モロッコ対ポルトガル 1-0。
前半はポルトガルがボールを支配して、モロッコがカウンターだったが、モロッコはフィジカルが強くそしてハードワーク。またタックルが激しくその結果ファールも多く取られる。しかしDFな固い。
前半42分にはモロッコの長身FWの驚異的なジャンプからヘッディングシュートが決まり、モロッコが先制。モロッコは空中戦が強く、単なるカウンターではなく推進力も強い。驚異的なチームだ、
後半にCR7を投入してポルトガルはギアを上げるが、シュートが決まらない。後半の最後の20分くらいはポルトガルが攻め続けたが、モロッコが守り切り逃げ切った。これがWC最後の試合であろうCR7は試合終了後に速攻でロッカーに引っ込み、通路で号泣しているシーンが配信された。
今大会では5試合でPKによる1点のみと、活躍できなかったCR7はおそらく代表も引退だろう。そしてクラブもサウジに行くと言われているので表舞台から消えることになる。最近はクラブともめてばかりいるイメージだが、CR7とメッシの二人がいないWCはとても寂しい。
スタンドのファンから水をかけられたCR7.
イングランド対フランス 1-2.
イングランドがボールを持って、フランスはカウンターが中心。どうちらもさほどハイプレスしないので、あまりガツガツした試合にはならなかった。フランスは前半17分にチュアメニのミドルが決まり先制。DFの足を抜いてGKにはブラインドになった。
後半54分にはサカがドリブルで仕掛けてPKを取り、これをケインが決めて1-1。しかし78分にグリーズマン→ジルーのヘッディングシュートが決まり、フランスが勝ち越し。なんだかんだといってもしっかり決めてくれる長身FWほど頼りになる。
84分にはPA内でマウントが押されてVARチェックになり、イングランドがPKをもらった。フランスは2本もPKを献上したことになる。しかしケインが見事にふかしてはずしてフランスが逃げ切った。その瞬間ムバッペがあの丸い顔で満面の笑みを浮かべた。
フランスとイングランドは戦力的には同じようなもので、しかしいつもフランスが勝つ。この試合ではDFが固い相手にはいくらムバッペとデンベレでも簡単には抜けない。最後に依存するのはジルーのヘッディングシュートになる。ちょっと工夫が足りない。まあ勝てればいいのか。
イングランドのメディアは毎回最強のチームだから優勝も可能と豪語するが、もう20年くらいそんなフレーズを聞いている。
痛恨のPK失敗。
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