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Yuhiの読書日記+α

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ティアーズ・オブ・ザ・サン

2007年08月13日 00時30分44秒 | 映画(た行)
 アメリカ海軍特殊部隊シールのウォーターズ大尉(ブルース・ウィリス)は7人の戦術スペシャリストを率い、司令官の絶対的な信頼を得ていた。今回、ウォーターズに与えられた新たな任務は、「内戦下のナイジェリアから、アメリカ国籍の女医リーナ・ケンドリックを救出せよ」というものだった。クーデターによって大統領一家を殺した反乱軍は、暴虐の限りを尽くし、生命の危機にさらされた外国人は次々に国外脱出していたが、国際的な医療奉仕団のスタッフとして内戦の犠牲者の治療にあたるリーナ(モニカ・ベルッチ)は、いまなお辺境の村の教会にとどまっていた。そこに反乱軍が進軍しているとの情報が入ったのだ。ウォーターズと7人の部下は、その教会に到着し、彼女を連れて12キロ先にある軍用ヘリとの合流地点に移動しようとするが、リーナは、患者を置いて逃げることを拒否した・・・。

 この話、もともとは「ダイハード4」として企画されていたらしいと聞いたのですが、とてもそんな風には思えません。「ダイハード」シリーズは、笑えるシーンもあるけど、こっちは思い切りシリアスですし・・・。

 アフリカの内戦を描いた作品は多いですが、戦闘シーンもなかなかリアルで迫力がありました。(ちょっと目を背けたくなるようなシーンも多いで、苦手な方はご注意!)
話はありがちですが、ジャングルの中の逃亡劇は、緊迫感がありますし、最初は任務に忠実で冷たい印象のウォーターズ大尉にも、段々と人間らしさが見えてきたりと、それなりにいいシーンもあります。

 しかし、こういう戦争ものの映画を観ると、後にむなしさが残ります。なんで人間同士が殺しあわなければならないのか・・・。いつか、こういうことが無くなる日が来る事を心の底から願います。




沈黙のジェラシー

2007年06月27日 00時12分05秒 | 映画(た行)
 ニューヨークで暮らすヘレン(グウィネス・パルトロウ)は、恋人ジャクソン(ジョナサン・シェック)の実家の農場をクリスマスに訪問する。女手ひとつで農場を切り盛りし、彼を育て上げた彼の母親マーサ(ジェシカ・ラング)は、ヘレンを温かくもてなす。ヘレンも彼女に好意を抱き、妊娠を機にジャクソンと結婚し、農場でマーサと共に暮らし始める。が、その内、マーサは息子とヘレンの間に割り込みはじめた為、ヘレンはマーサの行動に不信感を抱き始めるが、ジャクソンは母親を信頼しきっていて取り合わない。さらにヘレンは、ジャクソンの父方の祖母に会い、父親の変死やマーサの恐るべき知られざる素顔について知るようになるのだった・・・。

 見始めた瞬間、以前このブログにも感想を書いた韓国映画の「オルガミ~罠~」を思い出しました。こういう嫁姑間の壮絶なバトル、特に姑の異常な程息子を溺愛するというパターンは、どこの国にも共通なんだなーと、かなり怖かったです

 こういう話って、ストーリーがどうなるかは、簡単に予想がつくだけに、視聴者をハラハラさせられるかどうかは、姑役が鍵を握ってますよね。
この話ではジェシカ・ラングの、にこやかにしつつも目が笑ってないとか、遠く離れたニューヨークにまで手を伸ばして、息子を家に戻そうとする執念が、気持ち悪かったんですが、でも「オルガミ」の方が怖さでは上だったかなー。
妊婦姿で逃げ回るグゥイネスは、正直ここまでやるか・・・という感じで、ある意味すごかったケド。

