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「若者の福祉のためにもアルコール規制は必要」エルドアン首相

2013年05月25日 | 国内
5月25日 飲酒およぶアルコール飲料の販売や広告に関する規制を強化する法案を、エルドアン首相はがっちり守り通すようです。
これは若者の福祉に配慮するという政府の憲法上の責任に基づくものだと、エルドアン首相は言っています。

 Hurriyet
イスタンブールの野外コンサートで、冷たいビールを楽しむ若者たち。アルコールに関する新しい規定は、多くの場所での飲酒やアルコール飲料の販売を制限しています。


「政府は飲酒を禁じているわけではありません」と、5月24日、エルドアン首相は言い、若者の保護に関する憲法58条をに言及しました。
「わが国は若者を、国民を、悪い習慣から守るのです。これを推進してもよいですね?

エルドアン首相はアルコールに関するこのような規制は欧米諸国にも存在すると主張しています。

政府は若者たちを飲んだくれにしたくないのだと、エルドアン首相は言いました。
「若者は活発で、活き活きとして、勉強するべきです。政府はそのための歩みを進めているのです」

アルコール飲料とタバコとドラッグの販売と広告を管理する法案は、5月24日の早朝午前7時の投票で決まりました。
驚くべきことに、現政権公正発展党(AKP)が現在占めている327議席の中の193人の議員が賛成票を投じ、4人が拒否しました。

「この法案は欧米にあるアルコール飲料に関する基準をトルコに導入しようというものです」と、ベキル・ボズダー副首相は法案を擁護しました。
「観光ビジネスにとっても、これは好ましい規制です。このために、観光ビジネスに悪影響が出ることはありません」とボズダー副首相は断言しました。

・・・7月、イスタンブールに行きます。観光客が夜遅くまで浮かれている真夏のイスタンブール、「この公園でビール飲んじゃダメ」なんてオマワリが来るわけ? 
  

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