クリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」を見に行ってきました。硫黄島での戦いをアメリカ側、日本側の両方から描く2部作の第1弾になります。
実は私、「戦争もの」には全く興味はないし、怖いシーンがあったらイヤなので、ずっと敬遠してきたのですが、とても考えさせられる作品でした。
あらすじは・・・。
硫黄島の擂鉢山に星条旗を掲げる6名の兵士を写した有名な写真がありますが、その写真の裏側に秘められた真実を描く人間ドラマです。
この6名の兵士の内、戦争を生き延び帰還したのは3名だけでした。帰国後、彼らは「英雄」として祭り上げられ、戦費を稼ぐため国債の購入を勧めるキャンペーンに借り出され、全国を周らされるが、「英雄」と呼ばれることに戸惑い・苦悩することになる・・・・。
私でも見たことのある、星条旗を掲げる写真の裏側には、「英雄」を作り上げることによって、国債を国民に購入させようとする、おえらいさん達のやり方はあまりにも醜すぎて、びっくりしました。戦争なんてほんとこんなものなんですね。
利用されるだけ利用されて、死んでいった兵士達やその兵士を愛する人たちは、本当にやりきれませんよね。
イーストウッド監督は、実に淡々と描いていましたが、その静けさが余計にずしっとくるものがありました。
硫黄島での戦いが結果、アメリカ側の勝利に終わったというのは、あらかじめ分かっていることなのですが、勝利した筈のアメリカ軍兵士もやはり様々な苦悩があり、当たり前の事ですが戦争ほどイヤなものはないということが心に響くだろうと思われるからです。
実は私、「戦争もの」には全く興味はないし、怖いシーンがあったらイヤなので、ずっと敬遠してきたのですが、とても考えさせられる作品でした。
あらすじは・・・。
硫黄島の擂鉢山に星条旗を掲げる6名の兵士を写した有名な写真がありますが、その写真の裏側に秘められた真実を描く人間ドラマです。
この6名の兵士の内、戦争を生き延び帰還したのは3名だけでした。帰国後、彼らは「英雄」として祭り上げられ、戦費を稼ぐため国債の購入を勧めるキャンペーンに借り出され、全国を周らされるが、「英雄」と呼ばれることに戸惑い・苦悩することになる・・・・。
私でも見たことのある、星条旗を掲げる写真の裏側には、「英雄」を作り上げることによって、国債を国民に購入させようとする、おえらいさん達のやり方はあまりにも醜すぎて、びっくりしました。戦争なんてほんとこんなものなんですね。
利用されるだけ利用されて、死んでいった兵士達やその兵士を愛する人たちは、本当にやりきれませんよね。
イーストウッド監督は、実に淡々と描いていましたが、その静けさが余計にずしっとくるものがありました。
硫黄島での戦いが結果、アメリカ側の勝利に終わったというのは、あらかじめ分かっていることなのですが、勝利した筈のアメリカ軍兵士もやはり様々な苦悩があり、当たり前の事ですが戦争ほどイヤなものはないということが心に響くだろうと思われるからです。
私も硫黄島のことは、ほとんど知らなくて
戦争が戦勝国であるアメリカの兵士たちに苦悩をもたらしていたことを映画で知りました。
結局、60年たってもお互いのことは何もわかっていないということですね。
「硫黄島からの手紙」を合わせて観ることで、より戦争の真実が見えてきました。
この試みはとても意義があると思いましたねえ。
コメントありがとうございます!
アイマック様は、もう「硫黄島からの手紙」をご覧になったんですね。
私はまだなんですが、絶対に見に行くつもりです。
アメリカ側・日本側の両方から見ることで、伝わってくるものってありますよね。
仰るとおり、とても意義のある映画だと思います。
>国債を国民に購入させようとする
>おえらいさん達のやり方はあまりにも醜すぎて
そうです!心を病んだ兵士(インディアンと呼ばれて差別された人)の苦悩は計り知れません。
確かに、この映画で感じたのは、好んで戦争に
向かった人というより疑問に思いながらも、なし崩しに戦争させられてしまった一般の人々という位置づけでした。
こういうものを見ると、やはり戦争と言うものの無意味さをかんじざるをえませんね。