 ちなみに、このテの話の息子には本当にイライラさせられます。あまりにも、マザコン&優柔不断で「しっかりしてよー!」と言いたくなります。この話でもご多分にもれずこのパターンですが、最後はちょっと目を覚ましてくれるので、ちょっとだけスッキリ感を味わえました。

ディパーテッド

2007年02月03日 23時54分15秒 | 映画(た行)
 香港映画の「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイク版。「インファナル~」はすごく面白いと聞いていたのですが、まだ見る機会に恵まれず・・・。今回、この映画を見るにあたって、先に見ようかなーと思っていたのですが、先入観なしに見た方がいいかなと思ってやめました。
なので、以下の感想は、「インファナル~」を見ていない上での感想になります。

 簡単なあらすじですが、
新人警察官ビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、犯罪者一家に育った経歴を買われ、マフィアへの潜入捜査を命じられる。
一方、マフィアのボスであるコステロ(ジャック・ニコルソン)に息子同然に育てられたコリン(マット・デイモン)は、警察官になり捜査情報を漏らすよう命じられる。どちらも見つかれば命はない・・・というクライムサスペンス。

 あらすじを見て分かるように、お互いがスパイ(ネズミ)として、潜入しているので、いつ見つかるかと、最初からハラハラし通しでした。
3時間近くある映画なのですが、ラストがどうなるのか全然予想できなかったので、あまり長いとは感じませんでしたね。
ただ、警察側の話とマフィア側の話などが交錯するので、ちょっと分かりづらい部分はありました。
また、コリンとビリーが同じ女医と知り合うのですが、その辺もこじつけっぽいというか、無理矢理感があったり・・・。
あと、ラストの方で、ビリーが女医に手紙を渡すのですが、あれがその後どうなったかは描かれてないんですよね。すごく気になるんですけど・・・。
と色々書きましたが、ハラハラ・ドキドキするサスペンスものがお好きな方にはオススメです
ただし、マフィアがからんでくる話なので、ドンパチ系も多いし、人が殺される場面が多いので、そういうのが嫌いな方には、オススメできませんけどね・・・。

 この映画は、脇役もまたかなり豪華で、マーク・ウォールバーグやマーティン・シーンなどなど演技派ぞろいで安心して見れたのも良かったです。後で知ったのですが、ブラッド・ピットも製作に参加してたんですねー。
製作だけじゃなく、出演したら良かったのに・・・。
 

DREAMGIRLS /ドリームガールズ

2007年02月01日 00時05分15秒 | 映画(た行)
 ビヨンセ、エディ・マーフィ、ジェイミー・フォックス等が出演し、アカデミー賞にも数多くノミネートされたという話題作です。とは言うものの、実は私は予備知識はほとんどなく、伝説のミュージカル「ドリームガールズ」を実写化したものというくらいしか知りませんでした。

 元々、ミュージカル物はジャンルとしてはあまり好きな方ではなかったので、たまたま試写会のチケットを貰わなければ、もしかすると、ずっと見ることもなく過ごしていたかもしれません。
仮にそうなっていたとしたら、自分にとってすごい損失だったかも!?と思うほど、すごく良かったです!いい意味で、期待を裏切ってくれました!!

 私の中では、ミュージカル物って、歌ばっかりでストーリーがはっきりしないものが多いというイメージがあって、そこがいつも不満だったのですが、これは全然違ってました。
ちゃんとストーリー性もあるし、キャラクターの個性もはっきりしています。そして何よりも歌がもうすごいのなんのって~
この話に登場する人は、「歌唱力・声量・迫力」、全てが抜群で、鳥肌が立ちっぱなしでした。
中でも、エフィ役の新人ジェニファー・ハドソンは、このために生まれてきたんじゃないかと思う程、はまってましたね。アカデミー賞にノミネートされるのも充分頷けます。彼女なしでは、この映画の成功はなかったと思います。

