CWC 総括

最初から分かっていることだがCWCは大会としての存在意義がない、ミスマッチだミスマーケティングだと批判が多い。当たり前である。レアルとアルアインの決勝なんて誰も期待しないし、それでレアルが優勝したと言われてもああそうですかとしか言いようがない。鹿島が世界４位とか言っても愚の骨頂である。


さて今後のこの大会はどうなるのかを調べてみると今年の４月に２０２１年からコンフェデレーションカップを廃止して、CWCを４年ごとに開催して２４チームが参加、３１試合となると報道された。予定ではワールドカップの前年の６月に１８日間で開催ということだ。


ただこの時の報道ではFIFAがこのようにするだろうという予測であったし、正式なFIFAの決定ではなかった。今年の１０月２６日にESPNが報じた内容では、日本のソフトバンクを含む投資家連合が２０２１年からの新しいCWCとFIFAが他に計画している８か国参加のミニワールドカップの２つの大会に総額２兆８０００億円を出資する申し出をFIFAにしたが、UEFA会長がこのFIFAのプランに否定的である。


ミニワールドカップはともかくとしてCWCは２４チームの中にUEFAから最低１２チームの参加を予定していて、UEFAの協力がなければ開催できない。また投資家連合はFIFAとUEFAの意見の合意がなければ出資できないとコメントを出している。


つまり現段階ではどうなるのか全く白紙であるといえる。現在のフォーマットのままで来年も開催されるのか、開催地は噂のように中国なのか、あるいは２０２１年に開催するのか。プレワールドカップという性格を持たせるならばカタールでの開催ということになるが、それでは６月開催は無理である。

もうわけが分からないのである。