２－０だから快勝と言えるのだろうが、日本の決定機はもりだくさんだったのに、枠外だったりバーにあてたり、GKにセーブされたり最低４－０にはできた試合だった。後半途中から出てきた細谷と佐藤はひどかった。細谷はオフサイドを気にしていないし、クロスに合わせられない。そして細谷は柏でも今シーズンまだゴールはゼロ。佐藤はドリブルと切り返しは上手いのにシュートが入らない。後半ATのシュートが決まっていれば得失点差で韓国を上回ることができたはずで、致命的な失敗。
前節から７人変更したんだし、この試合で先発した選手たちは次節は先発しないだろう。つまり松木と細谷は次節で先発なんだから出す必要はなかっただろう。藤尾はよかったしもっとプレーがみたかった。前線でのアバウトなハイボールでもちゃんと収まるし、ドリブルも上手い。さすが町田のエースである。細谷と比べると雲泥の差だ。順番から言えば準々決勝では藤尾が先発だから期待できる。
アンカーに起用された山本は攻撃面では貢献したが、守備が雑だ。判断が遅いし、やたらと主審への文句が多い。キャプテンマークを付けていたからクレームする役目なんだろうが、文句が多くてイエローカードの危険もある。
VAR判定で２回も不利となった。前半のPK取り消し、後半のゴール取り消し。じっくりとVARで見られると判定どうりなんだが、この２回のうち、どちらかが日本に有利の判定だったらもう１点取れていた。
韓国戦は勝ち点６どうし、得失点差も同じで、引き分けであればPK戦になるという。すっきりと勝てば１位抜けできて準々決勝でカタールを回避できる。もしA組の２位がインドネシアであれば準々決勝は楽勝だろうが、カタールでは難敵。仮に引き分けでPK戦負けなんてなれば佐藤の責任は重大。
韓国対中国のハイライトをみたが、韓国はDFラインが不安定でミスで決定的ピンチを２回も招いていた。中国は決定機が多かったが全部だめ。日本は韓国のDF相手ならば楽勝のようにも見える。
