昨日の湘南対FC東京戦でハーフタイムに遠藤航がスタジアムに現れて、インタビューに応じていた。遠藤といえば、どうも浦和のイメージが強いが、湘南には2010-2015の6シーズンもいて、浦和には2016-2018の2シーズン半だけ。期間は湘南のほうが2倍だった。
今やブンデスリーガのデユエル王、代表の鉄板のアンカーとして飛ぶ鳥を落とす勢いだが、勘違いしてはいけないのはチームのシュツッツガルトは降格しそうだった下位チームということだ。チームキャプテンでボランチの遠藤ひとりでチーム全体の順位を上げるのは無理かも知れないが、そんなにいいボランチであればチームはもっと上の順位にいけるはず。
さて筆者は遠藤にはあまりいいイメージがない。特に浦和時代は3バックの右サイドを担当していて(多分そうだったと思う)、簡単に裏を取られたり、不用意にタックルにいって交わされてそこから失点という場面を何度もみた。なんという不安定なCBなんだとあきれたものだ。
それが今や代表の不動のアンカーで、WCメンバーにも鉄板として選ばれるだろう。2018年WCにも選ばれたが出場機会はなかったので、遠藤にとってはこれが本当の意味でのWCになる。ずいぶんと出世したのもである。
自分のミスから失点して、遠藤の苦み走った顔を見るのが常だったのに、同じ選手とは思えない大化けである。CBではなくボランチになったからそれがよかったのか。間違っても遠藤にCBをさせてはいけません。
偉そうに指示を出す遠藤航。