サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ハリー・キュエル解任

2024-07-16 09:30:46 | 日記

マリノスのハリー・キュエル監督が解任されたようだ。前節は鹿島に4-1で勝ったものの、それまで4連敗を喫して、天皇杯3回戦も水戸相手にPK戦でなんとか勝った。J1順位も12位と降格圏ではないものの、常に優勝争いに絡んでいる名門としては受け入れられないだろう。

 

ポステコで3年半、マスカットで2年半、そしてキュエルとオージー路線を継続。ポステコもマスカットも指導者経験が豊富だったし、ポステコは代表監督まで経験していた。それに比べてキュエルの場合はセルティックでコーチ経験があったものの、それ以前はイングランドの下部リーグのクラブで短期の監督をしただけ。マリノスの監督になるには経験が不足していたかもしれない。名選手は名監督に非ずというわけか。

 

ハリー・キュエルのことは1997年のWCアジア予選のイランとオーストラリアのメルボルンでのプレーオフのころから注目していた。あの当時は19才でほんの坊やだった。それがおっさんになりマリノスの監督になるとは予想できなかったね。まあ解任されたけど。

 

後任は内部昇格でオージーのジョン・ハッチソンコーチが昇格するようだが、この人はポステコつながりでマリノスにたどり着いた人物。監督としての能力は未知数だし、マリノスのスタッフには外国人コーチはこの人しかいない。もっと外国人を入れるべきだろう。

 

果たしてマリノスはこれから上昇できるだろうか。

 

若いころ


ユーロ スペインが4度目の優勝

2024-07-15 07:55:51 | 日記

前半は拮抗した面白い試合だった。両方ともチャンスはなかったが、守備が厳しく息をのむような試合だった。後半になるとまずスペインが47分にニコ・ウイリアムズのゴールで先制。そのまま逃げ切るかと思ったが、後半途中出場のイングランドのパーマーが73分に同点ゴール。

 

イングランドがそのまま押せ押せで逆転するか、少なくとも同点のまま延長戦に突入するかに見えたが、86分にオヤルサバルが左サイドのククレジャのピンポイントクロスに合わせて勝ち越しゴールを決めた。そのままスペインが逃げ切り4度目の優勝を決めた。イングランドは2大会連続の準優勝だった。これは悔しいだろうね。

 

うらやましいのは、スペインは17才のヤマル、二十歳前後のぺドリ、ガビ(まだ離脱中)、ニコ・ウイリアムズなどこれから7,8年は主力となるだろう若手が多い。一方、イングランドもパーマー(22才)、メイヌー(19才)などがいる。現在、19-22才ぐらいの若手が代表の主力となるべきで、日本も五輪世代に注目がいっているが、世界の潮流からすれば一歩遅れている。

 

今回のスペインは7戦7勝で攻撃力があった。イングランドはPK戦も含めると3試合は引き分け。攻撃力に差があったわけだ。しばらくはヨーロッパではスペインが圧倒するでしょう。ストーンズ、ウオーカー、ロドリ、フォーデンとやたらとマンCITYの選手が多いのが目についた。

 

スペインではルノルマン、メリーノ、オヤルサバル、スピメンデイとレアルソシエダの選手の活躍がよかった。このあとすぐに日本にまた来るんだね。

 

本人はかっこいいい髪型だと思っているんだろうなあ。


松木選手の移籍

2024-07-14 10:14:25 | 日記

FC東京の松木選手が来季からEPLに戻ってくるサザンプトンに移籍することになった。菅原もサザンプトンだから二人とも一緒とはすごいなあと思ったが、EU外枠のビザの都合で松木はサザンプトンが所有するトルコのギュズテペという1部に昇格するクラブへレンタルに出される。

 

これがパリ五輪をあきらめての結果だったのかは本人がどう評価するかによる。ただし松木は高卒3年目でまだ21才。五輪で活躍してからでもよかったようにも見える。懸念材料としてはある。

 

