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Yuhiの読書日記+α

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ダイヤモンド・イン・パラダイス

2009年02月04日 22時24分53秒 | 映画(た行)
ブラット・ラトナー監督、主演ピアース・ブロスナンのエンタテイメント・アクションもの。その他のキャストは、サルマ・ハエック、ウディ・ハレルソン、ドン・チードル、ナオミ・ハリス他。

<あらすじ>
マックスとローラは最高の泥棒コンビであり恋人同士だ。ふたりはナポレオンが所有していたとされる3つのダイヤモンドのうちの2つを、見事、手に入れる。しかし2つめのダイヤを盗んだ際に、マックスはスタン捜査官に胸を撃たれる。姿を消した彼らは、バハマにあるパラダイス・アイランドで新しい生活をスタートさせていた。ローラはマックスに結婚の誓いを求め、危険のない生活を願うが、3つめのダイヤを展示した豪華客船がバハマにやってくる。(goo映画より)


正直なところ、内容的には、さしたる見所は見当たりませんでした。が、軽いノリで頭を空っぽにして見ることができるので、退屈しのぎにはいいかもしれません。
ラストも何となく予想通りでしたが、一応どんでん返し的な部分もありましたし、エンターテイメントとしては色々と考えてやっているんだろうな・・・と努力は感じました。

にしても、妙にお色気シーンが多いのは何故・・・。特に必要ないと思われるシーンにも、結構長い時間入っていました。あれって、やればやるほどB級っぽく思えるので、やらない方がいいと思うんですけどねー。

天使のくれた時間

2009年02月02日 22時55分49秒 | 映画(た行)
結婚に興味を持てないやり手のビジネスマンが、別の人生を生きることで愛の大切さを知るラヴ・ファンタジー。監督はブレット・ラトナー、キャストはニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ、ドン・チードル他。

<あらすじ>
マンハッタンで大手金融会社の社長として活躍するやり手ビジネスマンのジャック(ニコラス・ケイジ)は、クリスマスイブの夜、仕事の帰り道に立ち寄ったスーパーで、奇妙な黒人青年キャッシュ(ドン・チードル)から換金できない当たり宝クジ券を買い取るはめになる。「これから起こることは、あんたが招いたことだ」と謎の言葉を残す青年。その晩、ジャックはいつものように眠りにつくが、翌朝目覚めると、全く見知らぬニュージャージー郊外の家にいることに気づく。隣で眠っているのは、なんと13年前に彼が冷たく縁を切った恋人ケイト(ティア・レオーニ)だった・・・。(goo映画より)

ちょっと「バタフライ・エフェクト」を彷彿とさせる映画でした。けど、こっちの方がライトな上、全体的にハッピーな感じなので、ハッピーエンドが好きな人にはオススメかなと思います。

ちなみに私自身は、「バタフライ・エフェクト」が自分の中ではイチオシ映画でして、ちょっとシニカルで現実的なストーリーがかなり好みなんですけど、この映画のニコラス・ケイジのカッコ良過ぎないほんわかした所も好きなので、甲乙つけがたいところがあります。ていうか、ニコラス・ケイジじゃなきゃ、こんなストーリーは不自然で受け入れられなかったかもなーという気もしています。

007/慰めの報酬

2009年01月31日 17時04分11秒 | 映画(た行)
ダニエル・クレイグ主演の「007」シリーズ第2弾です。前作「カジノ・ロワイヤル」が予想以上に面白かったので、こちらも見てみることにしました。監督はマーク・フォースター、その他のキャストは、オルガ・キュリレンコ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ、ジャンカルロ・ジャンニーニ他。

<あらすじ>
初めて愛した女・ヴェスパーを失ったジェームズ・ボンドは、ヴェスパーを操っていたミスター・ホワイトを尋問し、背後にいる組織の存在を知る。早速捜査のためにハイチへと跳び、知り合った美女カミーユを通じて、組織の幹部であるグリーンに接近。環境関連会社のCEOを務める男だが、裏ではボリビアの政府転覆と天然資源の支配を目論んでいるのだった。ボンドは復讐心を胸に秘めながら、グリーンの計画阻止に動くが……。(goo映画より)


