パリ五輪を兼ねた大会が開幕。１６チームで３位以上が五輪出場権を得て、４位がアフリカとのプレーオフに回る。なかなかタフにレギュレーションである。日本はB組だが、A組の１位、２位とたすき掛けで準々決勝と対戦する。A組はカタール、オーストラリア、ヨルダン、インドネシア。インドネシアが２位以上になることはないだろう。
夕べの開幕戦はオーストラリア対ヨルダン。多分カタールが１位抜けと予想すると、この試合が２位を決める試合となる。実際にカタールはインドネシアに２－０で順当勝ちした。例えばカタールが１位、オーストラリアが２位ならばB組で日本が１位抜けならば準々決勝ではオーストラリアとあたる。
オーストラリア対ヨルダンは、前半はオーストラリアがボールを保持したものの決定機を作れない。後半にヨルダンがギアを入れてきて圧をかけ、ロングボールを放り込んできたものオーストラリアがよく守った。残り２０分くらいにヨルダンが退場者を出して、そこから試合は膠着してしまい結局０－０でドロー。
どちらも守備は固いが、攻撃に工夫がない。セットプレーさえ注意していれば怖くない。しかしこのセットプレーが日本は弱いのでとにかく先制点をあげて相手を焦らせることが重要。オーストラリアもヨルダンもワールドクラスの選手はいないし、大したことはない。
しかしよく考えてみればワールドクラスの選手は、ヨーロッパのクラブにいるとするならばシーズン後半の大事な時期にこんな大会には出てこない。