サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ガーナ戦 4-1

2022-06-11 08:32:23 | 日記

直前に来日してベストメンバーではないガーナは、1・5軍と言われていたが、それにしても弱かった。プレスも弱いし、モチベーションも低いように見えた。どんな試合でもちゃんと勝てるブラジルとはえらい違いである。

 

さて日本の4得点は、やっぱり個人技からである。特に三苫は1G1Aと大活躍で、ガーナは三苫対策を全然していなかったのでスルスルとざるのように簡単に抜かれていた。おまけに三苫のクロスのようなシュートをゴールにしてしまうGKのミス。なんとも弱いチームである。韓国はWCで同じ組なので興味深々だったのだろうが、これでは何の役にも立たない。

 

気になったのは山根と久保である。山根はSBとしては攻撃的でセンスもいい。ゴールも決めた。しかし時々信じられないようなあり得ないミスをして、それでピンチ、失点に直結することがある。今日の失点は何のプレスも受けていないのに、ミスキックでギフトパスをしてしまい、そこから失点。WCではこのようなSBは怖くて起用できない。

 

久保は今日はゴールも決めてまあまあだったが、やはりフィジカルが弱くボールロストが多い。他の攻撃の選手、堂安、伊東、三苫などと比べると、ボールロストが一番多いのは久保だろう。シュートチャンスになって相手に詰められと時に、そこでボールをキープしてフィニッシュまで行けという場面では、ほぼボールを取られてしまう。

 

久保は技術は高いのだろうが、フィジカルの弱さは致命的でマジョルカでポジションを失ったのも理解できる。それにフィジカルが弱いくせにボール離れが悪い。だからボールを取られる。見ていてイライラしてくる。

 

対戦相手にもよるだろうが、ここまでの3試合を見る限りでは、4-3-3にするならば、伊東、上田、三苫と並べて、中盤は遠藤がアンカー、インサイドハーフに堂安、鎌田。SBは右に酒井(早く復帰してほしい)、左に伊藤か長友。GKは権田、CBは板倉と富安(間に合うのかな)といったところか。

 

ただし、左SBに伊藤を起用するにしてもまだ守備に不安定さが目立つのが難点。CBの吉田は鉄板のようだが、富安が100点、板倉が90点とすれば吉田は70点くらいだ。本大会までに吉田をベンチにする決断が森保監督にできるかどうか。南野ではなく三苫がファーストチョイスと決断していると信じたい。

 

一生(ゴールが)入らないんじゃないかという自覚もあった久保君。シュートがDFにあたり軌道が変わったおかげのOGのようなゴールだったけど。