前作の1時間後から物語が始まるということだったのですが、前作の内容をかなり忘れてしまっていたので、思い出すのに少々時間がかかりました(汗)。でも、前作を見ていなくても(少々忘れていても)、一応分かるようになっていましたので、ご安心を。とは言え、やっぱり前作を見ていた方が、ボンドの心情、苦悩なんかがよく分かって楽しめるだろうなと思います。

それにしても、初っ端からド派手なカーチェイスで、一気に惹きつけられ、その後も船やら飛行機やらでのアクションもあり、ハラハラ・ドキドキ感満載でした。
ただ、物語の面白さ、ドラマチックさというのは、やはり前作の方が上だったな・・・。アクション的には見所いっぱいでしたけど、物語としての深みのようなものは感じられなかったような・・・。

とは言え、普通に楽しむ分には全く問題ありませんし、従来からのファンにはもしかすると不評かもしれませんが、ボンドガールと不必要にいちゃつくシーンなんかもありませんし、スッキリしていてイイです。
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドは、クールでスマートで若々しいところが私は気に入っているので、次があったら絶対見ると思います。


デーヴ

2009年01月24日 00時32分09秒 | 映画(た行)
大統領とそっくりな容姿を持つ男が、心ならずも大統領の影武者を演じ続ける羽目になる姿を描くハート・ウォーミング・コメディ。監督・製作はアイヴァン・ライトマン、ケヴィン・クライン、シガニー・ウィーヴァー、フランク・ランジェラ、ケヴィン・ダン他。

<あらすじ>
ボルティモアで小さな職業紹介所を経営するデーヴ・コーヴィック(ゲヴィン・クライン)は、時のアメリカ合衆国第44代大統領ウィリアム・ハリソン・ミッチェル(ケヴィン・クライン)に爪二つ。彼の存在を知った大統領補佐官のアレクサンダー(フランク・ランジェラ)、報道官のアラン・リード(ケヴィン・ダン)、シークレット・サーヴィスのデュエイン(ヴィング・レイムス)の3人は、ホテルでの演説の後、雪隠れする大統領の身代りを1回限りの条件で、デーヴに依頼する。しかし、ミッチェル大統領が突然倒れ、意識不明の重体に。目新しい体験に浮き浮きした気分で状況を楽しんでいたデーヴだったが、大統領補佐官の強い主張で、無期限で大統領を演じる羽目になるのだった・・・。



派手さはないけどユーモアがあって、でも大事な事を上手く取り入れている作品だなと思いました。これまで全くこの映画のことを知らなかったんですが、とてもいい映画です。後味もいいし、久し振りにとても良い気分になれる作品でした。

特に今のような混沌とした世の中になると、デーヴのような政治家がいてくれたらなと思わずにはいられません。今の政治家に是非見て欲しい作品です。映画だから、そんな綺麗事が言えるんだといわれるかもしれませんが、それを言い訳にしている人が多すぎるように思うんですよね。
いつでも選挙で勝てるかどうかしか考えていなくて、政治技術のようなものばかりを磨くことに必死になって、いつしか自分が国民(あるいは市民・町民・村民)の代表として、この場にいるんだということも忘れてしまっているような気がしてなりません。



誰も知らない

2009年01月07日 00時27分46秒 | 映画(た行)
1988年に東京・西巣鴨で起きた実際の事件をモチーフにした作品。監督は是枝裕和、キャストは柳楽優弥、北浦愛、木村飛影、清水萌々子、韓英恵、YOU他。

