サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

小笠原の引退会見

2018-12-29 17:53:17 | 日記
小笠原の引退会見をみたが、クラブ愛を強調していて小笠原と鹿島の結びつきの強さがよく分かる。今でも解せないのは小笠原のメッシーナ移籍である。2006年~2007年のシーズンに10か月のレンタルでメッシーナでプレーした。正確には覚えていないが、鹿島は移籍に反対だったが小笠原の意思が強く、最後は練習拒否のような状況になって鹿島が折れたはずだ。だから10か月のレンタルなんて中途半端な方法だったのだろう。


しかしメッシーナの戦術と合わずに6試合に出場して得点1というパッとしない成績で2007年には鹿島に復帰。それみたことかと言われたどうかは知らないが、かなり忸怩たる思いはあったことだろう。


それから11年たって引退してもクラブに恩返しがしたいという気持ちなんだろう。同じように中田浩二も海外からの出戻りである。中田の場合はトルシェにそそのかされた感はあるがマルセイユで2シーズン、バーゼルで3シーズンと比較的長くヨーロッパにいた。鹿島に戻ったのが2008年だから小笠原と同じような時期だ。


ついでにいえば鹿島の出戻りの大将は柳沢である。2003~2005をサンプドリア、2005~2006をメッシーナと合計3年をセリアAにいたものの得点0。入れ替わりに小笠原がメッシーナに移籍している。その後鹿島、京都、仙台を渡り歩いた。不倫でコーチ辞任はご存知のとうり。


内田も出戻っているし、鹿島はクラブに貢献して選手の出戻りにはかなり寛容である。柴崎も早く戻って来い。