 また、歌だけではなく、衣装や髪型も時代と共に変わっていく様子がわかり、とても興味深かったです。特にビヨンセはすごく変わりますね。最初は、田舎の垢抜けなくて目立たない感じだったのが、栄光を手にし、自分に自信が出てくるにつれ、光輝くように美しくなっていく・・・。
 あと、エディ・マーフィもコメディだけじゃない所を見せてくれて、私の中ではすごくイメージがアップしました。

 この映画のウリはやはり大迫力の舞台シーンだと思いますので、家の小さなテレビで見るよりも、音響に優れた映画館で見た方が、この素晴らしさがより伝わってくるのではないかと思います

 

父親たちの星条旗

2006年11月22日 23時48分21秒 | 映画(た行)
 クリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」を見に行ってきました。硫黄島での戦いをアメリカ側、日本側の両方から描く2部作の第1弾になります。
実は私、「戦争もの」には全く興味はないし、怖いシーンがあったらイヤなので、ずっと敬遠してきたのですが、とても考えさせられる作品でした。

 あらすじは・・・。
硫黄島の擂鉢山に星条旗を掲げる6名の兵士を写した有名な写真がありますが、その写真の裏側に秘められた真実を描く人間ドラマです。
この6名の兵士の内、戦争を生き延び帰還したのは3名だけでした。帰国後、彼らは「英雄」として祭り上げられ、戦費を稼ぐため国債の購入を勧めるキャンペーンに借り出され、全国を周らされるが、「英雄」と呼ばれることに戸惑い・苦悩することになる・・・・。

 私でも見たことのある、星条旗を掲げる写真の裏側には、「英雄」を作り上げることによって、国債を国民に購入させようとする、おえらいさん達のやり方はあまりにも醜すぎて、びっくりしました。戦争なんてほんとこんなものなんですね。
利用されるだけ利用されて、死んでいった兵士達やその兵士を愛する人たちは、本当にやりきれませんよね。
イーストウッド監督は、実に淡々と描いていましたが、その静けさが余計にずしっとくるものがありました。

 硫黄島での戦いが結果、アメリカ側の勝利に終わったというのは、あらかじめ分かっていることなのですが、勝利した筈のアメリカ軍兵士もやはり様々な苦悩があり、当たり前の事ですが戦争ほどイヤなものはないということが心に響くだろうと思われるからです。

デイ・アフター・トゥモロー

2006年11月19日 23時23分26秒 | 映画(た行)
 デニス・クエイド主演の映画。地球温暖化が原因で、世界各地で巨大竜巻や洪水、巨大な雹が降り注ぐなどの異常気象が発生。そんな中、気象学者ジャック(デニス・クエイド)は、氷に覆われたニューヨークにいる息子サムを救いに向かうが・・・という話。

 地球温暖化という話はよく聞きますが、てっきり気温が上昇して、南極や北極の氷が溶け出し、海水面が上昇して被害をもたらすんだと思っていましたが、この映画は全く逆で驚きました。ものすごい寒波がくると、これほど様々なダメージを受けるんですね。
その昔、地球は氷河期だった時代もあるわけだから、こういう事態も確かに起こりうるのかもなーと思うと、怖くなりました。

 そういえば、最近日本でも以前はあまり聞かなかったような異常気象が多くなっていますもんね。洪水しかり竜巻しかり・・・。
もしかすると、これが氷河期に突入する前触れだったりして

 ハリウッド映画らしく、洪水や津波、竜巻などの自然の驚異を迫力あるCGで描いていて、すごく見ごたえあって良かったと思うのですが、東京に巨大な雹が降る場面は、あまりに安っぽいセットだったのが残念!
(アメリカ人から見ると、日本ってああいうイメージなんでしょうか?)
なんか、戦後すぐの日本みたいでしたよ




DEATH NOTE(前編)

2006年10月27日 23時50分07秒 | 映画(た行)
 ついこの間公開されていたと思ったら、もうテレビ化!とびっくりしたのですが、これって前編だったんですねー。来月に後編が公開されるので、前編を見ていない層も取り込もうという策略なんですね(^^ゞ