<あらすじ>
とあるアパートに暮らす母(YOU)と4人の子供たち。母はそれぞれ父親の違う子供たちを世間の目から隠すように、学校にも行かせず部屋に閉じこめ、仕事に出かけていく。家事や弟妹の面倒は12歳の長男・明(柳楽優弥)の仕事だ。そんなある日、母は現金20万円と「しばらく頼むね」という書置きを明に残し、姿を消してしまう。それでも明の働きで、4人兄弟は子供だけの楽しい生活を送るのだが、やがてお金が底をつきはじめ…。(goo映画より)

柳楽優弥君がアカデミー賞を受賞したことで有名になった作品ですよね。ずっと気になっていたんですが、ようやく見ることができました。

ストーリーは現実に起きた事件を基にしているだけあって重いものがありました。
あらすじだけ読むと、この兄弟の母親が、とんでもなく無責任で冷たい人物なのかと思いますが、映画を見ているとYOUの雰囲気のせいか、この母親なりに子供を可愛がっていたことは見てとれました。もっとも、結果的に子供達の養育を放棄したことには変わり有りませんし、責任は重大だとは思いますが・・・。

ただ、こういう親子がひょっとしたら、結構たくさんいる可能性があるんじゃないかと思うと、怖いものがありますよね。出生届を役所に提出していなければ、役所は子供がいるかどうかを知る手立てはないわけですし、その子供達がどうやって生活しているのかも、分からない可能性が高いですもんね。

柳楽優弥くんは、確かに目力があって独特の雰囲気があり、人の心に残るものがあります。役柄的にも、幼い弟妹を守っていこうとする長男としての強い心が感じられて素晴らしかったです。
ただ、若くしてカンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞を受賞することになったことが、ある意味人生が狂ったのかと思うとちょっとやり切れませんね。名声を得ることが、逆にプレッシャーとなってしまうこともあるわけで、色々と考えさせられますね。



トレーニング デイ

2008年12月31日 01時30分29秒 | 映画(た行)
デンゼル・ワシントンとイーサン・ホークが組んだ異色刑事ドラマ。監督はアントワーン・フークア。デンゼル・ワシントンは本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞した。

<あらすじ>
ロサンゼルス市警の麻薬取締課に配属となった新人刑事ジェイク。一緒にコンビを組み彼に麻薬捜査のいろはを教え込むのはベテラン刑事のアロンソ。数々の大事件を解決し、麻薬に絡むあらゆることを熟知している伝説的カリスマ刑事だ。まさにジェイクの手本であり憧れの存在。そんなアロンソはジェイクにまずはじめに「かよわい子羊でいるのか。獰猛な狼になるのか。それを選べ」と忠告する。そして、ジェイクが目にしたのは、犯罪摘発のためにはいともたやすく自ら法を犯すアロンソの姿だった。とまどうジェイクをよそにアロンソの行動はエスカレートしていく……。(allcinemaより)


これまでいい人の役柄が多かったデンゼル・ワシントンが、正反対のイメージの役柄をやるということで話題になっていましたね。
確か、何年も前に見たのですが、内容をかなり忘れてしまっていたので、再見してみました。

この映画のようなことが実際に起きているんだとしたら、本当に怖い。どうしてもジェイクに感情移入して見てしまうのですが、いくら大きい犯罪を摘発する為とは言え、自ら犯罪に加担する警官なんて言語道断ですよね。
ましてや、正論を主張するジェイクをうまく丸め込もうとしたり、わざと危ない目に遭わせたりするところも卑劣で・・・。

しかしアロンソも、もしかすると最初の内は、罪悪感を感じながらやっていた事が、だんだんとそれを大きい犯罪をなくすため、と自ら正当化するようになったのではないか。ミイラ取りがミイラになる、という諺のようになった気がします。
でも、やっぱりやってはいけない事はやってはいけないわけで、もしそれを貫けなくなったら、本当に社会はおしまいです。

