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CHPのイスタンブル市長候補が、選挙委員会に市長の権限を要求

2019年04月04日 | 国内
4月4日 最大野党・共和人民党(CHP)のイスタンブル市長候補エクレム・イマムオール氏が、AKPのビナリ・ユルドゥルム候補に僅差で勝利した結果に、AKPが異議を唱えたため、4月2日、イマムオール氏は高等選挙委員会(YSK)に、選ばれた市長としての権限を与えるよう要請しました。[昨日の頁参照)

 Hurriyet

選挙委員会が、大都市の8区での票の数えなおしに賛成の判定を下した後、イマムオール氏は記者団に、票のカウントに小さなミスがあったとしても、選挙結果は変わらないと語りました。今度の選挙の前数週間、エルドアン大統領はAKPのキャンペーンのために懸命に活動しました。


イスタンブルの地方選で両党ゆずらず

現政権・公正発展党(AKP)と最大野党・共和人民党(CHP)が、トルコ最大の都市イスタンブルの地方選で、なりふりかまわず勝利を主張しています。

 Hurriyet


選挙委員会は、CHPの候補がリードしたと言いましたが、イスタンブルの15区で無効と思われる票の数えなおしを要求するAKPの訴えを受け入れました。

AKPの要請で、キュチュクチェクメジェ、バシャクシェヒル、マルテペ、ビュユクチェクメジェ、チェクメキョイ、エユップ、ファティフ、トゥズラ、サリエル、アタシェヒル、ベイコズ、シレ、バイラムパシャ、ウムラニエの区選挙委員会は、無効と思われる票を数えなおすよう言われました。また、チャタルジャ、シリヴリ、カルタル区では、有効票も無効票も、すべての票を数えなおすことになりました。

投票者が、偶然にしろ故意にしろ、投票用紙の複数の党にスタンプを押したら、その票は無効になります。


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