 マンガ版は周りの人から、「すごく面白い!」という評判を聞いていまして、私も興味は持っていたのですが、なんせ死神とか出てくる時点で、あまりにもマンガチックなんで・・・
マンガならさほど抵抗はなくても、実写だとかなり違和感があるんではないかなーと思って、映画館で見る気にはなれなかったのですが・・・・。
テレビでやってるのを見てみると、案外イケルなーと思いました。

 もちろん、「死神」自体は、いかにもツクリモノっぽくて、最初は違和感ありありだったのですが、慣れてくると、話自体にひき込まれて、それほど「おかしい」感じはしませんでした。
(リンゴしか食べない死神なんて聞いたこともありませんけど。オチャメですね)

 最初は、正義感で現実の法では裁かれない凶悪犯を罰したいと思っていただけのライトが、次第に自在に操れる現実によって。違う方向へ向かっていく様子が、いかにもあり得そうな感じがして、やり切れませんでした。

 普通の人間には持ち得ない特殊な力を持ってしまうと、どれほど高潔な人間であっても、だんだんと感覚が麻痺し、思わぬ方向へと向かっていく可能性が大なんだなーと怖くなりました。
本人は正義のつもりで使用していても、わからなくなっちゃうんですね。自分で認識できなくなるということこそが、真に恐ろしいことですよね。

 次回は「後編」ということで、宿敵「L」との対決に結末がつくのか・・・。楽しみです。(ちなみにマンガとは結末が違うという事らしいので、マンガ版も気になります・・・)


閉ざされた森

2006年10月04日 23時54分29秒 | 映画(た行)
 ジョン・トラボルタとサミュエル・L・ジャクソンが共演しているクライム・サスペンス。
パナマの密林でレンジャー隊の訓練中に、味方同士の撃ち合い事件が起きます。生還した2名の隊員を、元レンジャー隊員のハーディ(トラボルタ)が尋問し、事件の調査を開始しますが、関係者の話につじつまの合わない部分がどんどん出てきて・・・という所から話は始まります。

 ストーリーがかなり複雑で展開が速く、頭が混乱してきますが、どんでん返し系の話が好きな方にはオススメです。とにかく最後まで誰を信じていいのか分からず、目が離せません。
一度見ただけでは、分かりにくいところもあったので、その辺はマイナスかなーとも思いますが、最後まで気が抜けないストーリーは、とても良かったと思います。

 問題は、人の名前と顔が一致しないこと!訓練中の様子が何度も出てくるのですが、軍人ってみんな同じように見えるし、嵐の夜という舞台設定のせいもあって、かなり画面が薄暗く、見分けがつきにくい。
これで、もっとはっきり人の見極めができていれば、よりストーリーが理解しやすかっただろうに・・・とちょっと残念です。
もし、これから見ようと思われている方は、まず人の名前と顔を覚えてから、先のストーリーに進まれることをお勧めしたいと思います。その方がきっと何倍も楽しめますよ♪

 ジョン・トラボルタは、飄々として善悪のつかない微妙な人物像をうまく表現していて、ダンスだけじゃなく、演技力もスゴイ!と感心しました。


デッドコースター/ファイナルデスティネーション2

2006年09月14日 00時09分56秒 | 映画(た行)
 乗るはずの飛行機の事故を予知し、出発直前に飛行機から降りて、死を免れたはずの高校生達が、死ぬ「運命」に付きまとわれて、一人また一人と死んでいくストーリーの「ファイナルデスティネーション」の続編です。

 前作は、レンタルで偶然借りて見たのですが、これが案外面白い!
とにかくハラハラ・ドキドキさせられっぱなしで、ホッと一息ついた瞬間に、ガツンとやってくるので、怖いんだけど目を離せないという展開です。
凄惨なシーンもあるのですが、怖いのが嫌い(特にスプラッタ)な私でも、何とか見れるレベルだし、何といってもどうやって「死」を回避するのか試行錯誤していく過程が面白く、すごく斬新だなーと思った記憶があります。

