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イスタンブルでトンネル飛行の世界新記録が出た

2021年09月06日 | 
9月6日 イタリアのプロのスタント・パイロット、ダリオ・コスタさんが、イスタンブル・チャタルジャ地区の北マルマラ・ハイウエイの2つのトンネルを通過して、飛行機による最長トンネル飛行の世界新記録を出しました。

 Hurriyet

「離陸から2番目のトンネルを出るまでの飛行距離は2.26キロメートルでした。ダリオ・コスタは44秒以下で飛行し、公認のギネス世界記録を出しました」と、「レッドブル」は公式ウエブサイトに書きました。

コスタさんは時速平均245キロで飛んで、2番目のトンネルを通過しました。その後、彼は宙返り飛行をして、ギネス世界記録を祝いました。

「すべてのことがすごい早さで起こった感じです。最初のトンネルを出たとき、飛行機は横風のために右へ動き始めました。その瞬間、私の頭の中ではすべてがスローダウンしました」と彼は言いました。『私は飛行機を戻して、もうひとつのトンネルに入ることに専念しました。心の中で、すべてがまたスピードアップしてきました」

コスタさんは幼いとき、北アフリカを旅し、その頃から飛ぶことへの情熱が生まれてきたそうです。16歳のとき、初の単独飛行を果たしました。

ダリオさんはアクロバティック飛行を教えたり、レースに出たりしてきましたが、2011年、このスポーツを発展させるために、「アエロクラブ・ミラノ」のチーフ・インストラクターになりました。彼はいまも新しい冒険に挑戦しつづけ、「レッドブル・エアレース世界シリーズ」で観客を魅了しています。


トルコで5番目に大きい湖が干ばつの危機に

コンヤ県の、地殻変動によってできた淡水の内湖アクシェヒル湖が、降水量の減少と、農業用に乱用されたため、ここ数年、ほとんど干上がっています。

 Hurriyet

54平方キロメートルのこの湖は、湿地と、岸辺に繁るアシと雑草によって、いまはかなり縮まっています。地球気候変動と灌漑用水としての乱用が、かつてはトルコ第5位だった湖の水位を下げています。

コンヤ工科大学の研究者タヒル・ナルバントゥチュラル氏は、デミルオレン・ニュースに、湖の中央、深さ5メートルで、地層に割れ目ができていると言っています。同氏は「地球温暖化は湖の干ばつの主要な原因のひとつですが、気候変動だけが原因ではありません。灌漑用水としての乱用も原因のひとつです」と語りました。

「灌漑目的で作られた池や、小川の前に築かれた堤防、農業用に建てられた建物なども、この湖を維持してきた毛細血管のような水路を干上がらせてしまったことは明らかです」と、ナルバントゥチュラル氏は言いました。『私たちが今まで通りに水を使っていれば、この湖はなくなってしまいます」


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