コンスタンティン

キアヌ・リーブス主演のオカルト映画。観た後で知ったのですが、アメコミの「ヘルブレイザー」が原作だそうです。
道理で作り物めいた（ま、フィクションなんだから当たり前ですが）アニメっぽい登場人物と世界観だなと思いました・・・

キアヌ・リーヴス演じるジョン・コンスタンティンは、悪魔祓いを生業としているが、末期の肺がんなのに、タバコも飲酒もやめようとしない投げやりな生活を送っています。
それは、以前に自殺しようとした事がある為、どれほど悪魔を退治しても地獄へ行くことは決定しているからです。
そこへ、双子の妹を自殺で亡くしたばかりの刑事アンジェラに出会うことによって、独善的な性格に変化が現れてくるのですが・・・。

今回のキアヌは、決して善人じゃないのですが、それがニヒルで良い感じ。肺がん患者の役というのもあって、青白くやつれていて、元々色が白いので黒のスーツを着ていると、本当に死人のようですが、すごくこういう役が合ってますね。
キアヌファンなら、観る価値ありでしょう

ストーリーは、ルシファーやガブリエルなどの描写の仕方は、意外性があってなかなか面白いと思いましたが、物語の性質上宗教的なことがからんできますので、私にはいまいち分からない部分も多く・・・。
それに結構怖いシーンもあったので、かなりビクビクしながら見てました。
きっと、好き嫌いがはっきりと分かれる作品だろうと思いますね。
（私的にはビミョー）