 続きがあってもおかしくないようなラストだなーと思っていたら、やっぱり続編がありました!それが今回見た「デッドコースター」です。

 続編だけあって、前回のストーリーを踏まえているので、先にそちらを見ておくことをオススメします。私は前作を見たのが、何年も前だったので、かなりウロ覚えの部分があって、ちょっと勿体無かった

 今回の作品も基本的なコンセプトは前作と同じですが、より一層、アクションシーンに力を割いているようでした。(特に最初のハイウェイでのカークラッシュは圧巻です)
前回はなんとか見れた私も、今回は目を背けるシーンが多くて、すごく怖かったです・・・
心臓の弱い方、グロいシーンが苦手な方は避けられた方が賢明ですね。

 実は今、「ファイナルデスティネーション3」が公開されてるそうですが、これ以上のシーンがあるなら、とても見れないなと思っているくらい
私としては、殺人鬼やモンスターが出てくるより、「目に見えない敵」と戦うこちらの方が、ストーリーとしては好きなんですけどねー。
これでラストに「死」を回避するための納得できる方法が見つかって、ハッピーエンドだったらいいのにな。(そんな展開はありえないけど)





 

ダ・ヴィンチ・コード

2006年07月17日 00時09分24秒 | 映画(た行)
やっとのことで「ダ・ヴィンチ・コード」を見てきました。
原作の方を読んでましたので、内容はあらかじめ知ってました。
それを踏まえての感想ということになります。

かなり長い原作を2~3時間の映画にしたわけですから、かなり端折ってるなーという感じは否めませんでした。
特に、教授(トム・ハンクス)がソフィと何故逃げなければならないのか?とか、逃げる途中、誰も信じられないような状況の中で、知り合いの聖杯研究者のリーの所へ身を寄せたのは何故か?とか、説明されてないなーと思う部分が結構あったような気がします。
もし、全然話を知らない人が見たら、話についていけるのかな?とちょっと気になりました。

それにラストもかなり違いますしね~。映画版は「あれ?これで終わり?」とかなり拍子抜けしました。教授とソフィの関係も、あっさりしてましたしね。

あと、「ダ・ヴィンチ・コード」というタイトルなのに、「ダ・ヴィンチ」の残した暗号が何なのかというのもほとんど触れられてませんでしたね。
これだったら、別にこんなタイトルじゃなくてもいい感じが・・・
どっちかというと、ソニエールの残した暗号を解いているだけって感じがしたんですが。

映画の良かった点としては、「最後の晩餐」などの絵画の説明を、目に見える形でしてくれたので、すごく理解しやすかったと思います。
文章だけだと、イメージがつかみ難い部分もあったんですよね。
それに、ルーブル美術館他、パリ・ロンドンの美しい景色や建物を満喫できたことも良かったです。
歴史を感じさせるものがたくさん出ていたので、やはりロマンを掻き立てられますね。




ディボース・ショウ

2006年06月30日 01時04分00秒 | 映画(た行)
ジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズの豪華共演の離婚ものコメディです。(ちょっとブラック気味)

最初にコメディだと聞いていたのですが、前半はどこで笑っていいのかわからなくて、イマイチかなーと思っていたのですが、話が進むにつれ、知恵を絞っての騙し騙されがあって面白くなっていきました。
ラストはもう一ひねり欲しかったですけどねー。

それにしても、アメリカでは「離婚太り」なんて言葉があるんですか?
普通の日本人には想像を絶する世界ですね~。
離婚を繰り返して、相手の財産をせしめていくという事があるからこそ、「婚前契約書」なんてものが必要になるんですよね。
そんなものがないと、人の愛情を信じられないなんて、寂しい話ですよね。
だからか、面白いんだけど、心から笑えない映画という気がしました。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズは本当にゴージャスで綺麗ですね
確かに彼女なら「離婚太り」も可能ですよね。どんな男でも言い寄られたら、その気になっちゃいますよ。


