サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

下剋上球児

2023-11-14 07:22:14 | 日記

TBSのドラマ、下剋上球児を見ているが、このドラマのストーリーは無理がある。鈴木亮平が演じている主人公は、高校教師の教員資格を持っているが、大学を卒業できなかったたまに教員免許を取得できなかった。どうしても教師になりたかったために教員免許を偽造して三重県の公立高校に採用されて、紆余曲折はあったが弱小野球部の監督を引き受けた。そして偽教師であることがばれて教師を退職して、その後に復活していくというお話である。

 

ドラマを見ていくうちに違和感がでてきた。

①なぜ教員免許を偽造するほどのリスクをおかしたのか。偽医者はたまにいるが、偽教師なんて聞いたことがない。

②大学卒業ができないと分かったのであれば、どうして留年して卒業しなかったのか。

③単位不足で卒業できなかったという設定になっているが、これが無理がある。単位履修の届を怠り、その結果単位不足になったのだが、大学に行った人ならば誰でもわかるが、こんなことはありえない。卒業単位が不足しないように多めに履修するものだ。この設定はあまりにも浮世離れしていて、ありえない。

④野球部の監督ならば教師でなくともできる。まあ、偽教師であるから学校を退職するのであり、それから野球部の監督だけ続けますというのは無理だが。

⑤そもそも教員免許とは素人が偽造できるようなものなのか?

 

 

教師を退職せざる理由は、家族の病気だとか、もっと現実的な理由を設定したほうがよかった。高校、大学の関係者はこのドラマをみて呆れていることだろう。