そういう意味で、正義を貫こうとする新人刑事のジェイクと、筋金入りのベテラン刑事アロンソとの対比がものすごく効いていました。
この映画がたった1日だけを描いたものだとは、見終わった今もなんだか信じられない気持ちです。それくらい内容の長くて濃くて重い1日だったわけで。
アロンソが改心することなく、殺されてしまったのは、自業自得ではありますが、ちょっと後味悪かったかな。

それにしても、デンゼル・ワシントンは今回、目つき顔つきからして極悪。役者さんというのは、役柄によってこれだけ変われるんだなーということを改めて実感しました。
ワルの警官役がものすごく板についている感じで、いつもの優しげでどこか品のいいデンゼルのイメージとは180度違います。さすがアカデミー賞を受賞するだけあります。

タトゥー

2008年12月08日 00時31分54秒 | 映画(た行)
「セブン」以来の衝撃サスペンスとされるドイツ映画。日本未公開作品とのことです。監督はロベルト・シュヴェンケ 、キャストはアウグスト・ディール、ナデシュカ・ブレニッケ、クリスチャン・レドル、ヨハン・レイセン他。

<あらすじ>
犠牲者が皮膚を剥ぎ取られて殺されるという事件を捜査する2人の刑事は、伝説の日本人彫師によって12人に彫られたというタトゥーを集める謎の人物の存在に辿り着く…。(goo映画より)

えー!っていう終わり方ですね。途中までは、まるで「セブン」のような雰囲気で、次はどうなるんだろう・・・とドキドキして面白かったのに、突然ブチっと斬られたように終わっちゃっていて。
一応、エンドクレジットの途中に、本編がほんの少しですが挿入されているのですが、これを見ても犯人がその後どうなったかは分からないし。
ちょっと不完全燃焼の映画でした。

なんとなく、続編があってもおかしくない感じでしたけど、今のところ出てる様子はなさそうですねー。
謎は最後までスッキリと明かして欲しいものです。気になるんですもん。

主役の新人刑事役の人(アウグスト・ディール)は、なかなかカッコ良かったんですけどね~。細身でちょっと神経質っぽい所が、こういうサスペンス物には合ってたし。

ドン・サバティーニ

2008年11月30日 01時42分24秒 | 映画(た行)
田舎から出てきたばかりの青年が、マフィアに珍妙な仕事を頼まれ四苦八苦する姿を描いた実話を元にしたコメディ。監督はアンドリュー・バーグマン、出演はマーロン・ブランド、マシュー・ブロデリック、ブルーノ・カービー他。

<あらすじ>
田舎から出てきたばかりの純朴な青年クラークは、駅を降りた途端に親切気に近づいてきた男ビクターに欺され、荷物と全財産を奪われてしまった。途方に暮れていた所、再びビクターを発見し問い詰めるが、もう使ってしまったと言って返してくれず、代わりに紹介されたアルバイト先がビクターの叔父でマフィアのドンのサバティーニの所だった。500ドルで引受けた仕事は空港税関から荷物を引き取ってくる事だったが、その荷物とは絶滅寸前の保護動物コモド・オオトカゲだったのだ・・・。


とても軽妙で素直に楽しめる映画でした。殺伐とした所もないし、後味もいいし、普通に楽しむ分にはいい映画です。

そして、キャストもまたいいんですよね。主人公のクラーク役のンドリュー・バーグマンは初めて見ましたが、見るからに真面目で人が良さそうな雰囲気の青年で、この役にはピッタリでした~。

また、マーロン・ブランドは画面に登場するだけで存在感と貫禄があって、サスガというしかありません。決して、声を荒げたりするわけではないのに、威圧感がにじみ出てるんですかねぇ・・・。
こんなにマフィアのボスが似合う人って、なかなかいませんよね。


大逆転

2008年11月28日 00時19分47秒 | 映画(た行)
大富豪のいたずらのせいで天国と地獄を味わった2人の男が、大富豪に復讐するまでを描くコメディ。監督はジョン・ランディス、キャストはダン・エイクロイド、エディ・マーフィ、ラルフ・ベラミー、ドン・アメチ他。

