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エミノニュの防犯カメラが捉えていたシエラさんの最後の姿

2013年02月16日 | 国内
2月16日 エミニュニュを歩いているアメリカ人旅行者シエラさんの最後の姿を防犯カメラが捉えていました。彼女はここから遠くないサライブリュヌで遺体で発見されたのです。

 Hurriyet

トルコ警察は「ラズ・ジヤ」または「ジヤT.」と呼ばれていた男の出身地を捜索しました。彼は最も有力な容疑者と見られています。
ジヤT.は古紙を集めて売って生計を立てていたそうですが、2月2日、警察がシエラさんの遺体を発見した直後に、イスタンブールから消えました。

警察によると、ジヤT.はイスタンブールを去った後、出身地のカラビュックの姉妹の家を訪ね、3泊した後、姉妹から100リラもらって出て行ったそうです。
彼は家族には南部のハタイへ行くと言いました。

イスタンブール警察はカラビュックまで捜査をひろげ、彼の姉妹の血液サンプルも採取しました。
トルコ警察も、ジヤT.がほんとうにハタイに向かったか調べるために、カラビュックのバス会社の記録を調べましたが、彼は偽名で乗車券を購入したようです。

容疑者の姉妹N.C.は、彼女の兄弟が殺人者だとは思わないと記者団に語り、それ以上の質問は拒否しました。

容疑者の兄弟イブラヒムT.は、ジヤT.はイスタンブールで不安定な生活をしていたと言い、われわれ家族は経済的に安定した暮らしをしていて、彼が古紙収集のような仕事をしなければならない理由はないとも言いました。
いぶらひむT.も、姉妹同様、ジヤT.はそんな暴力的な犯罪を犯せるような人間ではないと,くり返しました。


エルドアン首相がクルド系市民にテロと対決するよう呼びかけた

エルドアン首相は16日、東南部のマルディン県を訪れ、クルド系の市民に平和へのプロセスを支持するよう呼びかけ、この地域のテロリストたちが武器を放棄すれば、経済的社会的発展がもたらされると約束しました。

 Hurriyet
エルドアン首相は16日、マルディンを訪れ、クルド系住民に平和へのプロセスを支持するよう要請しました。


「政府は多くの試みをつづけてきました。今度はあなた方、とくにお母さんたちがトライすることを期待しています」とエルドアン首相は語りました。
エルドアン首相は先月,内相に任命されたムアムメル・ギュレル氏は、マルディンの出身であることを強調しました。

「戦争は容易ですが、平和はむずかしい。われわれはむずかしい道を選びました。武器は自分の考えに自信のない人の道具です。“どうぞ”皆さんの武器を捨ててください。武器のある社会は平和な社会ではありえません」

「テロの根絶は失業や貧困といった問題の根絶につながります。われわれは発展、前進、解決、友愛を妨げるテロを撲滅しなければなりません」

・・・トルコがいま直面している最大の問題はテロリズム。エルドアン首相も必死になっているようです。


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