トロイ

2006年06月08日 00時19分23秒 | 映画(た行)
あの有名な「トロイの木馬」を題材にしている話だということで、結構楽しみにしてました。世界史か何かの授業で聞いたはずなんですが、いかんせん随分前のことなので、話の内容はあまり覚えてなかったんですが・・・

そのせいか、冒頭の30分くらいは、誰と誰が敵なのか分からない上に地名が色々と出てくるせいで、頭の中が大混乱
私の理解力が足りないのかもしれませんが、かなりややこしかったです。

見ているうちに、だんだん分かってはくるんですが、そうすると今度は皆が何のために戦ってるのかが分からない。誰も彼もが曖昧なんですよねー。唯一、国のため・家族のために自分を捨てて戦うトロイの王子ヘクトルにだけは感情移入できました。
 
この映画の目玉の一つは、CGを使った壮大な戦闘風景なんだと思いますが、これは他の映画でも最近良く見かけるので、それほど「スゴイ」とは思いませんでした。
それよりも、ブラッド・ピット演じる無敵のアキレスと、上に出てきたトロイの王子ヘクトルの一騎打ちが凄かった~
迫力満点で、特にヘクトルに肩入れしてる私はハラハラ・ドキドキの連続でした。まぁ、これを見れただけでも、甲斐はあったという感じでしょうか。あとヘクトル役のエリック・バナという人を知ったのは大収穫だったかな

それにしても、この話のヒロイン達の魅力って全然わかりません。結局、どういう性格で何を考えているのかが、ちゃんと描かれてないんですよね。「愛」を主要なテーマの一つにしてる割に、女性側をちゃんと描かないのは、結構致命的じゃないでしょうか・・・。

史実(というか伝説?文学?)を下敷きにした話なので、お勉強にもなったし、決して面白くない映画ではなかったけど、どこか不完全燃焼だったので、ちょっと残念。


余談ですが、オーランド・ブルーム演じるトロイの王子パリスって、かなりショボイ(失礼!)。よくオーランドがこんな役を引き受けたなーと思いましたよ・・・。


テイキング・ライブス

2006年05月29日 20時46分34秒 | 映画(た行)
アンジェリーナ・ジョリー主演のサイコ・サスペンス。イーサン・ホークやキーファー・サザーランドも登場します。

アンジーは、クールで知的な美人FBI捜査官という役どころなのですが、彼女は確かにこういう役柄は合ってますね~
細いのに、鍛え上げられた体を見ると、こういう役柄はピッタリかなと思います。
(そういえば、妊婦の格好もしてましたが、ちょうど出産したという記事を見た直後だったので、偶然に驚きました)

話は、最初の方はドキドキする部分もあるのですが、途中で犯人が予想できちゃうのが難点。
あまりミステリー・サスペンス物を見ない方だったら大丈夫かもしれませんが、もうちょっと分からないようにしてもらいたかったなと
最後まで、ハラハラ・ドキドキな展開を期待していたので、肩透かしをくった気がしました。

それと、折角「人生を乗っ取る」という意味のタイトルを付けているのだから、もうちょっと、「どうやって他人になりすましたのか?」とか「なぜ人の人生を乗っ取るようになったのか?」とか、或いは「人の人生だとどういう風な気持ちになるのか?」といった犯人側の事情・気持ちのようなものを掘り下げて欲しかったです。
もしくは、アンジー側の気持ちなんかも。
そうすれば、この話ももっと奥深いものになったんじゃないかな~という気がします。

面白くなりそうな題材や、役者さんを揃えているだけに、ちょっと勿体無いなーと思えてなりませんでした。