<あらすじ>
商品先物会社を経営するデューク兄弟は、退屈しのぎに、社内のエリートのウィンソープと、ホームレスのバレンタインの立場をすり替えて賭ける事にした。
ウィンソープはデューク兄弟の手回しで会社をクビになり、婚約者に見捨てられ帰る家も失い、娼婦の家に転がり込む。一方のバレンタインは、拘置所に入っていた所をデューク兄弟に保釈金を払ってもらい、デューク兄弟の会社に入社して、ウィンソープの後釜に就いた。ウィンソープは全てを失って酒におぼれ、バレンタインは夢のような大富豪の生活を手に入れるのだが・・・。


古い映画ですが、とにかくスカッと楽しめる作品です。退屈しのぎに人の人生をおもちゃのようにしてしまう経営者たちを、ギャフンと言わせてしまうところは、エンターテイメントとしては最高ですよねー。
特に後に残るものがあるわけではないけど、爽快で後味もいいし、普通に笑って楽しめる映画として、いいんじゃないでしょうか。

特にエディ・マーフィーは、こういう役をやらせたら、天下一品ですねー。もう板についているというか、地でいってるようにしか思えません(笑)。

ターミナル

2008年11月10日 00時11分19秒 | 映画(た行)
スティーブン・スピルバーグが監督、トム・ハンクス主演の無国籍ヒューマン・ドラマ。その他のキャストは、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ他。

<あらすじ>
東欧クラコウジアからニューヨークに来たビクターは、入国ゲートで職員に呼び止められた。渡航中にクーデターが起こり祖国が消滅、パスポートが無効になってしまったというのだ。彼の目的地は「ラマダ・ホテル」。ニューヨークは目の前なのに、パスポートがなければアメリカに入国もできず、国情が安定するまでは帰国することもできない。彼は、空港で生活することを余儀なくされる。ビクターがニューヨークに来た目的は?彼が大切にしている缶の中身は?片言の英語しか話せないビクターは、「約束がある」と言うだけだった。(goo映画より)


この映画、劇場公開している時に見に行きたいなーと思っていたのに見逃してしまったのでした。しかしその後、あまり評判がよろしくないという噂を聞いた為、レンタルもせずにいたら、TV放映されたので、ラッキーとばかりに録画して見ることにしました。

でも、皆さんの評判通り、やっぱり今ひとつな感じですね~。盛り上がりに欠けるというか、ダラダラしすぎてるというか、ヒネリがないというか・・・。

そこそこ面白いシーンはあるし、いい話だなーとは思うんだけど、なんだかテンポが悪くて、あまり笑えないし。多分、ビクターが大事に持っていたナッツの缶の部分で感動して欲しいんだろうなーとは思うんだけど、正直ジーンとは来なかったです。アメリアとの事も「え!?それで終わり?」って感じで、ちょっと拍子抜けしちゃいました。

英語をロクに話せないビクターが、知恵を絞って言葉を覚え、徐々に上達していったり、皆と仲良くなっていくあたりは、よくあるパターンとは言え、なかなか面白かったんですけどね。

ダンテズ・ピーク

2008年09月20日 00時29分30秒 | 映画(た行)
火山の脅威をテーマにしたパニック映画。出演は、ピアース・ブロスナン、リンダ・ハミルトン、チャールズ・ハラハン他。

<あらすじ>
火山地質学者のハリー(ピアース・ブロスナン)は、休火山「ダンテズ・ピーク」の調査のため、その麓の町を訪れた。調査を進めて行くうちに、ハリーは火山の噴火が近いことを確信する。このままでは町全体が危険であると、町長のレイチェル(リンダ・ハミルトン)に直談判し、何とか協力を取り付けた。だが、住民を招集した会合の最中、噴火が起こり、町はパニック状態に陥った・・・。