①ギュズテペでどのように扱われるのか知らないが、トルコの昇格したばかりのクラブでは雑な戦術だろうし、それで松木にとって向上できるのかどうか。

②25/26シーズンにサザンプトンに戻ってくるわけだが、その時にサザンプトンは2部に落ちていないかどうか。

③松木はちゃんとサザンプトンのフロント、監督に覚えていてもらえるかどうか。完全移籍だから大丈夫だと思うけど。三苫のようにトルコではなくベルギーのほうがよかった。これはサザンプトンの都合だから仕方がない。

④ほかに選択できるオファーはなかったのか。

 

怪我がないように頑張ってください。しばらく、半年くらいは代表には呼ばないほうがいい。まずはトルコで慣れさせてあげよう。

 

新たな門出。


犬を飼う責任

2024-07-13 13:53:13 | 日記

犬が好きな人ならばよくわかると思うが、いい時もあれば大変なこともある。我が家ではないが、娘夫婦のところにゴールデンレトリバーがいて、生後2年半のオス。なかなかやんちゃで、それでいて面白い性格をしているのでみんなでかわいがっている。筆者と家人も時間に余裕があるときは、面倒を見ることもある。娘夫婦が旅行で2週間空けたことがあり、筆者と家人、そして娘の旦那の父親の3人で交代で泊まり込みをしたこともあった。筆者はそのうち半分くらいの担当だったので、朝から晩まで大変だった。

 

さて2週間前からペット君が吐くようなしぐさをするようになり、動物病院につれていくと、腎臓疾患の疑いがあるといわれた。しかし検査(血液、ウルトラサウンドなど)をしなければ治療も始まらない。とりあえずは静脈への点滴を2,3日するしかないということで、ペット君は病院に泊まり込んで点滴を受けた。その後に帰宅したのだが、翌日にはまだ症状が出ていたので再入院して3泊。やっと今朝退院。この一連の点滴入院で20万円以上はかかった。保険で半分以上はカバーされるそうだが、項目によってはカバーされない部分もある。

 

そして腎臓疾患の怖いところは、人間でもそうだが症状は改善できずに、状態を維持するだけということだ。食事も腎臓に優しいものだけに限定されることになるし、ペット君は歩くのはいいが、走るのはだめという。

 

ゴールデンレトリバーの平均寿命は10-12才といわれているが、腎臓が悪ければどう考えてもそこまでは生きられないだろう。病気が悪化すれば安楽死させるという選択肢もあるが、娘夫婦はそれは絶対にしたくない。ペット君はすでに彼らの息子なのである。

 

ここで考えてしまうのだが、ペットへは情が移る。そしてペットが死んでしまうと家族がつらい思いをする。それでも人はペットを飼い、責任をもって看取ることが必要なんだと痛感した。

 

ゴールデン・レトリーバーってどんな犬?性格としつけ方|アクサ ...

ゴールデンレトリバーはかわいいですよ。


ホンミョンボ

2024-07-12 07:38:52 | 日記

昨日から1か月ほどの休暇が終わり、出勤し始めた。ユーロ休暇でどこにも行かずに、自宅でサッカー観戦していたことは同僚たちはみんな知っているので、ユーロはどうなったと筆者がユーロ評論かのようになっている。そんなユーロも残るは来週月曜日の決勝だけとなった。24チームの大会だから3週間半でいいが、2026年WCの48チーム大会が怖い。

 

さて韓国代表監督にホンミョンボが決まった。結局そこにたどり着くのかという感じだが、要は年俸をそんなに払えないということでしょう。強化委員会のメンバーとして選定委員会のメンバーだったパクチュホが裏事情を暴露していてそれが面白い。

 

最終的に5人の監督候補に絞り込まれて、そこからは強化委員長が決めたそうだ。それならば強化委員会の役割ってなんだろう。パクチュホは最終的に決定されたことは後で知ったという。つまはじきだね。パクチュホの気持ちもわかる。彼はアモリムなどを候補としてあげていたそうだが、正直アモリムさんが韓国代表監督になるとは思えない。

 

給与を安くして年中韓国にいてくれる人となると、韓国人しかいない。その中でキャリアとしてはホンミョンボが最高だと思う。クラブチームでの監督歴も長い。天野純の移籍にはかみついていたけど。クリンスマンともめた後だから、ホンミョンボは最適解だと思うけどね。