トルコのトピックス

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「票を数える作業の“ボス”は選挙委員会だ」政府

2019年04月08日 | 国内
4月9日 最高選挙委員会(YSK)が、票を数える作業の“ボス”だと、アブデュルハミト・ギュル法相が言いました。3月31日の地方選挙以来、イスタンブルでは票を数えなおす作業が、7日間つづいています。

 Hurriyet

公正発展党(AKP)が選挙委員会に訴えたため、イスタンブルの全区の票の数えなおしが行われています。「すべての作業は選挙委員会の管理の下、全政党の代表に監視されながら行われています。この作業の“ボス”は最高選挙委員会です」と、ギュル法相は、4月7日、共和人民党(CHP)の報道担当ファイク・オズトラク氏の声明に応えて、アンカラで記者団に語りました。

「なぜ法相と内相が投票用紙袋に手を入れるのか?」と、オズトラク氏は言いました。イスタンブルの無効票はAKPの訴えで数えなおしされつつあります。「投票用紙にはトルコ国民の意志が反映されている。みなが国民の意志を尊重すべきだ」とギュル法相は言い、政府は絶対に票を数える作業には関与していない」と付言しました。


トルコとロシアの大統領が会談後、オペラ鑑賞

トルコとロシアはシリアでともに重要なステップを踏み出したと、エルドアン大統領が、4月8日、言いました。

 Hurriyet


「ロシアとトルコのもう一つの重要なステップは、シリアのテロリストに対して共闘することだ」と、エルドアン大統領は、モスクワでのプーチン大統領との会談で言いました。2人は両国の関係と、中東および世界の状況について話し合ったと、エルドアン大統領は言いました。プーチン大統領は、2人はまた、ロシアのガスをトルコに運ぶパイプラインの完成その他、経済的なプロジェクトを話し合ったと言いました。

今回の2人の会談は、今年に入って3度めになります。エルドアン大統領は、両国間の「第8回ハイレベル協力委員会」に出席するでしょう。その後、エルドアン大統領とプーチン大統領は、文化・観光交流年の開会式に出席し、ギリシャ神話をベースにしたオペラ「トロイ」を鑑賞しました。オペラはロシアのボルショイ劇場で行われ、トルコの歌手が演じました。

2019年はトルコとロシアの文化・観光交流年です。


ディヤルバクルに何百羽ものタカが渡ってきた

渡り鳥の飛行ルートに位置するトルコ南東部ディヤルバクルに、またたくさんのタカが帰ってきました。

 Hurriyet

アナトリアの台地は、トルコを越えて、アフリカ、ヨーロッパ、アジアへ行く渡り鳥たちに、休憩所や食物を提供しています。ディヤルバクルは、とくに捕食性の鳥たちの、休憩所になっています。

ディヤルバクルのディジュレ大学動物学部のレジェプ・カラカシュ教授は、トルコは渡り鳥にとって、人気のルートだと、アナドル通信に語りました。「さまざまな渡り鳥がトルコ南東部を休憩所として利用しています。鳥たちはチグリス川とユーフラテス川を目印に使っていると、私たちは考えています」とカラカシュ教授は言いました。

捕食性のタカは通常、群れで移動します。彼らは北に向かうために、トルコ南東部を休憩所として使うのです」と、教授は付言しました。捕食性の鳥は、小さな哺乳動物やトカゲ、爬虫類、昆虫を食べるので、間接的に農夫を助けていると、彼は指摘しました。


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