火山の脅威がすごい迫力で描かれていて、結構楽しめました。パニックものって結構ありますが、火山ものは初めて見たので、見ごたえありました。
少々、ご都合主義が目につきましたし、突っ込みどころは満載でしたけど、ハリーとレイチェル一家との交流も爽やかな感じで、なかなか好感持てました。

TAXI NY

2008年08月08日 00時11分25秒 | 映画(た行)
フランス映画「TAXI」をニューヨークに舞台を移しリメイクされた作品。オリジナルの脚本・製作を務めたリュック・ベッソンが、プロデュースと原案を担当している。キャストは、クイーン・ラティファ、ジミー・ファロン、ジゼル・ブンチェン、ジェニファー・エスポジート他。

<あらすじ>
メッセンジャーからタクシー運転手へ転身したベル(クイーン・ラティファ)は、高性能の改造車を操り、圧倒的なスピードとテクニックで仕事をこなしていた。一方、ニューヨーク市警のウォッシュバーン刑事は、腕は立つものの超ド級の運転ベタ。潜入捜査でドジを踏み、車を取り上げられたウォッシュバーンは、偶然ベルのタクシーを拾い銀行強盗の現場へ直行する。犯人は、モデル張りのスタイルを持った4人組の美女。こうしてベルは、ウォッシュバーンに巻き込まれ、美女強盗団を追うことになる…。


オリジナル作品の方は未見なので、比べることはできませんが、スピード感ありコメディありで、サラっと楽しめる作品でした。

主人公のタクシー運転手を女性にしたのは正解かな。しかも特に美人でもスタイル良くもなく若くもないっていうのがミソで、憎めないパワフルなキャラにピッタリだったと思います。
主人公が男だったら他の作品にもよくあるパターンで面白くないし、若くて美人で運転もピカイチな女性だったりしたら、できすぎでこれまた面白くなかったと思うんですよね~。

カーチェイスシーンはさすがにすごく見ごたえありました。劇場で見ていたら、さらにすごい迫力だっただろうな~。
全体的なテンポも良かったし、運転できない刑事とのコンビネーションも良かったし、退屈せずに最後まで見れる作品でした。
オリジナル作はどんな話なのかな?なんだか気になってきました。

タイムトラベラー きのうから来た恋人

2008年07月17日 00時17分18秒 | 映画(た行)
生まれた時から核シェルターで生活していた青年が、35歳になって初めて地上に出、外の世界に触れる姿を描いたロマンティック・コメディ。監督はヒュー・ウィルソン、キャストはブレンダン・フレイザー、アリシア・シルヴァーストーン、クリストファー・ウォーケン他。

<あらすじ>
科学者カルヴィン(クリストファー・ウォーケン)は、原爆が落ちたと勘違いして、臨月の妻ヘレン(シシー・スペイセク)と核シェルターで暮らすことに。シェルターで生まれたアダム(ブレンダン・フレイザー)は両親から勉強やマナーを教えられ紳士の鑑のような男に成長した。そしてアダムが35歳のある日、シェルターの自動ロックが解除され、生まれて初めて地上に出たアダムは・・・。

大人の御伽噺といった感じのストーリーでした。
ストーリーは単純だし、特に目を見張るようなものはないけれど、登場人物の誰もが憎めないいい人で、たまにはこういう、ほんわかとした気持ちになれる映画もいいなーと思えました。
アダムとイブのラブストーリーも微笑ましくて、変な純愛ものよりもずっと良かったです。

それに、50年代60年代の考え方、マナー、しつけを実践しているアダムと、現代の若者とのギャップがすごく面白い。昔の人って、全然すれてないんですよねー。アメリカの古き良き時代(のイメージ)って、こんな感じなんだと思うと、興味深いものがありました。
あと、野球選手のカードや株の価値が、ものすごく上昇していたりしたのが面白かった!やっぱり、古い物って価値が出るものなんですねー。何でも捨てずに、残しておいたらいいのかな・・・。

