緊張高まるウクライナへの旅行に警告が出された

２月１４日　政府は２月１２日、東ウクライナへの旅行に警告を出し、この方面への旅行は避けるよう市民に要請しました。

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トルコはウクライナの治安状況をフォローしていると、外務相は声明文で言いました。「やむを得ない場合以外、ウクライナの東部国境方面には行かないよう」政府は市民に警告しました。政府はまた、やむなく旅行する場合は、事前にキエフのトルコ大使館に連絡するよう勧告しました。

２月１１日の電話外交によってウクライナ危機を和らげる努力は結実しませんでした。アメリカのジョー・バイデン大統領は、ロシア軍が侵攻したら、ロシアは厳しい対価を支払うことになるだろうと警告しました。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領とのロシアの会談記録によると、ウラジミル・プーチン大統領は、ロシアがウクライナで紛争を起こそうと計画しているなどという「挑発的空論」を主張する西洋諸国を非難しました。

アメリカが、いつでも総力で侵攻を始めると警告したため、ロシアはウクライナを１０万の軍で包囲し、緊張は高まっています。ロシアは黒海で、近年最大の海上演習を始めました。

ロシアとウクライナは、ロシア系分離派の人々によって、ドンバス（ウクライナの東南部の地方）に関して相争っています。

トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相は、２月１２日、ウクライナ外相と電話で会談したと、外務省は言っています。トルコはロシアとウクライナ間を調停するべく努め、両国のリーダーがトルコで会談するよう提案してきました。

北シリアで２９人のテロリストが殺傷された

トルコの治安部隊は 北 シリアで、ＰＫＫ／ＹＰＧのテロリスト２９人を殺傷したと、国防省が発表しました。

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「特殊部隊がテロリスト２８人を殺傷した。彼らは“ユーフラテスの盾作戦”地帯を攻撃する準備をしていた」と、国防省が２月１１日、声明で言いました。国防相はまた、もう一人のテロリストは、「平和の泉作戦」地帯を攻撃目標にしていたと付言しました。

今年初めから、対テロ作戦は１８回行われ、３１６人のテロリストが殺傷されたと、国防省の報道官ピナル・カラ少佐が、２月１０日、記者団に語りました。２０１５年７月以来、トルコ、イラク、北シリアで、総計３３，５８４人のテロリストが殺傷されました。

ＰＫＫは、トルコ、アメリカ、ＥＵがテロリスト組織と認定しています。ＹＰＧはＰＫＫのシリアの分派です。治安部隊は１月だけで、３３，３９７人の人々が国境を越えて不法にトルコの入国するのを阻止していると、国防省は言っています。

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政府が基本的食品の減税など、新しい経済パッケージを発表

２月１３日　ヌレッティン・ネバティ財務相が、２月１２日、新しい経済パッケージを発表しました。
　　

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新しい経済パッケージを発表するネバティ財務相

ネバティ財務相は、政府は生産と輸出を増強することによって、インフレの減少をめざすと言いました。ネバティ財務相は「トルコ経済モデル新ステップとインフレ対策促進」会議でスピーチし、家庭が保有する金（ゴールド）を金融機関に託させるための新たな対策を発表しました。

政府は基本的食品の税を下げる
エルドアン大統領はまた、トルコはひどいインフレに直面しているため、基本的食品類にかけられる税を７％減らすと発表しました。

大統領はまた、食品に対する付加価値税を８％から１％に下げると言いました。大統領の決定は官報に掲載され、月曜から有効になります。減税に加えて、大統領は、食品会社が価格を７％下げることを“期待している”と言いました。

基本的な食品がインフレの重要な部分になっていると、大統領言っています。「われわれはインフレにわが国を潰させはしない」

歴史的紙幣が売りに出た

１９２７年に英国で印刷され、初めて発行された１０００リラ紙幣が、寄り付き価格８０万リラ（６万ドル）で、オンライン・オークションで売りに出ました。

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紙幣の表面には近代トルコの建設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの肖像が印刷され、裏面にはサカリヤ鉄道のゲイヴェ海峡が描かれています。

紙幣には、「トルコ共和国」の文字がオスマン・トルコ語とフランス語で書かれ、新共和国のムスタファ・アブデュルハリク・レンタ財務相の署名があります。紙幣はアルファベット改革の前に印刷され、１９３９年、流通されました。

今日まで残っているこの歴史的紙幣は、７枚しかないと推測されます。１９２７年、この紙幣は１０００枚の金貨に相当しました。

非常にレアなこの紙幣は、イスタンブル・ベースのライター、ネジャティ・ドーアン氏が主催するオークションに出されますが、１時間で買い手が付くだろうと期待されています。

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