスキー大統領と話し、その後、プーチン大統領と話しました。

ウクライナとロシアは互いにカホフカ・ダムの破壊を非難し合っていますが、エルドアン大統領の電話対談は、6月6日のダム破壊後に行われました。

電話対談後、大統領府が出した声明によると、エルドアン大統領は、ダムの破壊を調査するために、ロシア、ウクライナ、国連、トルコの専門家が参加する国際委員会の設立を提案しました。

エルドアン大統領はまた、トルコは、この戦争を終わらせるために必要なことはなんでもする用意があると言い、両国が合意して行った穀物協定と同じ方法を、今回も使うことができると語りました。

エルドアン大統領はまた、戦争の長期化はさらに多くの市民の死傷者を出すことになると、両国の話し合いを促し、トルコは平和のためなら努力を惜しまないと力説しました。


トルコはスエーデンにNATO加盟に関して具体的な対処を促した

NATOの重要なリーダーたちの サミットが約1か月後にヴィリニュス(リトアニアの首都)で開かれる予定ですが、トルコのハカン・フィダン外相は、スエーデン外相とアメリカ国務長官に、それぞれ電話で、スエーデンはNATOに加盟したいのならば、3国協定に従って具体的な対応をとることを、トルコは期待しているとくり返しました。

 Hurriyet

フィダン外相は、6月7日、スエーデンのトビアス・ビルストローム外相とアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官と、電話で話し合ったと、トルコ外務省は言いました。両者との話し合いの主要なテーマは、7月11,12日にヴィリニュスで行われるNATOサミットの前に、スエーデンを加盟させるかという問題でした。

フィダン外相はビルストローム外相に、トルコはスエーデンが、2022年6月にトルコ、スエーデン、フィンランド間で署名された覚書に従って、具体的な行動をとることを期待すると言いました。この協定では、テロリストの活動を禁止すること、テロリストらをトルコに送還することなど、トルコに協力することなどが義務づけられています。

フィンランドはこの覚書に従ったため、トルコ国会は3月下旬、スエーデンの加盟を批准しました。スエーデンはまだ、なすべきことがあると、トルコは考えています。

トルコとスエーデンの外相はまた、数日後にトルコで行われる共同常任委員会の次回会合後、連絡を取るということで合意しました。


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ボスフォラス海峡の観光船の音楽に苦情

2023年06月07日 | 国内
6月7日 夜遅くまでボスフォラス海峡をゆく観光船から聞こえる大音量の音楽に、海峡のそばに住む住民たちから苦情が噴出しています。

 Hurriyet

夏のシーズン到来で、結婚式や婚約式、卒業式などが、ボスフォラス海峡をゆく船上で行われます。これらの船から深夜まで流される音楽が、ツーリストの観光船ともども、住民たちの大迷惑になっています。

ウスキュダルのサラジャク海岸近くに暮らすオザン・オズカンさんはイライラを語りました。「ある日はメズデケ(ベリーダンスの音楽)が聞こえてきたと思うと、翌日はポップス、その次の日はアラブ音楽ですよ。家で寝ていても目が覚めるほどの大音量です」

オズカンさんの言い分は、騒音に悩まされている住民たちすべての声です。オズカンさんはソシアルメデイアにビデオをシェアして、不満を訴えました。「私たちにとって、観光船は不愉快の極み、とくに5月から10月の午後10時から12時がひどい」

海洋観光協会のイゼット・デミルタシュ会長もこれら苦情は承知していて、問題に対処すべき協会の責任を認めています。「苦情は私たちのところにも来ています。協会としては、大音量の音楽を流す者たちには警告しています。治安部隊もデシベル(音波の強さ)を計っています。音量が大きければ、治安部隊がすぐに介入し、港に入れ、罰金を科しています」と、彼は言いました。


女子テコンドーの代表チームが世界チャンピオンに

アゼルバイジャンで行われた2023年世界テコンドー選手権で、トルコの女子代表チームが1位にランクされて優勝し、初めて世界チャンピオンになるという快挙を成し遂げました。

 Hurriyet

アゼルバイジャンの首都バクーで行われた世界選手権には、45か国から949人の選手が出場しました。トルコは今年、テコンドーで最高のパフォーマンスを見せ、大きな成功を収めました。トルコのアスリートたちは、金メダル3個と銅メダル3個の総計6個のメダルを獲得しました。

テコンドーの選手たちは、トルコ史上初めて、世界選手権で3個の金メダルを手にしました。メルヴェ・ディンチェル選手とナフィア・クシュ選手は金メダルを、ハティジェ・キュブラ・イルギュン選手は銅メダルを獲得して、女子代表チームは世界チャンピオンになりました。トルコは初めて、世界選手権でチームとして勝利しました。

男子代表チームは、ハカン・レチベル選手が金メダル、ギョルケム・ポラト選手とエムレ・クタルムシュ・アテシリ選手が銅メダルを受賞して、世界3位になりました。また、トルコ代表チームの技術監督アリ・シャヒン氏は、2023年世界テコンドー選手権のベスト技術監督として受賞しました。


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