ま、地下の核シェルターに35年も住むなんて、食料や水をどうやって調達しているのかとか、設定的に突っ込みどころは満載なんですが、そこはご愛嬌。ファンタジーだと思って、深く考えない方が楽しめます。

ドラキュリア

2008年06月19日 00時30分34秒 | 映画(た行)
「エルム街の悪夢」「スクリーム」の監督ウェス・クレイヴンが製作総指揮を務めたヴァンパイアもの。まだ有名になる前のジェラルド・バトラーも出てます。

<あらすじ>
ヘルシングと甥のサイモンが経営する遺物館に、窃盗団が侵入し金庫の中にあった銀製の棺桶が盗まれた。しかし、ヘルシングは警察に通報せず、サイモンにも行き先を告げずに出かけてしまう。不審に思ったサイモンはヘルシングを尾行し、ニューヨークへ到着した。同じ頃、窃盗団は金目の物が入っていると思い込み、盗んだ棺桶を開いたところ、本物のドラキュリアが入っており、目覚めた彼に次々と襲われる。そのころアメリカのニューオリンズの或る町で、少女マリーはマントの男が自分を呼ぶ悪夢に悩まされていた……。


見終わった後で調べていて気づいたのですが、この作品を製作しているのは「スクリーム」の監督だったんですねー。先日ちょうど「スクリーム」を見たところだったので、「あれ?何か見たことのあるようなシーンだな」と思ってたんですよねー。
やはり作り手の好みというかクセのようなものが表れるんでしょうか・・・。

かなりB級っぽい作品なのですが、普通のヴァンパイアものとは少々違う独自の解釈がしてあるので、わりに楽しめました。
それに、全く無関係なマリーがドラキュリアとどう関係してくるのかというのも、謎めいていて興味をひきます。
そして、この映画の一番の変わっている点は、ドラキュリアの正体!!アゼンというかナットクというか、とにかくすごい説ですよ~。
ネタバレすると面白くないので、ここではあえて触れません。見てのお楽しみってことで(笑)。

ちなみに、この映画はホラーっぽい気持ち悪いシーンも少々ありますので、苦手な方はやめた方がいいと思います。(私はヴァンパイアもの=ホラーという認識がなかったので、ちょっとビックリしました)


トゥームレイダー2

2008年05月15日 00時51分31秒 | 映画(た行)
ヤン・デ・ボン監督、アンジェリーナ・ジョリー主演のアクション・アドベンチャーもののシリーズ第2作目。

<あらすじ>
ギリシャのサントリーニ島で発生した大規模な地震の影響で、地中海海底に埋没していた「月の神殿」が2300年ぶりに姿を現わした。トレジャー・ハンター、ララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)もこの情報を聞きつけて現場に急行。神殿に入った彼女は、メダリオンと黄金の珠を発見する。だが、突然現われた一味に襲われてそれを奪取されてしまう。その盗まれた珠には<パンドラの箱>の所在が示されていた。彼らの正体とその陰謀を知ったララは珠の追跡に乗り出すが…。

1作目は随分前に見たはずなのですが、実は内容についてはあまりよく覚えてなかったりします。確か、アンジェリーナ・ジョリーが主演でのトレジャー・ハンティングものだったなーというくらいで。
今回も、アンジェリーナ・ジョリーのアクションはさすがにカッコよかった!!迫力&スピード感もスゴイし、スタイル抜群で知性的なクールな女性を演じてました。
ま、あまりにも彼女が凄すぎて、簡単に何でもできすぎるので、少々スリルに欠けるような気もしましたけどね。
あと、オチがイマイチ後味悪かったのがなぁ・・・とちょっと残念です。こういう娯楽作品は、やっぱりスカっと終わって欲しかったので。

とりあえず、バタバタと敵を倒していく爽快感はあるので、アクション作品としては、なかなか楽しめるのではないかと思います。